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第十五話

「いや、あそこまでモンスターが出るとは思っていなかったよ。最後の最後にはワイバーンが出てきた時には驚いたよ。」


「あのスライムよりも強いと思いました。あのブレス攻撃はこの仮面とイービスさんのカバーがなかったら危なかったですよ。」


 イービスさんとホワイトマウンテンの山道を進んでいき第五の街に辿り着いた。

 その道中は様々なモンスターが襲い掛かってきて、それらを倒し時には逃げたりしながら、命からがらあと一直線のところをドラゴン種の中でも最弱と呼ばれているワイバーンが襲い掛かってきた。

 公式によるとドラゴン種はモンスターの中でも3本の指に入る強さを持つ。

 その中でもワイバーンは最弱と呼ばれているが、中堅のプレイヤーを食い殺すナンバーワンと記載されていた。


「いやー、姫様を長い道のりの最後に街戻りさせてしまうとナイトとして面目丸つぶれでしたよ。」


「いや、イービスさんがいないとたどり着けはしなかったですよ。ありがとうございます。」


「ここのポータルを登録したら今度は第三の街に向かってくださいよ。流石にこの先とかは無謀ですよ。」


 ここに来たのは間違いだし、レベルもここまでの道のりで上がったが、流石にワイバーンとの戦いで堪えたのでしばらくは道なりに進もうと思う。


「そうですよね。一旦第二の街から出直します。」


「急ぐことはないですよ。サイレントさん、あなたほどのプレイヤースキルがあればすぐにトッププレイヤー達に追いつけますよ。私が保証します。」


 そう言うとイービスさんは背を向けて街の中心に向かって去っていった。

 パーティーは解除されている。


「よし、まだ試していないことがまだまだあるし、時間もあるから次こそ第三の街に向かって出発!あ、まずはポータルに、、、。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あれ?トッププレイヤーのイービルさんじゃないですか?ここで何をしているんですか?」


「ああ、あなたですか。私はちょっと人助けをね。相方はどうしたのですか。」


「俺の相方はリアルで忙しいので今日はソロなんですよ。最近、このゲームを始めたリア友も今日はソロで楽しむって言われたので暇なんですよね。どうです?俺とパーティー組んでクエスト行きません?」


 盗賊風の男はトッププレイヤーの中でも速度がかなり高く、『ハイスピード』と異名が付いている。

 イービルのスタイルとは正反対でありお互いに相性が悪い。


「いいですが、少しだけですよ。ギルドの仕事もしないといけないので。」


「やった。それじゃ行きましょうか。そういえば知っていますか?」


「何のことですか?」


「そろそろ運営主催の大規模なイベントを行うって噂ですよ。新規プレイヤーも参加できるってことらしいので難しいものではないと思いますが。」


「そうですか、知らなかったです。なら、あの子も参加しそうですね、何やら戦闘狂のような気がしますし。」


「?なんのことです?」


「いや、こっちの話です。それでは手短にクエストを終わらせましょう。」


 真っ白な騎士イービルは、トッププレイヤーの中のトップクラスであり、最強のギルドの副ギルドマスター。

 ゲーム内では英雄的存在であり、プレイヤーキラーからは純白の死神と恐れられている。

 そんなすごいプレイヤーであることをサイレントはまだ知らない。

他の作品のURL

・Dear Labyrinth_親愛なる迷宮_漆黒の影と神の使徒

https://ncode.syosetu.com/n8193fh/

・少女は魔法を夢見る

https://ncode.syosetu.com/n9741iq/


あんま、書けなかった。。。

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