繋がり
真君視点です
(そろそろ前書きになに書こうか考えるのが辛くなってきた-W)
なんだこれは・・・・・・・・?
僕たちは3階に来てすぐに中々にシュールな光景を発見してしまった。関西弁でやたらとわめき散らしている男が床にはまっているのだ。
「一体何がどうなったらこうなるんだ?」
その声が聞こえたのか床にはまっていた男がこちらをむく。
「おう!そこのお二人さん!ちょっとこっから出んの手伝ってくれへんか?一人じゃとても出れんくてなぁ。」
とりあえず手を引っ張って抜け出すのを手伝ってやる。
「よっこいせっと!」
なんとか出ることができてからお互いに向かいあう。
「あんがとな!ワイはこの学校で風紀委員長をやっとった坂井 汐ってもんや。」
「この学校で!?」
つまりこの坂井 汐と名乗った男はこの学校の生徒だったことになる。
「おぉ、一応この学校でおったんじゃが・・・・・・お前さんらは?」
そう言われて自己紹介がまだだったことに気づく。
「ごめん!俺は 真だ。よろしく」
「私はカナ。よろしく。」
二人の自己紹介を聞き坂井 汐が手を差し出す。
「おう!よろしくの!」
僕はその手を握り返した。
「「!?」」
その瞬間また僕の、いや、僕たちの意識は飛んでいった。
「真ってゆーんか!よろしくな!」
「こちらこそよろしく。汐君。」
小さな僕と汐君が手を握っている。
そこで、僕たちの意識は覚醒した。
「真・・・・・?」
「汐君・・・・・・・?」
そして、お互いの顔を見て笑い転げた。
「お互いもう知り合いじゃったのか。」
「そうみたいだな。」
カナだけが訳もわからずにポツンと突っ立っている。
「にしても、汐君はちょっとなぁ・・・・・ワイのことは汐って読んでくれや。」
「了解!よろしくな!汐!」
こうして俺と汐はもう一度手を握りあった。
次回は少し説明口調になるかもしれないですね笑