消えた真
1日一回ほんときつい!!やりたいことややらなきゃならないこと多すぎ(笑)でもここからがおもしろいところなんやし頑張らないとね(笑)
「私と付き合ってください!」
私は目の前にいる男にそう言った。私は彼のことがずっと好きで今日、ついに告白したのだった。
「・・・・・・・・・・」
目の前にいる男、真は少し考えてから
「俺でよければ・・・・」
と、口の中でモゴモゴ呟いた。どうやら照れているようだ。そんな真を可愛いなと思いながら、私は幸福感に浸っていた。
こんな記憶を見ていなければあるいはかすかにしていた音ーーーードアを開けるような音ーーーーーにも気がついたかもしれない。
しかし、この時の私は嬉しさのあまり気づくことができなかった。
そして、真がいなくなったことに私たちが気づいたのは30分もたった頃だった。
私たちは職員室の入り口で真を待っていたけれどいつまでたっても真が来ない。おかしいと思って真が鍵を探していた所を探してみるがやはり真はいない。
ふと、机の上を見ると
「探さないでくれ」
と書かれたメモがあった。
(どういうこと?)
私は真に何があったのかわからなかった。そして、真をどうするべきかも。
(真をどうしたらいいんだろう?探さないでって言ってるんだから探さない方がいいのかな?でも・・・・・・」
正直心配で仕方がなかった。だから
「真を探しにいこう。」
と言ってくれた汐君の言葉が嬉しかった。
「うん、絶対捕まえてなんでこんなことをしたのか聞き出してやるんだから!」
私たちはそう誓い、職員室を後にした。
ざっ、ざっ、ざっ、
誰かが来る。
「何だ?お前は。」
ふと顔を上げると そこにはフードを被った男がいた。
(コイツが・・・・・・)
カナたちの言っていたフードの男か・・・・
俺は何も言わずにフードの男を睨み続けた。