特別なクリスマスプレゼント
12月24日。クリスマスイブ。街は電気の無駄遣いなイルミネーションで輝き、手を取り合ったバカップルが我が物顔で闊歩している。
浮かれている街を尻目に、俺は部屋の中で折り畳みの携帯電話を開いた。
「……着信ナシ。メールナシ。異常ナシ。いくじなし」
いつも通りの待ち受け画面。見るまでもないが、一応見てみる。何か変わる訳でもない。
「うぅ、さびぃ……」
寒い。心も体も。俺はせめて体だけでも暖まろうと部屋の中のストーブに点火する。点火する。点火する……。点火……。
「……灯油ねぇよ!!!」
思わず突っ込んでしまった。灯油なくてはストーブに火が点くはずがない。玄関のポリタンクにも入ってない。エアコンは電気代が勿体無い。
買いに行くしかないか。俺は部屋着のジャージの上からジャンバーを羽織り、車の鍵と財布と携帯とポリタンクを持ってアパートの一階にある駐車場へ向かうために部屋の扉を開ける。
「寒ッ!!!」
扉を開けた瞬間にまた閉じる。何だよこの地獄の寒さは……。終わりだ、この世の終わりだ!
「寒ッ!!!」
部屋の中もやばい。何だよこの地獄の寒さは……。終わりだ、この世の終わりだ!!
なるほど……前門の虎、後門の狼という訳か……。灯油を買いに行っても寒いし、買いに行かないで部屋の中にいても寒い……。
……折角だから俺は灯油を買いに行くぜ!
「寒くなんかない、寒くなんかないッ!!」
勇気の出る言葉……即ち自己暗示。そうだ、寒くない! 九州男児が寒くないと思えば、寒くないッ!!!
…………
ゴメン、すげぇ寒いっス。駐車場までの距離がこれだけ長いとは思ったことないっス。
だが俺は負けない。なぜなら俺は、雪印のコーヒー牛乳が好きだから!!
ようやく階段を15段ほど降りた先の駐車場にたどり着いた。俺は勝ったッ! 寒さという強敵に勝った! ……あまりの嬉しさに小さなガッツポーズを取る。そして周囲をチラ見する俺。
……あー寒い。バカなことやってねぇでさっさと車乗ろう。
盗難防止装置を解除して、車に乗り込む。マツダの黒いロードスター。親父の遊び車だったが、親父が単身赴任になったため、俺が借りている。所謂オープンカー。冬に乗る車じゃねぇが、コレしか持ってないから仕方ない。
エンジンをかけた後、エアコンの風量をMAXにしてしばらく車内を暖める。車の中もすげぇ寒い。ポリタンクを助手席に置いて、俺はかじかむ指をなんとかして暖める。
大分車の中は暖かくなってきた。それじゃー、そろそろ行くかねぇ。
道端はアベックどもで一杯だ。このまま突っ込んでやろうか。そんな衝動に駆られながら、俺は県道を走る。
信号待ちで止まってみれば、後ろの軽四の中でいちゃついてる奴等が見える。すげぇムカついたから、少し5000回転ぐらい空ぶかし。せつねー。
自宅からディスカウントストアのダイレックスまで、10分もかからない道のりが、すげぇ長く感じた。
まぁ、何事もなくダイレックスについた。歩道のアベックに突っ込むこともなく。凄いな俺。大人!
適当な場所に車を止め、ポリタンクを二つ持って灯油販売所に向かう。……何この行列!? 九州だけオイルショックなの!? もしや俺を凍死させるための政府の策略!? ……俺は革命を決意した!!
畜生、俺は負けない! なぜなら俺は、ローソンの「からあげクン」が好きだから!!
俺はただひたすら根気良く待ち続け、寒さにも負けずに行列に並んでいる。冬将軍というのは凄い強敵だな。あのナポレオンが負けたのも頷けるほどの猛将だ。それでいて氷のような冷酷さも併せ持つ当代随一の武将だな。奴に勝てる奴なんかこれまでもそしてこれからも現れないだろう。
そんなどうでもいいことばかり思いつくほど、今日は寒かった。九州ではありえない寒さだ。ふと夜空を見上げてみると、雪がちらつき始めていた。ケッ、ホワイトクリスマスってか。ムーディーになりやがって。死ねば良いのに。
そうだ。俺がこうして寒さに震えながら灯油の順番待ちをしている間にも、奴等は「寒いね」「ううん、○○と一緒にいるから全然寒くなんかないよ」なんてことを暖かい部屋でコタツの中で寄り添いながら言ってるに違いない。死ねば良いのに。
とにもかくにも、俺の順番までたどり着いた。後は灯油を入れて帰るだけだ。セルフ式の給油機に金を突っ込み、ホースをポリタンクに突っ込む。
まぁ、灯油を入れるだけだ。面白いことなんかないわな。
面白いことなんかないわな。
面白いことなんかないわな……。
……ごめん、本っ当ーに面白いことなんかなかった。そりゃそうだな。普通に灯油入れただけだから。
まぁいいや。サァ、帰るか!
トランクを開けて、ポリタンクを二つ並べて置く。オープンの割には、トランク容量は広めだ。
トランクを閉める。その時、携帯に着信が入った。まさか!!
……男友達かよ。ツマンネ。まぁ、仕方ないので電話に出る。
「もしーん」
『おう、桃鉄やるぜ!!』
「はい?w」
『いいやんか、どうせ暇やろ?』
「暇やけどなw」
『じゃあ来い、以上! 負けたほうが夜食奢りな!!』
「相解ったw」
綿密な打ち合わせの元、俺は友達の家で桃鉄をやることにした。
桃鉄なんかやるのは久しぶりだな〜。
クリスマスに男と桃鉄やる寂しい俺という部分には、あえて突っ込まないことにする。いや、突っ込むな。
そういや携帯の電池が残り一個だな。ま、アイツん家で充電すりゃいいか。どうせメール来ないし、確かアダプター共通だったはずだしな。
さて、手ぶらで行くのも何か変だな。何か土産でも持って行ってやるかね。ポケットから財布を取り出して、中身を見る。
わぁ! 214円しかない!! 素敵!!!
……コンビニ寄っとこう。
俺はダイレックスから車を出し、ATMの置いてあるコンビニへ立ち寄ることにした。できればダイレックスで土産物買いたかったんだけどねぇ。安いから。
アイツの家はちょっと山のほうにあるから、少し時間かかりそうだな。寄るコンビニはアイツん家の近所でいいだろ。
だんだんと俺は街中から遠ざかる。まぁ、街中つっても、しょっぱい田舎なんだけどな。街灯の数もぽつぽつと減っていき、心細い田舎道になる。まぁ慣れたけどさ。
その時だった。俺の耳に轟音が飛び込んできたのは。思わずブレーキを踏み、周囲を見てみるが、俺の車しかない。まさか、俺が事故った? いや、そんなはずはない。とりあえずハザードランプを点けて、車から降りる。
「トナカイさん、しっかりしてください!!!」
どうやら異常はないようだ。空耳か?
「疲れすぎだ……目の前がくらくらする。これ以上仕事できん……」
空耳であんなでかい音が聞こえるものかねぇ。まぁいいや、サァ、行くか!
「そんな! まだ配り終えてないプレゼントがいっぱいあるんです!!」
車に戻り、ハザード消して、と……。
「ってかそこ!! 無視しないでくださーい!!」
痛っ。小石が田んぼのほうから飛んできた。……あえて無視してたってことに気付かないのかねぇ。声は女の子の声だ。
「あぁ悪い悪い。じゃ、俺急いでるんで」
「酷いです……話だけでも聞いてくれてもいいじゃないですかぁー!!」
女の子の声は震えていた。俺はとりあえず足を止める。
「……5分。それ以上は却下。んーけ?」
声のした方向に歩み寄る。そこにはアレだ、ミニスカサンタ服。アレを着た女の子と、ソリと、トナカイが居た。ちょっと待ってくれ……。
ばーかばーか!!
「おぉ、心優しい若者よ……! この老いぼれの代わりに、プレゼントを配ってやってはくれんかね……」
……何か、喋ってる。トナカイが。
「……待て、この状況を三行で説明しろ。俺の脳味噌じゃ理解できん」
正直、何なんだこの状況。俺様の想像力を上回るとは、どういうことだ!?
「えっと、私はサンタさんで……」
「待て、サンタさんっつーのは爺さんなんじゃねーのか?」
「それは昔までの話です。この男女平等高齢化の時代に、お爺さんだけなんて話はありません!」
待て、男女平等はともかく、高齢化の時代にはマッチしているんじゃないのか? 第二の人生って感じで。
「だいたい、お爺さんにハードな荷物配りをさせるってこと自体間違ってます!」
女の子が力説する。正直、どーでもいい話だが。
「はいはい、その辺はわかったから。じゃあ何だ? プレゼントでも配ってたってか?」
「はい、そうなんですけど、トナカイさんが……」
女の子がトナカイのほうを指差す。そこには青息吐息のトナカイがうずくまっていた。本当に青息吐息である。胡散臭いぐらい。
「なるほど、プレゼントを配りたいけど、トナカイがバテちまったから配れないって訳だな」
女の子がこくこくと何度も小さく頷く。ちょっとかわいい。
「で、俺にどうしろと?」
「あの、単刀直入に言いますと」
女の子が少しタメた。なーんか読めたよ。俺の想像力を甘く見ないことだな!
「プレゼント配るの手伝ってください!!」
ばーかばーか!!!
「待て、俺には赤鼻つけてソリ引っ張るなんて奇妙な趣味はねぇよ!?」
「いや、別にソリ引っ張ってなんか言ってません。あの……」
女の子が俺から目線を逸らした。待て、その視線の先にあるのは俺のロードスターじゃねぇか。
「……車を使わせろと?」
「はい!」
「馬鹿、このうどん野郎ッ! 車使ってプレゼント配るサンタがどこに居るかッ!!」
「ここに!」
「そういう意味じゃねぇ!!」
「あの……やっぱり、ダメですかぁ……?」
女の子が上目遣いで俺に寄って来る。へ、俺はその程度で落ちるほど甘ちゃんじゃねぇぜ。顔を洗って出直しな。
……よく見ると、女の子の胸元は結構開いており、そこからそれなりの大きさの二つの球体がコンニチワしていた。そして柔らかい感触。……へ、俺はその程度で落ちるほど甘ちゃんじゃねぇぜ。顔を洗って出直しな。
「あの……」
女の子がどんどんコッチに近づいてくる。よく見ると、女の子の穿いているスカートはかなりのミニスカであり、そこから太腿と流石に寒いのかオーバーニーがコンニチワしていた。……へ、俺はその程度で落ちるほど……甘ちゃんじゃ……
「相解った」
俺はいつの間にか自分の胸を叩いていた。それこそ情熱的に。ばーかばーか!! 俺のバカー! いや、絶対領域好きだけどッ!
「あ、ありがとうございますっ!」
女の子がぺこぺこと頭を下げる。そのたびに二つの球体がコンニチワ。
「あーいいっていいって。九州男児は人情に篤いのだ」
あとおっぱいに。
ともかく、女の子は笑顔を浮かべたままとてとてとトナカイのほうに走っていった。
「それじゃトナカイさん、少し待っててくださいね! プレゼントぜーんぶ配ってきますから!!」
「うむ……任せたぞ若者よ!」
「あーい」
女の子はトナカイに別れを告げた後、プレゼントの袋をかついで俺のほうに来た。まさかこんな形でクリスマスを女の子と過ごせるなんてな。
ふと後ろを振り返ってみたら、なんかくつろごうとしていたトナカイと目が合った。慌ててうずくまるトナカイ。……うっさんくせー。
「あの、何か?」
「別に、なんでもー」
ひとまず車のトランクを開けて、プレゼントを入れるように促す。だが、女の子は少し躊躇している様子だった。
「どーした?」
「あの、お荷物……」
あ、ポリタンク入れっぱなしだったの忘れてた☆ てへ♪
「あー、じゃあすまねーが抱えたまんま乗ってくれ」
「はい、じゃあ失礼します」
俺と一緒に女の子が乗り込む。女の子はちょっと小柄な感じだ。でも流石にプレゼント抱えたまんまじゃ狭いだろ。
「で、何処に行けと?」
「あ、はい、じゃあ映しますね。えいっ!」
女の子が何か機械を出して、フロントガラスに向けてボタンを出した。すると、この町の地図と点滅が何個か。それと、自分の位置か? それがフロントガラスに表示されている。……HUDなカーナビ?
「おーすげー。最近のサンタさんはハイテクなのねー」
「えへへ、科学の進歩はこの業界にも及んで来てるんですよー♪」
「へー、科学ってすげーな……ってこんなの何処で作ってるんだよ!!」
「へ? 自家製ですけど?」
サンタ一族すげeeeee!!!!
「と、とにかく。この光ってるとこに行けばいいんだな?」
「はい、お願いしますね!」
「了解。シートベルト締めろよー」
再びエンジンをかける。適当な場所でUターンをして、俺は点滅してる部分へ向かった。俺は結構飛ばすほうである。いや、まだ無事故無違反デスヨ?
「ひゃー、速いですねー」
「空飛ぶスピードに比べりゃ遅いだろーが」
「はい」
そこはきっぱり言うなよ……。
とりあえず一件目にたどり着き、女の子が荷物を持って降りていった。さて、どう配るんだ? ん? インターホンに顔を近づけた?
「コンバンハ、宅急便でーす」
へー、そんな風に配るんだ……って宅急便かよ!!!!!
しばらくして出てきた奥さんらしき人としばらく話しこみ、女の子はサインをもらってコッチに来た。
「はー、恥ずかしかったですー! 服装つっこまれちゃいましたよ! 『制服ですか?』って! 今だけこんな服装なんですよーって誤魔化しましたけど」
「待て、お前は何か間違っとうわ!! なんで宅急便とか言うの!? それを怪しまんあの奥さんも奥さんやけど!!」
思わず方言が出た。それぐらい俺は驚いていたのだ。
「だって、ソリじゃないから煙突からなんか入れませんよー。それ以前に煙突ある家自体ありませんし、ヘタしたらセコムに通報されちゃいますし」
やれやれ、時代は変わったんだなぁ……。俺は少しじーんと来たのを押さえることができなかった。だって考えてみろよ。プレゼントを配りに来たのに、警備員に捕まって不法侵入で警察に引き渡されるサンタさんの姿を……。
「最近はこういうのがスタンダードなんですよ。ダミー会社も世界中にありますし」
「待て、ソリいらなくね?」
「いやー、やっぱソリがないと気分出なくて……」
気分って。そういう問題かよ。気分のためだけにトナカイを酷使すんのかよ。そりゃバテる訳だよ。そりゃストライキもしたくなるよ。
「この家おーわり、っと♪」
女の子が機械のボタンを何個か押したら、フロントガラスの点滅が一個消えた。残り20個。
「ささ、ちゃっちゃっとやっちゃいましょ!」
「あいよー」
ハザードを消して、サイドブレーキを戻す。その時、女の子の口から信じられない一言が飛び出した。
「なーんか、雰囲気出ないですねー」
主に屋根を見上げながら。雰囲気って!? コレは何だ、俺への挑戦なのか!? へへ、ソリよりもコイツのほうが楽しいことを見せ付けてやるゼー!!
「……ちょっと待ってろ」
「はい!? す、すみません!!」
再びハザードを上げてサイドブレーキを引く。九州男児の底力を見せてやるぜ!!!!
「ポチっとな」
ハードトップの開閉ボタンを押す。ロードスターの真の姿、そう、オープン状態!!
……寒ッ!!!!!!!
「ど、ど、どうだまいったか!!!」
「わぁぁ、雰囲気出ますね〜〜〜♪」
「よ、よ、よっしゃ、じゃあ行くゼー!!!」
発進。
……
…………
………………
寒いよッ!!!!! 死ぬッ!!!!!!
「ど、ど、どうかしましたか?」
「何、九州男児が寒くないと思えば、寒くないッ……!!!!!」
そうだ、九州男児が寒くないと思えば寒くないッ!!! っしゃーーーーー!!!
もうなんかヤケクソになった俺は、アクセルを思いっきり踏み込んで雪がちらつく中を激走していった。
…………終わった。ようやく。俺はコンビニで買った肉まんと、暖かい茶を頬に当てて、少しでも体温を戻そうと頑張っていた。あ、屋根は配り終えたところで元に戻したよ。
だが、女の子は何食わぬ顔で肉まんを頬張っている。さすがサンタさん……寒さには慣れているというわけか……。
「おふはれさまれすー」
「待て、喋れてねぇ。先に食ってから喋れ」
ちなみにこの肉まんは俺の奢り。もういいよ百円ぐらい。あ、金はなかったから下ろした。
「はひ……はふー」
熱そうに肉まんを頬張る女の子。それを横で見てて、ちょっと恋人気分な俺。うん、虚しいけど、これはこれで。
「おー、日付変わるぜ?」
「はひ」
車の中の時計が少しずつ秒を刻んでいく。そして、12/25 0:00を示した。
「良かったな、イブ中に全部終わって」
女の子はお茶を飲みながら、こくこくと頷いた。こうして見るとだいぶかわいいよな、この子。特におっぱいとか絶対領域とか。
「あ、ここでいいですよ。トナカイさんとこまでは、自分で歩いていきますから」
「そっか?」
終わりか。んじゃ、言ってみるだけ言ってみようかね。
「んで? 俺にプレゼントはないの?」
「あー、流石に大人には……」
女の子があはは、と笑う。くそう、かわいいけど、かわいくないッ!!!
「ちぇー、タダ働きかよー」
「ごめんなさい、そういう決まりなんです……」
女の子が申し訳なさそうに車から出た。あーあ、ホントにタダ働きだぜ。
「あ、アレは何ですかっ!?」
女の子が俺から右の方向を指差した。んー? 何もないと思ってても、ついつい見ちゃう人の性。
……!? 一瞬だけほっぺたに柔らかい感触ッ!?
俺は慌てて車内に視線を戻す。助手席ドアのところには、唇を押さえてくすくすと笑う、女の子の姿があった。
「プレゼント代わりです。それじゃ、ありがとうございましたっ!!」
女の子がドアを閉めてから走ってった。なんかボーっとする。ドキドキする。ルームミラーを見ると、確かにほっぺたに口紅のマークがついていた。
「……ま、こんなクリスマスも悪かねーか」
俺は肉まんの包みを開けて、酢醤油を少しかけてから思いっきり頬張った。
さて、帰ってストーブに灯油でも入れるかね。
……にしても、なーんか忘れてるような……。
とりあえずケータイを取り出して開けてみる。着信履歴5件? …………
アッー!!!!!!
慌てて電話をかけようとしたが、電池はそこで凄くタイミングよく無くなった。
電池切れの警告音が、友情が壊れる音に聞こえるぜ……
「よっしゃ、目的地着ける……って行き過ぎやんかーー!!! うわー赤マスしかねー!!! 2月だからイターイ!!! ……何やりよる、アイツ」
読んでいただき、有難う御座いましたー!
こういったコメディノリの話のほうが書きやすい感じですねw