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ユートピア・オンライン〜ゲーム初心者の私が世界最大級のオンラインゲームに誘われたら〜  作者: 森の番人
第二章「Welcome, Gathering Place」

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第四十四話

「あーあ、結局ギルドマスターになっちゃった。ギルドがイベントとかでいい成績になればリーダーとして名前が知られてしまうじゃん。静かにゲームしたいのにな。」


 ギルドを結成してから、みんなでソフィアを新しい街まで護衛して連れていくぞ!とルイスが言い出して4人でパーティーを組んで寄り道をしながらフィールドを彷徨い歩いた。

 後衛の人が1人増えたことで色んな補助を受けることが出来てどんな敵でも倒せそうなぐらい強くなったと錯覚してしまいそうだった。

 本来であれば、もっとしっかりとパーティを組んでいれば、もっと強くなれて戦闘が楽になるはずであるのだけど、そこまでがっちりと組むつもりはないので仕方がない。


「ギルドの事もそうだけど、なんか外がうるさいな。なんだろう。」


 ベッドから起き上がって、ベランダに出るための窓を開くとより一層騒音が大きくなる。どこでだと思ったら少し離れた先にある、引っ越してきた時から空き地の場所でむさくるしい現場の人達が重機で何か作業をしていた。

 こんなうるさい中で家でゆっくりとは出来ないし、最近はゲームばかりしていたので体が所々に違和感がある。いわゆる運動不足だろう。


「流石に外に出て少しでも体を動かせって、自分の体に怒られているのかもしれないな。」


 そう思ったので、机の上に無造作に置いていた財布をポケットに入れてから玄関に行き外に出る。

 今の時刻は昼前であるので、どこかで適当に昼飯を食べつつぶらつくのはありだと思う。


「やっぱり外に出るとかなりうるさくて仕方がないや。麗香の家に避難するのはありだと思うけど、ここからだと電車で一時間以上、車で30分ぐらいだから遠すぎる。」


 そう思ったので少し店が多い方へと向かうのはありだと思う。

 適当に歩いて向かう中で何か考え事でもしながら行こうかなと思っていたが天気がかなりよく心地よいので頭がぼーっとしてよく頭が回らない。

 こんな平和な日があってもいいだろうなと。

 歩いて十数分するとチェーンが多く立ち並ぶ私がよく使う駅から一駅先までやってきた。

 平日の昼間ってことで人はそれほど多くはないと思っていたら、老人だけでなく暇を持て余して婦人同士のものや、同じく学生のような雰囲気を感じる人などが以外にも多くいた。

 みんな暇なのだろうか?


「人が多いところに来ると家でのんびりしたいと思い始めてしまうのは私だけなんだろうか。」


 少し先に見えるカフェは外にテラス席があって、若いカップルの女の方が男の口にポテトを持って行って食べさせているというテンプレのようなことをしていたり、スーツを思いっきり着崩しまるで放心状態かのように仕事をさぼっているサラリーマンがいる。

 そのカフェの向かい側には個人経営であろう小さなコンビニがあり、入り口付近で携帯を両手で持ち困った顔をしながら辺りをキョロキョロしているブロンド色の髪をした女性が立っている。日本人というわけではない顔立ちかつ、この辺りですごく高そうなサングラスや服を着ている外国人のようだ。

 ちょうど小腹が空いたのでそこで買い物をしようとしていたけど近づくと絶対に話しかけられそうだな。私英語とかあんまり勉強していないから話なんてもってのほかなのだけど。

 面倒ごとに巻き込まれやすいからついついそんなことを考えてしまうけど、人はそんな何度も巻き込まれるなんてことはない。

 なので、揚げ物でも買いに行こう!


「あの~、すみません。ちょっとお聞きしたいことがあるのですが。」


 前言撤回。人は息をしているだけで面倒ごとに巻き込まれるのだ。


「この辺りにこのぐらいの身長をした金髪の女性を見かけませんでしたか?私の子供なのですが、少しトイレに行っている間にどこかに行ってしまったみたいで。」


「向かうから来たのですが、見てはいないですね。手に持っているスマホで連絡は取りましたか?」


 巻き込まれてしまったからには少しぐらいは協力をしてあげるかな。


「はい、連絡してみたのですが繋がらなくて。まだあの子こっちに慣れていないのに大丈夫かしら。」


「こっちに慣れていないとは、最近こちらに引っ越してきたということですか?」


「ええ、ここから少し離れたところに移ってきたのです。なので、土地勘?というのですか娘も私もわかっていないので、心配で。」


(人探しなんてゲームの代名詞よ!って麗香がいつも言っていたけどそれをリアルに持ってこないでほしいなぁ。警察とかの仕事なのに。)


 目の前の女性は子供がいるような年齢には見えないし、子供の身長は私よりも少し大きいぐらいなのでそれなりの歳なのだろう。

 若さは人それぞれ不平等に与えられているのだろう。


「ええと、探すのを手伝いましょうか?」


「本当ですか?ありがとうございます。」


「それで、娘さんの特徴をもう少し詳しく教えてくれませんか?金髪と身長だけだと分かりづらいので。」


 そういうと女性はスマホを操作して画面を見せてきた。

 映っているのはみーになっちゃった。ギルドがイベントとかでいい成績になればリーダーとして名前が知られてしまうじゃん。静かにゲームしたいのにな。」


 ギルドを結成してから、みんなでソフィアを新しい街まで護衛して連れていくぞ!とルイスが言い出して4人でパーティーを組んで寄り道をしながらフィールドを彷徨い歩いた。

 後衛の人が1人増えたことで色んな補助を受けることが出来てどんな敵でも倒せそうなぐらい強くなったと錯覚してしまいそうだった。

 本来であれば、もっとしっかりとパーティを組んでいれば、もっと強くなれて戦闘が楽になるはずであるのだけど、そこまでがっちりと組むつもりはないので仕方がない。


「ギルドの事もそうだけど、なんか外がうるさいな。なんだろう。」


 ベッドから起き上がって、ベランダに出るための窓を開くとより一層騒音が大きくなる。どこでだと思ったら少し離れた先にある、引っ越してきた時から空き地の場所でむさくるしい現場の人達が重機で何か作業をしていた。

 こんなうるさい中で家でゆっくりとは出来ないし、最近はゲームばかりしていたので体が所々に違和感がある。いわゆる運動不足だろう。


「流石に外に出て少しでも体を動かせって、自分の体に怒られているのかもしれないな。」


 そう思ったので、机の上に無造作に置いていた財布をポケットに入れてから玄関に行き外に出る。

 今の時刻は昼前であるので、どこかで適当に昼飯を食べつつぶらつくのはありだと思う。


「やっぱり外に出るとかなりうるさくて仕方がないや。麗香の家に避難するのはありだと思うけど、ここからだと電車で一時間以上、車で30分ぐらいだから遠すぎる。」


 そう思ったので少し店が多い方へと向かうのはありだと思う。

 適当に歩いて向かう中で何か考え事でもしながら行こうかなと思っていたが天気がかなりよく心地よいので頭がぼーっとしてよく頭が回らない。

 こんな平和な日があってもいいだろうなと。

 歩いて十数分するとチェーンが多く立ち並ぶ私がよく使う駅から一駅先までやってきた。

 平日の昼間ってことで人はそれほど多くはないと思っていたら、老人だけでなく暇を持て余して婦人同士のものや、同じく学生のような雰囲気を感じる人などが以外にも多くいた。

 みんな暇なのだろうか?


「人が多いところに来ると家でのんびりしたいと思い始めてしまうのは私だけなんだろうか。」


 少し先に見えるカフェは外にテラス席があって、若いカップルの女の方が男の口にポテトを持って行って食べさせているというテンプレのようなことをしていたり、スーツを思いっきり着崩しまるで放心状態かのように仕事をさぼっているサラリーマンがいる。

 そのカフェの向かい側には個人経営であろう小さなコンビニがあり、入り口付近で携帯を両手で持ち困った顔をしながら辺りをキョロキョロしているブロンド色の髪をした女性が立っている。日本人というわけではない顔立ちかつ、この辺りですごく高そうなサングラスや服を着ている外国人のようだ。

 ちょうど小腹が空いたのでそこで買い物をしようとしていたけど近づくと絶対に話しかけられそうだな。私英語とかあんまり勉強していないから話なんてもってのほかなのだけど。

 面倒ごとに巻き込まれやすいからついついそんなことを考えてしまうけど、人はそんな何度も巻き込まれるなんてことはない。

 なので、揚げ物でも買いに行こう!


「あの~、すみません。ちょっとお聞きしたいことがあるのですが。」


 前言撤回。人は息をしているだけで面倒ごとに巻き込まれるのだ。


「この辺りにこのぐらいの身長をした金髪の女性を見かけませんでしたか?私の子供なのですが、少しトイレに行っている間にどこかに行ってしまったみたいで。」


「向かうから来たのですが、見てはいないですね。手に持っているスマホで連絡は取りましたか?」


 巻き込まれてしまったからには少しぐらいは協力をしてあげるかな。


「はい、連絡してみたのですが繋がらなくて。まだあの子こっちに慣れていないのに大丈夫かしら。」


「こっちに慣れていないとは、最近こちらに引っ越してきたということですか?」


「ええ、ここから少し離れたところに移ってきたのです。なので、土地勘?というのですか娘も私もわかっていないので、心配で。」


(人探しなんてゲームの代名詞よ!って麗香がいつも言っていたけどそれをリアルに持ってこないでほしいなぁ。警察とかの仕事なのに。)


 目の前の女性は子供がいるような年齢には見えないし、子供の身長は私よりも少し大きいぐらいなのでそれなりの歳なのだろう。

 若さは人それぞれ不平等に与えられているのだろう。


「ええと、探すのを手伝いましょうか?」


「本当ですか?ありがとうございます。」


「それで、娘さんの特徴をもう少し詳しく教えてくれませんか?金髪と身長だけだと分かりづらいので。」


 そういうと女性はスマホを操作して画面を見せてきた。

 映っているのは顔はモデルのような整った顔をしていて、金髪と聞いていた髪はどちらかと言えば金髪という色合いの茶髪に近いようだ。

 腕には雑誌で見たことのある高級ブランドの鞄を身に着けているだけでなく、雰囲気からもお金持ちのお嬢様のような感じが伝わってくる。

 最近、ゲームでもそんな感じの人とフレンドになったりとどうもお嬢様の人に何かと縁があるようだ。


「名前は知世といいます。もし見つけたら母のミシェルが探していたとお伝えください。」


 なるほど、知世さんとミシェルね。お母さんが日本語ペラペラの美人外国人。

 麗香がこの場にいたら

「こんな漫画のような展開キターーーーーー。」

て言って周囲の人が引いてしまう行動を取るんだろうな。


「あと、これ連絡先になります。一時間ぐらい探してもいないのなら連絡をください。その後に警察に捜索願を出しますので。」


「わかりました。大事にならないうちに見つかるといいですね。それじゃ。」


 女性は私に頭を下げてくる。家で工事の音がうるさいからと外に出ればイベントがあるとは、物語の主人公みたいなことはあんまり嬉しいことはないのだけどね。

麗香(フレイヤ)はゲームオタクではありますが、オタクのようなことはテンションに身を任せてもいう事はありません。美桜(サイレント)の想像の麗香の人物像です。

腐ってもお転婆なお嬢様ですからね。


他の作品のURL

・Dear Labyrinth_親愛なる迷宮_漆黒の影と神の使徒

https://ncode.syosetu.com/n8193fh/

・少女は魔法を夢見る

https://ncode.syosetu.com/n9741iq/

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