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食堂

下手ですが、ほんっっっっっっっっとうに少しだけバトルシーンか有ります(笑)

食堂




「良かった、やっぱり食堂ならご飯があるのか。」


食堂につくと目に入ったのは食堂のおばちゃんがせっせと働いている姿・・・・・・・ではなく、自動販売機だった。自動販売機といってもボタンを押すだけで選んだ食べ物が出てくるという、自動販売機だ。そこで、僕はカレーを、カナはうどんを選び机に座った。


「そう言えば・・・・・・」


カナがなにかを思い出したように話し出す。


「変な奴がいたのよねー。」


「変な奴?」


僕は心当たりが無くそのまま聞き返す。


「なんかフードで顔は隠してたけど男だと思う・・・・・・私が保健室に入ろうと思ったらぶつかってきて・・・・・・」


「それで?」


「そのままどっかに行っちゃったんだけど。」


どこかにって・・・・・・


「その人、私の記憶の鍵を持っていたみたいなんだよね。」


「!?」


その言葉に反応する。


「それ、ほんと!?」


「だって、その人とぶつかった後にそこにこのゴムが落ちてることに気づいたんだもん。」


カナは髪の毛を結んでいるゴムに手をやって言う。カナは記憶を取り戻してから僕が誕生日にあげたんだと言うゴムをしている。


「・・・・・・それが本当だったら・・・・・・」


とんでもないことになる。


「どうしたの?」


「僕たちが記憶を取り戻すのを邪魔するやつなのかもしれない。」


いや、そう決めつけるのは短絡的かもしれない。もしかしたら誰かが鍵を持ってたらその鍵と交換しよう。というだけなのかもしれないが。


「どちらにせよ鍵は早く探さないとな。」


一人で納得している僕を見てカナが怪訝そうな顔をする。


「どうやったらそれか鍵だってわかるのよ?」


なるほど、もっともな指摘だった。


「鍵がどうかを見分ける方法・・・・・・・か・・・」


正直、まだ、何が鍵なのかよくわかっていない。だから結論を出すのは早いだろう。それをカナに伝えるとカナは納得してくれた。


「じゃあ次はどこに行こうか。」


話をしてるうちに2人ともご飯を食べ終わっていたので洗い場に向かいながら言う。


「そうねぇ、じゃあ次は・・・・・・・・・」




3階 廊下


「・・・・・・・なんだ?お前・・・・・・・」


学ランをきちっと着た男がフードの男を睨み付けている。


「・・・・・・・・・・」


それに対して男はだんまりを貫いている。


「ワイがようやく記憶の鍵見つけた思たら横からかっさらって行きおって・・・・・・・ワイの記憶の鍵返さんかい!」


学ランを着た男はフードの男に飛びかかるもヒラリとかわされてしまう。そして、そのまま足を踏み抜いてしまい、動けなくなった。


「ちぃ!」


そのまま逃げようとするフードの男に向かって吠える。


「待たんかい!このドアホォ。」


しかし、フードの男が走り去った後の廊下は延々と暗闇が広がっているだけだった。

ついに更なる新キャラ登場!


まぁ、しばらくは新しいキャラを出す予定は(今のところ)ありません。(笑)


この関西弁の男は一体どんな活躍をするのか?


ご期待ください!!

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