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「トイレ女」  作者: モップ男
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「トイレ女に飲まされた場合の対処法2」

*超下品ご注意。

  特に、

  食事中の方、心臓の弱い方、

  そして、想像力豊かな方はこの先はおすすめしません。

  はい。

 あるものがない?

 そんなことを心配されたのですかあ?

 本当に心配されました?

 えっ?

 そうでもない。

 ですよねえ。

 そういうことはよくありますから。

 そのままパンツを履けばいい話ですから。 

 はい。

 えっ?

 念のための確認ですか? 

 あったそうですよ。

 まさか、

 自分のハンカチでは拭きませんよ。

 さあ、先にいきましょう。

 はい。

 もう一度、

 ふき終わったところからですね。 

 えっ、自分は拭かないでアレ?

 あー?

 あー!

 ウォッシュレット!

 そうみたいですね。

 拭いてから仕上げに使うか?

 いきなり、ジャーかですね。

 もう、めんどくさいですから。

 はい。

 こうしましょう。

 じゃあ、

 アレはきれいになりましたね。

 に変えましょう。

 はい。

 これなら文句はありませんね。

 こういうのは今回だけですよ!


 

 さて、

 トイレ女の恐怖はこれからなんですよ!

 そうです!

 はい。

 もうわかりましたね。

 次にやる作業が!

 そうです。

 流れなかったそうです。

 モノが!

 はい。

 えっ?

 意地悪しないで、

 モノで勘弁してください。

 さあ、続けます。

 モノが流れなかったそうなんです。

 さあ、どうします?

 ここで動揺したらジ・エンド!

 では、

 先に、 

 イチかバチかの対処法を特別に教えましょう。

 よろしいですか?

 便座をそのまま閉じます。

 そして、

 トイレのドアをさーっと素早く開け、

 爽やかな顔で、

 「ありがとうございました」

 ここちよさそうに言って、

 深々と頭を下げるのです。

 はい。

 これが本当のラストチャンスです。

 きっと、

 トイレ女は、

 まさかと思い、

 血相を変えてトイレに走り込みます。

 その一瞬の隙をついて逃げるのです。

 どこまでも、どこまでも。

 でも、

 決して、

 真っ直ぐ家に帰ってはいけませんよ。

 はい。





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