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絵本

もしかしたら1日一話って以外と難しいかも?もしかしたら予告も無しに1日一話がなくなるかもしれませんね(笑)

体育館


「くっそー・・・・・ねぇなぁ・・・・・・」


僕たちはまた体育館に来ていた。なぜかと言うと・・・・・・



1時間前



「そういや、カナちゃんが目覚めた場所は保健室なんか?」


「そうだけど、それがどうしたの?」


「んじゃあ、真が目覚めたのは?」


「僕は体育館だったけど・・・・・・」


「んじゃあ、ゴキブリ見つけたんも体育館か?」


「いや?」


ゴキブリを見つけた・・・・・というよりも踏み潰したのは2階の廊下だった。体育館ではない。


「んー・・・・・・・」


汐は難しそうな顔をして何かを考えているみたいだ。


「もしかすると・・・・真の記憶の鍵は体育館にあるかもしれんぞ?」


「なんで、そんなことを言えるんだ?」


「やって、カナちゃんは目覚めた保健室に記憶の鍵であるゴムがあったって言うとったし、ワイも目が覚めた生徒会室でこれ見っけたしな。」


そう言って腕にぶら下げている風紀委員の腕章をつまみ上げる。


「偶然じゃない・・・・・・と考えるのが普通だな。」


おそらく、この「自分探し」では最初の記憶がすぐに取り戻すことができるようになっているのだろう。


「んじゃあ、体育館に行ってみるか。」



と、そう言って体育館まで来たのは良いのだが。


「鍵はどこにあるんだ?」


体育館には隠すところが無いようで、実はかなりある。そのせいで探すのにかなりの時間を必要としているのだった。


「一体どんなものなのよ。」


むこうの方ではカナが、ぶつくさ言いながら探しているし、あっちでは汐が黙々と探している。


「こっちの方にあるのかもしれねーな。」


僕はそう呟き、体育倉庫の中に入っていく。


「俺の記憶の鍵はどーこだ?っと・・・・・」


片っ端から色んな物に触れていく。


「ん?」


特に記憶の鍵だと言うわけでも無いが気になるものがあった。


「絵本・・・・・?」


パラパラとめくってみた。しかし、一ページ目~5ページ目以外は白紙だった。


「えーっと?なになに?」




あるところに記憶を失った5人の人がいました。


5人の人は物語を5等分して持つことにしました。


そして、それぞれ記憶を探す旅にでました。


しかし、記憶を見つけて行くうちに


一人は発狂し


一人は悲しみに明け暮れ


一人は離れて行き


一人はうろたえました。


それを見た最後の一人は全ての記憶を取り戻すことを恐れ、最後の記憶を見つけることを拒みました。



絵本にはここまでしか書かれていなかった。しかし、



「気のせいだよな?」


荒い絵で描かれている人の着ているものが、二人はよくわからないけど、一人はフード、一人はワンピースのミニスカート、一人は学ランを着ているように見えた。


「まさかな・・・・・」


僕は頭の中に浮かんできた可能性を否定するかのように頭をふった。


まさかこの絵本に書かれているのが僕たちの訳がない。


よね?

最近ものすごく眠いです。これから盛り上げていきたいなぁと考えていますので応援よろしくお願いしマッスル!!

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