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僕の戦国記  作者: 三嶋 与夢
それぞれの世界
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魔法とか流石ゲーム

小説ってむずかしいですよね?


出ていった三人に全財産を持っていかれたので仕方なく優斗に頼んで金を借りた。朝ご飯も僕が作って二人で食べる事に、、、男二人でなんか悲しくなってきた。


城での雑用中に二人で話したがなんだか二人とも違和感が有るのだがいまいちはっきりしない。仕事は覚えて指導役の人は違う新参者の所に行っているし、訓練も問題ない。・・・ああ!其れがおかしいのか。


「やっぱりさ、チートが効いてんのかな?」


「確かにね!弓とかよく当たるし間違いないかも。」


「綾人は経験値何倍にしてる?俺は100倍!」


「・・・255倍。」


「何してんだよ!そんなに勝ちたかったのかよ!卑怯だろうが!」


「仕方ないだろ!大体この状況なら助かったくらいだよ。」


二人して色々話したが帰り方がわかるまで此処で生活するのが今の目的だ。ただ生活が大変だから少しは出世したいとも二人で話し合った。


その日は槍の訓練で基本的な事を繰り返して終了した。下手な事なんかして怪我なんかしたくなかったからだ。


帰ったら今度は夕食を作って食べて寝るわけだが、利家さんに夕食に招待された。


「二人とも訓練では凄かったな!基本的な事をすぐに出来るようになる奴なんてなかなか居ないぞ。」


「ハハ、必死だったもので。」


「まだまだですけどね。」


「謙遜するなよ!其れよりも聞いたか?今日の昼に仕官しに来た奴が居たらしいんだが、使えるか微妙だった様でな藤吉郎が引き取ったとか言っていたが多分秋山が庇った奴だな。」


・・・先輩達は木下藤吉郎の所に仕官したのか。まあいい人だって聞いてるし大丈夫だよね?


「俺達も家来が欲しいですね。後は嫁さんとか!」


優斗何言ってんだよ!僕も凄く欲しいよ!


「其れには二人とも出世なさいませ。でなければ嫁など来ませんし、紹介も出来ませんからね。」


「・・・まつさん厳しいですね。」




帰って布団に入るとなんだか利家さんが羨ましかった。まつさんは美人だしイケメンだし、、、僕にはお嫁さんは無理そうだな。


トン、トン、トン


・・・こんな夜更けに誰かな?布団から出て戸を開けると其処には二人の人物がいた。暗いけどすぐにわかった。学制服を着た女性なんか二人しか知らない。


「・・・何か?」


「泊めて欲しいんだ。・・・その、済まなかった!」


立花先輩が頭を下げると篠原先輩も頭を下げた。真人先輩がいないが士官は出来たのでは無いのだろうか?


「・・・真人は仕官したけど私達までは養えないって、、、其れで、お願い!」


・・・確かに大変そうだが殴られた上にお金まで持っていかれたんだけど、まぁ良いや働いて貰えるならそれで良いか。


「炊事洗濯なんでもするなら考えます。」


「「・・・はい。」」


間があったけどこれで良いか。明日も早いから寝ないと、朝からは好きに出来るなら何か特技を覚えようかな?


次の朝は結局何も出来ない先輩達に変わって僕が作った。こんな事ばかり上手くなっても仕方ないのに!


城に行くと雑用以外にも手伝いをしたいと言ってみたら更に雑用が増えた!・・・頑張るか。


「で、なんで先輩達を泊めたんだよ。散々嫌がって出ていったの、にさ!」


ヒュッ!トスッ!


弓を放った優斗はこちらを向いて話を続けた。


「訓練も基礎が出来たらえーと、『気』とか『魔法』を学ばないといけないんだから使用人は居たほうが良いだろうけどな。凄く疲れるらしいしな。」


僕も弓を放った後に答える為に優斗の方を向く。


「まぁ数少ないお仲間だからね。後は時間が出来るじゃないか。何か特技を覚えようかなってね。」


その場を片付けて後にすると指導役の人に声をかけられた。


「田中に秋山、二人とも訓練は順調の様だな。明日からは実戦的な訓練を受けてみないか?」


「俺達が良いんですか!」


「ああ、訓練場は更に奥になるから明日からは其方に顔を出すと良い。」


えらくあっさりと決まったな?そんなんで良いのか、説明の時は三ヶ月は基礎をさせると言っていたのに。

帰ったらなんか微妙な食事が出来ていたが食べたよ。腹が減っていたしね。その後は金が無くて灯りが点けられないから外で利家さんに貰った訓練用の棒を槍に見立てて基礎を繰り返した。


何かをしていないと考え込んで不安になってしまうからだけど。汗を掻いたら身体を拭いてから家に上がった。先輩達は寝ているみたいだな。夜には少しだけ受け入れた事を後悔するよ。僕だって男なんだし、、、


次の日に訓練場の奥に行くと利家さん等も此処で訓練している様だ。なんか更に訓練が厳しそうなんだけど、、、大丈夫かな?


・・・大丈夫では無かった!気の使い方を学ぶ為だと限界まで試合をさせられ、倒れても水を掛けられて立ち上がるとまた試合、、、正直いじめだよね!


「悪かったって、しかし二人とも筋は良いぞ!多少なりとも体内に気を使えていたようだしな。」


前田家にて夕食をご馳走になっている。疲れて身体が受け付けないけど食べないと、、、まつさんの料理は美味しいし、


「身体が痛いんですけど明日は大丈夫かな?俺達は毎朝雑用だけですから助かってますけど。」


「仕事か、二人とも評価は高いがまだまだ雑用だけだな身体がもたんからな。」


「他の仕事はきついんですか?」


利家さんの話を聞いたら力仕事以外にも現場監督や物資の調達に管理と幅広かった。確かに今は出来そうに無いな。


「まあ何にしても雑用が出来ない奴に仕事は任せられないから頑張る事だ。」


「「はい!」」




帰ってからはいつもの訓練を繰り返して体力を削る。でないと眠れないから、、、隣に女子がいるからな。

ここに来て『回復力大』が効いているのか疲れがすぐに取れている。初めは体力自体が少なかったからすぐに疲れていたけどね。


しばらくはそんな生活を繰り返していたんだけど、、、『魔法』の訓練でわかったのが優斗には才能が無かった事だ。まあ猛将タイプは魔法が苦手なんだろうけどさ。


僕は苦手ではないくらいかな?得意でもないけど。


「・・・この二人が最近話題の二人か?」


「はい、秋山と田中になります。」


其れよりも今は殿様の前で頭を下げています!織田信長にゲームの中とはいえ、会えてしまうのには驚いています!


「なかなか遣りそうだな。武具を渡してやれ戦が近いかもしれんしな。」


・・・・・・え?戦が近い。




渡された武具は足軽よりはましだけど武者って感じでもなかった。程々の物だったから良かったかもね。期待されて突撃しろとか言われ無さそうだ、、、そう思いたいな切実に。


だけど此処で優斗が『ステータス変更』を扱えたから助かった。毎日訓練してたとか、凄いよ優斗は!


「触ってどうしたいとか考えるんだよ。ゲームのステータス風にさ、個数とか防御力とかを上げる感じだよ。」


「他には試したのか?」


「ああ、刀とかは少し弄ったかな。後は服を増やしたりしたな。」


マジかよ凄いな優斗!




次の給料日には必要そうな武具を二人で買いに行った。たいしたものは買えないが弓に矢と、、、後は槍を買って僕は一冊の本を買った。『炎の書』と書かれていたがたいした事は書いていない。訓練場の教本の方がはるかにましだが、試しにステータス変更を使ってどうなるか試したかったからだ。


『炎の書→爆炎の書』


価値を上げたら上級の書に変わった!これは使えるな、、、まあ僕には使えない魔法ばかりだったけどね。


後は矢を増やしたぐらいかな?


あ!着物も買わないといけなかったな。先輩達が服がなくて大変そうだし、、、着物って何処に売ってるのかな?




訓練も一通り終わる頃には僕と優斗は魔物討伐に着いていく事になった。雑用でなく武具を付けての見回りや警戒に討伐となんだか忙しい。現われるのは雑魚ばかりだが殺した時は吐いてしまった。


「情けないぞ二人とも!私の部隊でそんな惨めな事をしないで貰いたいな!」


・・・コイツはモブのくせに、、、僕達だけ働かせて他は休んでいるだけじゃないか!


「・・・すいませんでした。」


そんな奴らにも勝てない僕等っていったい、、、


帰れば先輩達が微妙な空気で出迎えて優斗も誘って夕食を食べるのが普通になってきた。話すのは僕と優斗だけで先輩達はすぐに片付けを始めて寝てしまうけどね。


「丸山のオッサン達が働かないからこんな目に合うんだ!報告の時なんか俺達の倒した魔物を自分達が倒していたみたいに話すしよ!」


「・・・確かにね。でも経験は積めるから文句はないさ。」


愚痴を言ってないと遣ってられないってのは有るんだ。仕事だから頑張るけど丸山の下は流石に嫌だな。


しばらくしたら丸山のオッサンは出世していた。なんでもでかい魔物を倒したとかで、、、あの妙にでかい蜘蛛の事かな?あれは優斗が仕留めたんだけど!


「それがどうした?お前等は仕事をすれば良いんだよ。その分は私がちゃんと出世してやる。」


・・・確かめに行ったらこんな事言われたよ!腹立つな本当に。



暇な時に魔法の訓練がてら火を出して湯を沸かすのを繰り返して風呂を沸かしてみた。水をステータス変更してシャンプーの様にしたお陰かさっぱりした!


だけど先輩達も入りたいと言って来たから貸したんだ。その後にはまつさんが来て千代さんや他の奥さま方が、、、常に火を出したり水をシャンプーみたいにして『植物を磨り潰してみました』とか言い訳して、、、大変だった。


優斗の話で歴史との違いについて話になったが年齢や役職が色々と違うと言う事に気付いたのは千代さんと一豊さんでわかったことだ。大河ドラマでは違ったとかドラマではくのいちが出ていたとかそんな話ばかりだったけど、立花先輩が少し詳しかったので聞いてみたら。


「可笑しな事ばかりでもう考えていなかったが、確かに年齢も違いそうだな。この時代なら私たちは結婚していても可笑しくないのに周りには同じ様な娘も多かったしな。」


「・・・ゲームの世界だからですかね?それでも歴史の知識は役に立ちそうですけど、、、」


「もしそうなら早いうちに出世をして人材を集めたらどうだ?秋山君は部下が居ないし伝手も無いだろう。」


そうは言ってもいったい誰が居るんだろう?真田は武田家だし、、、あれ?戦国武将の事あんまり知らないな。

まあ今は出世目指して頑張るか!




桶狭間とかどうしよう!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 会話回しは最高でした。物足りなかったのは、食事とかまったく何を食べたのかわからないのは、少しもったいない気がしました。ありがとうございました。
2019/11/28 08:13 退会済み
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