1話 獣と伝説の魔法使い
ここは科学技術の代わりに魔法が発展した現代
その世界の辺境にある異世界化した日本でのある出来事。
真夜中辺境にあるクリスタルでできた小さな家
13歳くらいの少年が住んでいた。
「バビロボーンエンプロポパーンぅぅ」
今までに聞いたことのない声がするぞ。
きっとレアな奴だ。
そう思い外に出た。
そして家から出た俺は奇妙な感覚を覚えた。
夏のはずなのにかなり寒い。
あそこにいるのはなんだ・・・?
そこにはいままでみたことのない黒い獣がいた。
そしてその獣は俺を見るなり襲い掛かってきた。
「がるぅぅうっぅぅぅぺっぺーーーーーーー」
「うわああああああああああああああああああ」
必死に逃げようとする俺は何かにぶつかった。
顔をあげてみるとそこには渋いおっさんがいた。
「やっとこさ、みつけたぜ化け物」
そういうとおっさんは黒い獣に向かって剣を投げた。
そのあと何か言うと剣の速度が急に速くなり獣に突き刺さった。
「ぼっぼーーおおおおおおおおおおおおおおうううううううう」
黒い獣は痛そうな声をあげ逃げていった。
「ちっ逃げられたか――――」
そしてこっちを向いた。
「少年強くなれ!そして俺と戦え!」
そういうとおっさんは去っていった。