表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の隣で奏でたい  作者: 朝海 いよ
番外編
229/229

番外編 君の幸せに、世界一の祝福を

 仕事を終えて家に帰ると、玄関に放り投げられたスニーカーが目に入った。アイツ、多少大人になったのかと思ったけれど、こういうところは昔から相変わらずだ。こんなんで本当に、大丈夫なのか? 大好きなあの子に愛想尽かされても、もうお兄ちゃんは知らないぜ? そんなことを想いながら――やれやれと溜息を零し、リビングのドアを開ける。


 ソファーでは案の定、妹が腕で顔を隠しながら寝っ転がっていた。その周りには、A4の白い紙が散らばっている。世間から一応“プロトランペッター”とか呼ばれてるヤツが、これなのかよ。あまりにもだらしない有様に、思わず再び溜息が漏れる。


「おい、奏。お前……これ、仕事で使う楽譜じゃないのかよ。こんなにとっ散らかして、良いのかよ」


 身体を軽く叩いて起こすと、奏は眉をしかめて目を擦り、「……なに、うるさいな」と寝ぼけ声で返してくる。寝転んだまま、よくわからんキックをお見舞いしてくるあたり、完全に気を抜いているようだった。咄嗟に身を引いて、床に散らばった譜面を拾ってやる。そこまでやってやると流石に目を覚ましたのか、身体を起こしてあくびをひとつ。


「奏……お前、マジでいい加減にしろよ……。こんな姿見せたら、美奈ちゃん絶対幻滅すんぞ? 捨てられても知らないからな?」


「は……? 大丈夫だし、ミナの前ではちゃんとするから。それに……ミナはたぶん、どんな私でも好きだって言ってくれる」


 思い出し笑いのようにふわっと笑うその顔が、めちゃくちゃ甘ったるかった。なんだよそれ。寝ぼけた顔で、普通に惚気るな。


「……お前な、そういうとこだぞ」


 呆れ果てて、返す言葉に困る。確かにあの子――美奈ちゃんはどんな奏でも「かわいいです」って、笑って受け入れてくれそうだ。こんなに我儘で生意気な妹の恋人でいてくれるなんて……本当に、美奈ちゃんには足を向けて眠れない。おい、奏。お前もだぞ、分かってんのか?


 視線を向けると、黒い瞳と目が合った。瞬きをした後に「兄貴が帰ってきたってことは、今日の夕飯、ふたりか……」なんて、ぽつりと呟く。心底嫌そうな吐息を漏らし、目を逸らされた。


 おいおい、昔はよく一緒にご飯食べてただろ。そんな嫌そうな顔すんなよ、傷付くだろ。つい頭をかきながら、話題を変える。


「奏こそ。最近ずっと土日は美奈ちゃんと出かけてるけど、今日は珍しく家にいるんだな」


 そこまで言うと、奏の目がふっと細められる。唇を少しだけ尖らせて、どこかつまんなそうな顔をして呟いた。


「……今日、ミナは夜に、大学の子と会うって言ってたから」


 ほんのわずかに、棘のある言い方だった。その表情を見て、思わず口元が引きつった。あんなにお前を大切にしてくれている美奈ちゃんに……嫉妬なんてするのかよ? つい息を呑んで、ソファーに座ったままの奏の肩を揺すってしまった。


「おい、奏。分かってると思うけど、美奈ちゃんは奏だけのものじゃないんだからな? あんまり我儘言って、困らせるなよ?」


「はいはい……。ミナの世界も、ちゃんと大切にしなきゃいけないって……分かってるから。本当過保護、離して」


 奏はうんざりしながら、しっしと手を払いのける。本当にコイツ、分かってんのか……? 言葉を失っていると奏は軽く笑みを零し、ソファーから立ち上がった。


「兄貴って本当、シスコンだよね。私が家を出て、ミナと暮らすのが寂しいんでしょ。キモ過ぎ」


 まるで勝ち誇ったような笑みを向けられて、息が詰まった。コイツ……! 深呼吸を一つして、身体中の力をふっと抜く。西日に照らされた姿をじっと見据えると、あの頃よりも大人になった、妹の立ち姿。だけど根っこのところは、何も変わらない。生意気で、勝ち気で、我儘で、不器用で――甘えたな妹のままだった。


「……はいはい、そうかもな」


 苦笑い混じりに肩をすくめると、奏の目が一瞬だけ見開かれる。そしてふっと細められ、奏はくるりと背中を向けた。


「……今日は兄貴と二人きりの夕飯で、最悪だけど……。高い焼き肉とかだったら、一緒に食べてあげてもいいかな。もちろん、兄貴の驕りでね」


 調子よく笑って、奏はキッチンへと消えていく。何言ってんだアイツ……本当、マジでかわいくない妹だな! 再び溜息を零しつつ、ポケットに入れていた財布の中身を確認した。


***


「ちょっと、あんまり近寄んないで。知り合いに見られて、誤解されたら最悪だから」


「はあ? 焼肉奢れって言ったの、お前だろ! それに、どっからどう見ても兄妹だろうが! 顔似てるんだから!」


 日が落ちて、街はすっかりネオンに染まっている。そんな繁華街の歩道を、妹と二人並んで歩くなんて……冷静に考えたら、確かに少しばかり変な光景なのかもしれない。だけど、この反応は流石に失礼じゃないだろうか。


 奏はというと、不機嫌そうに顔をしかめながら前を向き、ひとつ息を吐いた。軽く羽織ったジャケットの裾が夜風に揺れて、ネオンがその大人びた横顔をちらちらと照らす。髪は以前よりも少し伸びて、ウルフっぽいシルエットになってきてて……まあ、見た目だけはイケてる系の女に成長したのかもしれない。つい苦笑しそうになると、奏が「あ」と声を上げて立ち止まる。


「……ねえ、予約の時間までもうちょいあるでしょ。ちょっと寄ってっていい?」


 奏が指さした先には、派手な照明のゲームセンター。「別にいいけど」と言い終わる前に、奏はもう勝手に自動ドアの中へ消えていった。ほんっと、相変わらずマイペースで勝手なヤツ! 仕方なく小走りで追いかけると、奏はすでにクレーンゲームの前に張り付いていた。


「あっ、これ……ミナ好きそう。でも、取れるかな……」


 顎に手を添えてじっと見つめているのは、大きな猫のぬいぐるみ。奏の趣味じゃないのは一目瞭然だった。ということは、当然……。


「お前、こんなときまで美奈ちゃんのこと考えてんのかよ……」


 思わず漏れた声は、もはやツッコミというより呆れだった。もしかしてコイツの頭の中、音楽と美奈ちゃんの二択しかないのだろうか。


 奏は真剣な顔で百円玉を投入し、コントローラーを握る。狙いを定めてボタンを押すと、アームはぬいぐるみを掴んだ――が、途中で力尽きたかのように、ぬいぐるみはぽとりと落下する。


「……これ、アーム弱すぎでしょ」


 ぼそっと呟くその横で、黙って百円玉を投入する。ふっと鼻で笑ってやると、奏が「何その顔」と言いたげに睨んできた。


 そういえば、昔もこうやって、ゲーセンでよく遊んでいた。あのときの奏は取れなかった景品に泣きべそかいて、やり方を教えろと強請って来た。当時はあんなに可愛かった妹が、今じゃこれだよ。時の流れは、残酷だ。


「おい、奏。腕が鈍ったんじゃないか。これはさ、ここに引っかけて取るんだって。こうやって……」


「いや、分かってるし。さっきはちょっとミスっただけ。貸して」


 言い訳しながらも、奏は器用にコントローラーを取り返す。動かす手元に迷いはなく、ぴたりと狙いを定めて――再びボタンを押す。アームの先がタグに引っかかり、そのまま、すとんと商品口へ転がってきた。


「……取れた」


「ほらな、お兄ちゃんの言ったとおりだろ」


「は? 何言ってんの」


 ぬいぐるみを取り出した奏は両手でふわふわと形を整えてから、おとなしく差し出した袋に入れる。


「ふふっ。明日……ミナに渡そう」


 その声が、なんとも甘くて優しくて。普段の棘だらけの言動とは裏腹に、愛しさがだだ漏れていた。やれやれ……その愛情をもう少し、お兄ちゃんにも向けて欲しいものだぜ。つい肩をすくめて、苦笑した。


「奏、美奈ちゃんにはちゃんと『律お兄ちゃんが取ってくれた』って言うんだぞ」


「……は? いや、取ったのは私だから。次は絶対、一発で仕留める」


 負け惜しみのようにぶつぶつ言いながら、ぬいぐるみを抱えたまま背を向ける。そしてそのまま、次のクレーン機に歩いていった。どうやら、まだまだ戦う気らしい。


 本当に、生意気でかわいくない妹。だけど、そういうところが、やっぱりちょっと、かわいいんだよな。


 結局、奏は美奈ちゃんが好きそうなぬいぐるみやらストラップやらを次々にゲットして、両手に下げたビニール袋はすっかりいっぱいになっていた。


「お前、そんなに美奈ちゃんに押し付ける気かよ……?」


「……ちょっと取り過ぎたかも。でも、ミナはきっと喜ぶし……たぶん、同棲先にも持ってくると思う」


 奏は視線を落とし、ビニール袋の山を見下ろすように眺めながら、ふっと息を吐いた。


「結局、私のところに戻ってくるのか」


 柔らかく呟いてから、奏は袋のひとつを胸元に押しつけてきた。……持てってことか。仕方なく受け取ると、奏は満足げに軽く笑った。


「ま、クレーンゲームなら私も兄貴に負けてないって証明できたし。じゃ……最後にアレで、ボコボコにしてあげるよ」


 奏の流した目線の先にあるのは、懐かしの太鼓型リズムゲーム。まだ現役だったのか、これ。昔はよく、奏とこの筐体で対決していた。そういえば、家にテレビゲームもあったんじゃないか? 奏は負けては泣き、泣いては再戦をねだってきて……途中から面倒くさくなって、手を抜いて対戦してやった。だけど今の奏は、れっきとした音楽家だ。まさか成長して、仕返ししてくる日が来るとはな……。コイツ性格悪いなと、隣に立つ姿をちらりと見る。


「……言ったな? お兄ちゃんに、そう簡単に勝てると思うなよ」


「はいはい。自称“かっこいいお兄ちゃん”、全力でやってよね。負けたら、帰りにアイス驕りで」


 百円玉を転がして、大の大人ふたりが真面目な顔をしてバチを握る。奏は勝手に最高難易度の曲を選択し、問答無用で最高難度のレベルを選択する。そっちがその気なら、こっちもやってやろうじゃねえか。奏と同じものを選択して――曲が始まる。


 結果、奏の予言通り、ボコボコに負けた。息は切れるし、腕は震えるし、全身汗だく。何より身体が……ついてこない。もしかして、これが……老い……? 思ったより腕が動かないことに地味にショックを受けていたら――奏が、歯を見せて笑っていた。


「兄貴……ボロボロじゃん。全然ダメじゃん。それで全力? なんだ、兄貴って意外と……大したことなかったのか」


「うっせ! お前だって、あと五年くらいしたら分かるようになるかもしれないぞ! それに……お前な、そんなんばっかやってたら、美奈ちゃんに嫌われるぞ……!」


「ミナとやるときは、ちゃんと手加減してるから。それに、ミナはいっつも“すごいね”って褒めてくれるから」


 嬉しそうに目を細め、奏はバチをしまう。すげえ、息をするように惚気るじゃん、コイツ。言葉を失っていると奏は置いていたビニール袋を手に取って、軽やかに笑った。


「お前……」


 こっちが疲れて半笑いになってるのに、奏は全く悪びれもせず、袋の持ち手を指でくるくるとまわしている。「焼肉とアイス、兄貴の驕りね」と機嫌よく笑い、一人で店から出て行った。


***


 対面に座った奏は、トングを伸ばして無造作に網の上の高級肉をひっくり返していた。お前、それさっきも裏返してなかったか? 喉元まで出かかった突っ込みを、ぐっと飲み込む。指摘したら多分、奏のヤツ怒るだろうし。まあいいや、もう面倒だし放っておこう。


 黙ってグラスを口に運び、アルコールを喉に流し込む。じわりと火照る頬に、疲れが滲み始めた頃だった。ふと気づけば、網の上の肉がすべて消えていた。


「おい、奏。お兄ちゃんのぶんの肉はどこ行った」


「え? 焦げそうだったから食べたけど」


 けろっとした顔で、奏は箸を口元に運ぶ。悪びれた様子は一切ない。嘘だろ? その肉、いくらすると思ってんだ?


「お前ってやつは……!」


 呆れを通り越して、笑いが漏れる。本当、調子いいにもほどがある。だけど――思えば、昔はあんなに尖っていた奏が。反抗的で、誰の言葉にも耳を貸さず、やたらとピリピリしてたくせに……今は呑気に、焼肉食ってるだけで笑っている。たったそれだけのことなのに、なんだかじんわりと胸に沁みた。


「奏……マジで、お前ほんっとうに気を付けろよ。俺だから良いけれど、美奈ちゃんの前ではそんなこと、死んでもすんなよ」


 溜息交じりに言うと、奏は「また始まった」とでも言いたげに目を細めた。そして、おおげさなまでに肩をすくめて、溜息を吐く。


「兄貴ったら、さっきから説教ばっかじゃん。どうせ“ミナ”って言っときゃ、私が納得すると思ってんでしょ。いい加減うざい」


 図星を突かれて、一瞬だけ言葉が詰まる。奏はその様子にしてやったりの表情を浮かべて、ゆっくりと口を開いた。


「大丈夫だから。ミナはさ……本当に、滅茶苦茶私を大切にしてくれるんだ。自分のことはいつも後回して、私のことばっか考えてくれて。優しすぎるくらいだよ」


 そこで、一瞬――奏の表情が、すっと変わった。ふと、遠くを見つめるようなまなざし。静かな微笑み。伏せられた目元が、どこまでも優しく見えた。


「……だから、私もそんなミナを、誰よりも大切にしたい。こんな私を選んでくれたミナを、世界で一番、幸せにしてあげたいんだ。……本気で、そう思ってる」


 その言葉に、自然とこちらの息が止まっていた。


 目の前にいるのは、もう“妹”なんかじゃない。彼女は今、“松波奏”というひとりの大人として、人生のパートナーに誓いを立てていた。


 その横顔は、自分の知っていた“妹”の面影をほんの少しだけ残しながら――だけど確かに、今までで一番大人びて見えた。


「だからさ、もう兄貴は……心配しなくて、いいんだって」


 そこまで言って、奏はグラスに手を伸ばす。くるりと傾けながら、ぽつりと呟いた。


「昔からずっと、迷惑かけてたのは分かってる。だけど……私はもう、大丈夫だから」


 静かに言葉を重ねたあと、奏は照れたように視線を逸らして、カクテルをひと口だけ飲んだ。氷が軽い音を立てる。その音がやけに澄んでいて、妙に胸に沁みていた。奏は顔を背けたまま、口先だけで呟いた。


「……私、兄貴の妹で良かったよ」


 その一言を聞いた瞬間、心の奥底から何かが突き上げてきた。ぐっと胸が熱くなり、目の奥が急に熱を帯びて――気づけば、涙が一粒零れていた。向かいにいた奏がぎょっとしたように目を見開いて、半笑いになる。


「うわっ……噓でしょ。泣き出すとか、本当キモイ。兄貴ってほんと……シスコンなんだから」


 呆れたように言いながらも、テーブルの上にあった未使用のおしぼりを差し出してくる。


「お前……これ、おしぼりじゃねえか……」


 ぶつぶつ文句を言いつつもありがたくそれを受け取って、目元を押さえる。傍から見たら、完全に“飲み会で泣き出す中年のおっさん”だ。だけど、もう、それでいい。そんなふうに見られても、別にかまわない。だって本当に、泣きたくなるほど――。


 ――そうかい。お前はもう、自分の力で誰かを幸せにしたいなんて言えるほど、大人になったんだな。美奈ちゃんのことを、本気で想っている。未来も見ている。その言葉を、俺は信じていいんだな。きっと、もう“お兄ちゃん”が“妹”に手を出してあげる必要なんか、ないんだ。


 奏のその言葉と横顔を思い返すだけで、胸がぎゅっと締め付けられる。あんなに手のかかった、尖ってばかりだった妹が、いまや誰かを守る側になろうとしている。ずっと俺の背中を追ってきたあの妹が、今度は自分の道を、自分の足で歩こうとしている。


 今度こそ、本当に“お兄ちゃん”を卒業する時が、来たのかもしれない。だけど――


「……奏、お前はもうブラコンを卒業するのかもしれないが、お兄ちゃんは死ぬまでシスコンだ。そこは一生、変わらねえよ」


 かすれた声でそう言ってから、ふっと顔を上げた。頭上のランプが、やけに眩しい。橙色の光が、涙に滲んで、世界の輪郭すらぼやけていく。


「それに……これからは、もう一人……可愛い妹が増えるんだもんな」


 声に出してみたら、なんだか胸がいっぱいになって、思わず笑いが漏れた。


「ははっ。二人まとめて、お兄ちゃんが可愛がってやるよ」


「うわ、キモ……」


 心底気持ち悪そうに、奏が呟く。それでもすぐにふっと息を吐いて、小さく笑った。


「……まあでも、ミナは一人っ子だから。案外、喜ぶかもね」


 そう言いながら、奏は目の前のトングを手に取って、無造作に肉を網に並べていく。


 ――ああ、そうだな。俺の“妹”は、もうひとりじゃないんだ。そう思ったら、また胸が締め付けられる。でも、不思議とそれは、苦しくなかった。


 家の中で必死になって吹いていた、ちっこい背中。音に夢中で、他人に不器用で、でも誰よりも、真っ直ぐだった俺の妹。あの頃の奏は、もうどこにもいない。いないんだ。


 だけど、これから先、奏がどれだけ遠くに行こうと――その隣に誰がいても、何を成し遂げても。俺にとってはずっと、奏は“可愛くてしょうがない妹”のままだ。


 だから俺は、一生シスコンでいさせてもらうし――奏を任せたくなるくらいには、美奈ちゃんのことも信頼している。いや、もう信頼なんて言葉じゃ足りないな。いつの間にか、彼女は俺にとっても“妹”みたいな存在になっていたのかもしれない。


 ふたりまとめて、世界で一番幸せになれよ。それが最後の、お兄ちゃんの命令だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ