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ユートピア・オンライン〜ゲーム初心者の私が世界最大級のオンラインゲームに誘われたら〜  作者: 森の番人
第二章「Welcome, Gathering Place」

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第五十六話

 イベントが開始後に転移して目を開けたら文明レベルが落ちた拠点にいて、さらにはそこの兵隊さんに発見されるや否や怒られてしまった。

 周りを見てみると何人かの兵士が2人1組で拠点の外側らしきところから迫ってくるモンスターを剣やら槍やらで討伐もしくは撃退をしている。


「みんなまとまって転送ってわけじゃないのか。襲ってきたモンスターを撃退しつつみんなを探しに行くしかないか。」


 まずはこの拠点の中央付近に向かおうと思って正面を見ると誰かがこちらに向かって走ってきているのが見えた。

 より注意して見てみるとふりふりな服装をした小さな可愛らしい見た目をして顔の高さまであるような杖を両手で握ったまま涙目で向かってくる。

 ぱっと見が一昔前の魔法少女のような装備の少女の背後には先ほど兵士たちが相手していたトカゲのモンスターよりも痛々しい鱗を身につけた四足歩行のワニの見た目をしたモンスターを引き連れていた。


「魔法少女が使い魔に逆襲されているだと!?」


「違いますよぉ!普通に襲われているんですよ。助けてぇくだじゃい。」


 思い出した。イベント開始前の顔合わせで前に会った男の方に視線がいっていたのでうっすらだけど何人かいた男の仲間の1人だ。

 あの時は誰もが喋らずに無反応でありおとなしい可愛い系かと思ったけど目の前で涙と鼻水を垂らしながら泣きじゃくって私の背中に隠れている残念系の人だ。


「あの、背中にぴったりとくっつかれても戦えないので困るのですが。」


「すみません。怖そうな仮面をつけていて強そうだと思ったのでつい隠れてしまいました。あ、敵、敵が来ました。私は見ての通り後衛職なので前衛はよろしくお願いします。」


「ははは、了解。この見た目カッコよくて好きなんだけど怖いんだ。」


 腰につけていた短剣を引き抜いて盾を構えてモンスターの突進を受け止めてみることにした。

 装備を新調してステータスもそれなりに上がったので敵の攻撃を正面から受け止めることが出来るのかを試してみたくなった。


「あ、やっぱ無理。」


 私のステータスは力をそれなりに上げてはいるものの敵の攻撃を耐えて受け止めるための耐久値はそれほど上げていないのでこのままだと受け止めきれずに吹き飛ばされてしまうので体を少し傾けて攻撃の向きを強引に変更させる。

 そのまま追撃をしたいところを我慢して次にこちらに迫ってくるモンスターに集中する。

 次のモンスターは先程の個体とは違い屈強な顎を大きく開いて噛みつき攻撃をこちらの頭に向かってやってくるので死角になる顎下に潜り込むついでに片手剣をその場に置くようして相手の勢いに負けないように強く固定する。

 それであとは勝手にモンスター自ら斬られてに行ってくれる。

 そして、相手は強くはないのか爆散して倒すことに成功する。


「突進などの攻撃は強力だけど防御面は簡単に斬れるし、HPも高くもない。拠点にたくさんのモンスターいるっぽいしたくさん倒せるような感じにしているのかな?」


「ちょっと他にもこっちに来ているやつらいるから頑張って動いてよ!」


 魔法少女ちゃんが杖から光る球を生成してそれをモンスターにぶつけて爆破する攻撃をしながら再度涙目で戦えと訴えてくる。

 ソフィアちゃんとは違う魔法少女の正統派のスタイルで戦っているのが気になるがこいつらを早く倒してみんなと合流をしないといけないので渋々モンスターを倒していく。


「これでおしまいっと。見た目と違って意外と弱かったな。魔法のアシストありがとう、ええと。」


「アンよ。このイベント中だけだと思うけどよろしくね。あなた名前は?」


 肩までの長さで揃えた髪をかきあげる仕草が大人ぶる少女っぽくてなんか面白い。


「私はサイレント。この場で立ち話もなんだしとりあえずみんなを探しながら話そ、魔法少女アンちゃん。」


「これは魔法少女じゃなくて魔導士なんだけど。。。みんなこの装備だと魔法少女って言ってくるのよね。ハヤトもそう言ってくるし。。。」


 そのフリフリな装備は魔導士には絶対に見えないと思うけど何か気にしているらしい。その困り顔を見るだけで魔法少女感が更に増しているのだけどね。


「アンが来た方とは逆に進んでみようか。勘だけどあっちの方に誰かいそうな感じがあるからね。行くよ〜。」


「初対面の人に勘で動こうて言われると信用できないのだけど。ちょっと置いていかないで。」


 こういった手合いは強引に進んでいけば勝手についてきてくれるので思った方に進んで探してみよう。

[以下筆者の感想]

ちょっと中途半端だけどここで更新。

前の話を投稿して1万pvを達成しました。ブックマークしてくれる方も増えて頑張って書いていこうと活力が湧いてきています。

ここ最近投稿頻度が減っているのは面白い漫画を見つけて読むことに集中しているのと、今後の展開があんまり思いついていないためです。

ですが、おおまかな流れは考えてるので少しずつ投稿していこうと思います。


他の作品のURL

・Dear Labyrinth_親愛なる迷宮_漆黒の影と神の使徒

https://ncode.syosetu.com/n8193fh/

・少女は魔法を夢見る

https://ncode.syosetu.com/n9741iq/

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