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拳で語りたい物語(仮)  作者: 山下太郎
2/27

勇者召喚と賢者タイム 1日目

 自分は

 リュウ・オミナエ(17)、ピッチャーかな?スポーツ刈り

 持ち物はジャージと小学生時代から使ってる軟式用バット硬式用は高いんだ

 至る所に打ち損じた時の緑色や赤ぽい跡があり、球速に負けた凹みがある物

 おかしい、現実で死んでもいなければ神と会ってもいない・・・

 この場で一番偉いだろう人がオラクル・ミラクルと名乗った

 とてもやさしそうな人だ


 オラクルさんは色々説明?をしている

 日本に住んでたらまずお目にかかれない、美術品の塊のような場所教会?

 部活の練習を終えて帰宅して、夕飯食べて公園で素振りをしていたらここにいた

 あるべき間がない、よく聞くであろうはずの間がない

 神様と簡単なお話なんてなかった直でここだ

(痛っ)テーピングした手から血が出ている、バットのグリップの黒いカスが

 肉と皮の間に挟まってるのが眼にとまる

 皮がむけても素振りを続けると、その内痛みは麻痺するが時間を置けば痛覚が戻る

 テーピングも一応しているが、数回振ればずれて意味を成さなくなる

 オラクルさんがそれに気が付いたのか近づいてきて、光り輝きつつ手に何かしてくれた

 手を見て思う皮が薄い、まるで野球やった事のない小学生の手だ

 自然治癒なら皮の再生で固い豆ができるのだが・・・少し落胆する

 小さい頃からバットを振り、今の歳までなって作った豆苦楽を共にした仲だった

 頭を下げ「ありがとうございます」そして忘れていた名前を名乗る

 なぜかオラクルさんは上機嫌だ、ちょっとだけ気持ち悪い

 もちろんグリップのカスは皮と肉の間に挟まったまま、後で針かなんかで取るか

 皮がむけるまで素振りして風呂で皮を捲りながら必死に洗い流すか

 説明が終わったのか必要な物が入ってると袋を渡される

 神々の啓示により勇者として召喚された事、帰れる事よく考えて欲しい事

 やっぱ神様いるのねとおもいつつ

 説明を受け急な事で混乱してるだろうから

 今日は宿でゆっくりして欲しいといわれた

 入り口まで進み振り向いて

「押忍!!行って来ます」

 オラクルさんは格好まで真似て返してくれた、話のわかる人というのだろうか

 俺は今何語をしゃべってるのかいまさら思いながら

 案内人だという女性に連れられその場を出る

 心の中ではわくわく感と他愛無い薄れていってる心配事が戦っていた


 わしの名は・・・

 オラクル・ミラクル(78)アークビショップでスクルス神の教皇を任されている

 不思議な少年が召喚されたここ100年は勇者召喚なぞなかっただろう

 昨夜の事を思い出す神の啓示を受けた時は年甲斐もなくベットの上で

 飛び跳ね、弟子のバカチンにヘッドロックまでしていた

 逆に殴られ、ヘッドロックされた

 わしが悪いのだが納得いかんがしょうがない


 少年に説明をしているがあまり届いてはいまい、いきなりこの場に召喚されたのだ無理もない

 様子を見るに状況判断をして整理している所だろう

 あわてているようで冷静でもあるこれが勇者なのだと感心する

 大事な事は念を押し、ギルドの案内役も入り口に待機している問題はない

 まったくなにが目的なのやら

 少年が落ち着いたらおいおい詳しく説明すればよい

 少年が手を気にしてみているどうやら手から血がでいるようだ

 まるで剣の素振りでもしていたかのようなちょっとした出血ではあるが

 治療すべきだろうと思い神聖魔法を使い治癒したのだが

 回復した手を見て少年は少し残念そうにしていた

 なぜ残念そうにしているか考える、手を治療するさい触れた手は

 熟練の戦士のような手だった、それを私のハイテンションのせいか無駄に

 最上位神聖魔法を行使してしまった為

 貴族の娘のようなまっさらな手にしてしまったのだ

 この場にいるビショップ級は理解したのか、青くなっている

 死を覚悟した、少年は小さな頃から武器を振っていたはずだ

 あれほどの豆を作るのに何年かかる・・・

 血の気が引くのがわかる、わしはきっと真っ青になっている事だろう

 武器の扱いに支障をきたす、命に関わる事だ

 似たような事をしてビショップがソードマスターに斬られそうになった事は有名だ

 勇者に対してなんという事をしてしまったのか

 そこまで考えた所で少年が頭を下げて言う

「ありがとうございます、自分はリュウ・オミナエと言います」

 衝撃を受けた、我が失態に対しまるで庇うように少年は言ったのだ

 救われたまさしく救いの手だった

 少年はいや勇者はやはり勇者なのだと感動した

 僧侶となりこの時に至るまで救いとはなにか考えてきたが答えは出なかった

 今この時救いとは何かその一端に触れた気がする

 勇者は最後になにか闘士の挨拶のようなものをした

 わしも真似て返したら笑顔でこの場を去っていった


[王都 大通り]

10:00


 教会らしきものを出て大通りのような場所をあるく

 ここは人が治める国のひとつ「キングスフィー」、聖王が治める都市だそうで

 安直とおもっちゃいけない

 時代的な話はわからないがそこそこの文明だと思う

 中世的というより、ヨーロッパの街並みとしか思えない

 何がどの時代に作られたなんて知ってた所でこちらの世界じゃわかるもんじゃない

 機械のような物がチラホラ見えるし、ガス灯なのか電気をつかってるのか

 街灯があるようだ

 これから宿への案内と、大事な話をいくつか伝えるとの事

 あっちじゃ見た事のないような種族がいる

 常識外に耐久と力のある、酒が入って痛覚麻痺のドワーフとベアナックル・・・・

 この世界の光景を見てわくわくが止まらない

 案内役の人から自己紹介を受けたアン・ローフル・ロールというらしい

 アン=案?ローフル=?ロール=役?

 礼を返し、ミドルネームってなんだっけ?偉い人?

 聞いてみたらなんとなくつけた?と返された

 野球ばっかりしてたせいか女性との接し方は苦手なんだよな

 いや会話はするが、力加減がわからない

 挨拶で軽く肩を叩いたつもりが転んで死んでしまうようなイメージしかできない

 殺さないように接しなければとびくびくする

 立ち振る舞いや言葉使いについてあれこれと話、自然体でいいんじゃないかといわれる

 念のため(どう)について触れる

 (どう)を少なからず習った者が礼を欠くのも日本人として許されない

 自分の行いで先人達の顔に泥を塗る事はできない

 それが自然体なのかはわからないが

 この世界にも(どう)というものがあるそうだが詳しくは知らないと

 年上ぽいのでアンさんと呼ぶ事にした、こちらはリュウ殿だった

 そんな話をしている最中に世界が止まった?

 アンさんはプルプルと小刻みに揺れてる

「驚いてないとよいが勇者よ、私は賢者ザレスと呼ばれるもの」

 いつ変わったのか目の前の光景は白と黒の広大な海?に変わっていた

「面白いものだ半々か」

 いつの間にか、目の前にいた自称賢者の老人はそう発している

 油断なくじっと相手を見つめる、こんな事できる相手には無駄な事だろうと思うが

「敵ではないので警戒せずともよい危害はくわえない」

「ちょっとした顔見せというやつじゃ」

「気概は十分じゃのう」

「なにか困った事があったら、聞きに来るといい」

「ではの・・・」

 なにがどうやって?

 夢の中のようなしゃべるという行為が意識してもできなかった

 去り際賢者は何かに気が付いて笑っていたような、瞬間世界が戻る

 まわりにいる人達はまだ止まっている

 アンさんはプルプルしている?してるなうん

 アンさんはあれかこのよくわからない状況に適正がある?

 世界が動き出す10fくらい?小足で言えば3回分

 今の出来事を話すべきなのか予定道りの事なのか

 ただの案内役に話した所でしょうがないか

 どうせ話すならオラクルさんの方が適任だろう

「アンさん血管浮き出てません?」

「はっ???」

 若干怒ってるなにに?

 引っ掛かりを覚える、あまりにも事態に冷静だそういう人間だったのか俺は

 宇宙人に会った場合を想像するが平然としてそうだとも思う

 幽霊見た方がおどろくんじゃないかとも、比較にならないと気が付き捨てる


[大通り 喫茶フリーダム]

11:00


 その後喫茶店のような場所でいくつか説明が始まる 

 希望があれば元の世界に帰れる事を再度聞かされ

 帰るには準備に10日かかる事を、3日ほどじっくり考えて欲しいと言われた

 こちらに存在が定着してしまうと?帰れなくなり

 それまでの期間は人により違い、最長で5年短くて1ヶ月といわれた

 存在が定着するとあっちとの繋がりが絶たれるのだそうだ

 教会で渡された物の中に勇者コイン?と言う物があり

 身分照明、勇者行為に関する事なら大体無料になると言われた

 お金に余裕があれば、普通に支払って欲しい事も付け加えられた

 勇者コインを店から出される紙に判子のように押せばいいらしい

 作成には3賢者、王鍛冶ドワーフ、エルフの女王が関わったとか

 それを聞いた所で今の俺にはなにがどうなのかわからないが

 不思議な力で盗まれる心配はないというのは理解した

 やたら豪華な宿に案内をされた所でアンさんと別れる、明日また来るそうだ


[宿 マンダム]

17:00

 従業員の方と挨拶をして部屋に案内される

 一番いい部屋らしく豪華なんだろうが、いまいちわからない

 こちらで勇者をやるかどうかの脳内会議を行う

 家族、友人、野球VS漢のロマン、心の師匠のような生き方、強敵達(とも)との闘い

 こちらで体験しうる事に比べると、どうにも俺の中じゃ家族と友人は薄い

 家族はかけがえのないものだが、この世界の体験のほうが圧倒的に価値があるように思う

 頭の中はわくわくで埋め尽くされている

 7時に家をでて学校へ、家に帰るのは9時くらいだ飯くって風呂はいって10時

 飯食ってる時くらいしか会話はない、よくある4人家族父母姉俺

 部屋でTVみるかゲームやるか、軽く勉強するか、すぐ寝るか

 部活が速く終わっても、帰ってからランニングして素振りして

 仲が悪いわけじゃない帰りが遅いから気を使ってくれてるのだろう

 休みに父親に「久しぶりって」言われた事もあったなもちろん冗談まじりの話だ

 薄いうえにすでになれちまってる・・・・・

 野球はチームメイト的に切り捨てた、彼らは正直同好会レベルの気概しかなかった

 がんばれば甲子園くらいいけるかもしれないが、彼らとは分かり合えないし分かち合えない

 それは楽しくない、楽しいか楽しくないかはとても重要だ

 甲子園が目標なんじゃなく、なしえた時に

 同じ視点で俺達やったよなと称え合うのが目的なんだ

 勝手に師と仰ぐ人達のような生き方、己が身ひとつ己の力で生き抜く

 ただひたすらに武を極めようと旅を続ける、暴論だろうが憧れない男は男をやめてしまえ

 強敵達(とも)との闘い、拳で語りあうという状態になってみたい

 ん?勇者は剣だったか・・・・


 所持品のチェック

 価値のわからない硬貨が200枚、勇者コイン、指輪、賢者の写本、バット、今着ているジャージ

 賢者の写本大体コレでこの世界についてわかるらしい

「服買わないとな・・・・・・・」

 赤い鉢巻は買うべきか?、サークレットに青い宝玉をはめたやつ・・・

 いやこっちに来た仲間がいた場合の仕込としてありかもしれない

 一人邪魔されない場所で、確認しなければならない事がある

 ベッドの上で手を前にだして叫ぶ

「○ラ、○ァイア」なにもでない

「○イミ、○アル」なにもおきない

「かぁめはめ○」なにもでない

「はああああ」両手を脇に気合を入れるが、なにもおきない

「波動○」なにもでない

「LOCK YOU!!」なにもでない

「トシコシダー」でるわけない

「虎○拳」なにもでない

 こちらに来て気になっていた、あっちではなかった感覚に集中してみる

 気が付いたら別の部屋で、オラクルさんに説教を受けていた

 冒険者ギルドで基礎を学ぶまでは、そういう事はしないよう言われた

 爆発音を聞いた従業員さんが色々してくれたらしい

 オラクルさんと従業員さんにお礼を言って別れた

「とっさに障壁を張らなければ死んでおったのう」


 賢者の写本を読んでみる勇者とはなにか

「なんで呼ばれたのかわからない、書いてない」

 啓示があったからよばれたOK

 脅威があるとかそういう事ではないらしい

 そうは書いてない、何で呼ばれたんだ・・・

 問題が起きたから呼ばれたのではない、話としても聞いてない

 問題が起きるから呼ばれた、これは可能性はあるがこちらも話として触れられてなかった

 とりあえず呼んでみた可能性もある・・・神がごろつきと肩組んで酒盛り

 今の所神々の戯れが一番可能性が高い


 勇者の能力これは危険だな、勇気説明はない

 スキルとは能力?技とは別物、仙人に求道者・・・

 俺が望むべきは格闘系の職業として呼ばれる事だったんじゃないのか

 神を見かけたら土下座してみよう

 違和感の正体はきっとコレだろう、わくわくが収まらないのもここに問題がある

 恐れを知らない者は生き残れない、あっちの世界でよく眼にしていた

 そして鼓舞、賢者の注意まで書いてある

 俺の選択次第で無駄に命を危険にさらす

 パーティー結成をせまられても、先延ばしにしなくてはいけない

 命を差し出せと命令するのはいいが、無駄にしてはダメだ

 俺は死んでもいいが、未熟な考えで巻き込んではいけない

 まずは経験しそういう職の人に判断してもらおう

 そこは主観でやるべきじゃない、この状態は危険だ


 何をすべきか

 命を奪うのに対して迷いがあるか確かめ迷いを完全に断つ

 これは大前提になるのかな、「じゃなきゃ、部下が死ぬ」だっけ

 魔法を受けてみる、モンスターから攻撃を受けてみる

 どの程度でまずいのか受けてみて、判断しなければならない

 パーティーの構成はどうするか?

 ドワーフ戦士、エルフ精霊使い、人盗賊、人魔法使い、人僧侶かなぁ?

 拳士・・・見てはみたいが隣で手からなんかだされたら平常心は無理だろう

 そういえば時間や季節的な物は大体一緒らしい

 夜は更ける

これから書かれて行く主役の痛みに関しては大体実体験を元にしてます

学校遅刻しそうになって7km全力疾走後に、視覚聴覚、脂汗大量が一番きつかった

体格か体力かなかったら多分死んでた


国の名前変更するかもしれません

1ゴールド100円、平均的宿30G、1食5G、一般的な鉄の剣100G

高級宿一泊5000G食事付、勇者の場合特別価格50%OFF、コイン使用時はもちろん無料

最上級の宿の利用者のほどんどは上級職、上級職>貴族

力、資本、影響力どれも上級職が上


時間関係の設定は現実と一緒です、時計はドワーフ製


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