探索
なんとか4話が書き終わりました。明日は今まで出てきたキャラの情報をまとめたいと思います。
ガタガタ ガタガタ
「鍵がかかってるみたいだね。」
僕たちは職員室に来ていたが職員室には鍵がかかっていた。
「これじゃあこの学校について調べるどころじゃないよ。」
「どうしようかな・・・・・・・・」
隣では女の子が難しい顔で考え込んでいる。
「どうしたの?」
不思議に思い問いかけてみる。
「ねぇ、これって・・・・・・・」
女の子の見ているものを見てみるとそこには学校の見取り図のようなものがあった。
「『木霊学園』・・・・・これがこの学校の名前なのかな?」
とりあえず学校の名前はこれでわかったんだけど
「この学校・・・・・少し広すぎやしないか?」
見取り図には8階建ての学校の全ての場所が書かれていた。
「8階建てって・・・・・・」
さすがに彼女も驚きで声が出ないようだ。
「こうなったらしらみ潰しに探していくしか・・・・・・・」
「食料とかどうするの?私たち何か食べないと生きていけないのよ!?」
そうだった・・・・・・その問題を忘れていた。
「そういえば今は何月何日の何時なんだろうか?」
何月何日かはともかく何時かは知っておきたい。
「とりあえず時計がどこにあるかは知っときたいね。」
二人で頷きあい僕たちは歩き出した・・・・・
「ってどこにいこっか?」
どこにいくか決めてなかった。
「とりあえず色んな教室回ってみよーぜ。」
と言ったのは良かったものの・・・・・・・
「何で全然空いてねーんだよ!」
1階、2階と全ての教室に鍵がかかっていた。
「この感じじゃ8階まで基本空いてる教室なんてねーんじゃねーか?」
これからどうしようか?と頭をひねっていると
「そういえば真君ってどこで目がさめたの?」
と女の子が聞いてきた。
「俺は体育館で目が覚めたけど・・・・・」
「そこならあるんじゃない?時計が。」
そういえば・・・・・確認はしてなかったけどあるかもしれない。
「じゃあ行ってみようか、体育館へ。」
体育館
「10時57分か・・・・・」
緑のパーカーを被った男が時計を見上げていた。
「・・・・・・鍵は一体どこにあるんだ?」
男は回りをキョロキョロと見回しながら呟いていた。
「一刻も早く鍵を見つけないと・・・・・・・」
他の奴が記憶を取り戻さないように・・・・・
新キャラ登場です。このキャラが後々どんな働きをするのか、そして、なぜ鍵を集めるのを邪魔するのか?是非是非期待しておいてください。