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星の夢の終わりに

作者:上杉蒼太
少女は記憶を失って、雪原に立っていた。身にまとうは白に青の装飾が美しいコット。そして、手には長剣が握られていた。
少女は自分が誰なのか分からなかった。全てを知る為に、ゆっくりと歩き始める……。

少年は婚約者を失っていた。謎の死だった。見つけた時には既に瀕死の状態だったのだ。残された言葉はただ一つだけ。「いつか、全てが分かる時がくる……」
少年は苛立っていた。それでも、婚約者の為に生き続けていた。
二人が出会う時。<星>にまつわる雄大な物語が幕を上げる……。

全78話の長編です。
最終話 蛍火
2020/02/24 18:20
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