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絶望の底から  作者: 夜桜るーな
第1章 新しい風
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ep.12 日曜日

今日は日曜日、いつものようにすごそうと思っていた。あのメールが来るまでは...


【日曜日暇だったらお出かけしない?】


金曜日、美来と連絡先を交換した日の夜、彼女からこんな連絡がきた。もちろん、俺は部活には入っていないのでダラダラしようかなと考えていた。しかし、せっかく再開したので遊びたい気持ちもあった。だから、俺はひとつ返事でおっけーした。


待ち合わせの15分前についた俺。さすがに早すぎたかな?と思っていると後ろから声が聞こえた。


[翔っー!おはよ〜!]


[おう美来、おはよ─]


彼女に挨拶をするため後ろを向いた俺、彼女を見た瞬間固まってしまう。


[翔どうしたの?]


[あっ...いや...なんでもない...]


頑張って絞り出した声は情けないものだった。今日の美来の服は、両肩が出てるピンクの服にロングスカートといった可愛いの詰め合わせだったからだ。


[どう?私の服?]


[可愛いよ、マジで]


緊張のあまり倒置法になってしまった。デート?はこれからなのに。


[どこ行きたい?]


[じゃあ映画みたいっ!気になるものがあるんだ〜]


と笑ってみせる美来。天使顔負けレベルだろこれ...。ちなみに今日は何がしたいとか考えてないから美来の行きたいところに行くという感じだ。


[映画か...最近見てなかったしいいね]


[でしょ!早速行こう!]


と言うと美来は俺の手を握って歩き出した。


[み...美来?]


[いいでしょ?今はデートなのだから]


いたずらっぽく笑う美来...許す。その後、映画を堪能した俺たちは昼ごはんを済ませてから買い物やゲーセンなどを満喫した。


一通り楽しんだ俺たちは時間も時間なので帰ることにした。しかし、美来がいきなりその場でうずくまったのだ。


[ごめん翔...足くじいちゃった...]


[いや大丈夫だ。少し休憩しよっか]


体調が悪くなったと思ったが大丈夫そうで安心した。公園に行くのはさすがにキツイので裏路地に入ることにした。


[翔、今日はありがとね。私とっても楽しかった!]


[俺もだ。ありがとう誘ってくれて]


美来の足が治るまで雑談した俺たち。裏路地を出ようとすると後ろから声をかけられた。


[いい雰囲気ですね〜お二人さん?俺の前でイチャつくとはいい度胸だ]


影から出てきた人物。それは俺が今最も会いたくない人...


[秋山...何故ここにいる]


しかも手には金属バットを持っている。


[いや〜?歩いてたら俺のおもちゃが楽しそうに歩いているのを見つけたからちょーっと遊んであげようかな〜って]


[誰がお前のおもちゃだ勘違いするな]


逃げたいところだが美来の足のことも考えると追いつかれる。だから俺が取れる選択肢は1つ─


秋山の相手をするしかない─


多分、いつかデートの細かい話も出すと思います...いつか...

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