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「トイレ女」  作者: モップ男
35/64

「トイレニューハーフ説」

*神経過敏な方、

 食事中の方、

 すぐ想像してしまう方はご遠慮ください。

 

はい。

 早速!

 

 連れ込まれた男がトイレ女の部屋のトイレに入ったとき、

 便座の上の蓋自体が閉じられている場合と、

 既に、

 便座が上がっていた場合のいずれの場合しかなかった

という事実。

 

 それは、

 

 トイレ女が女ではなかった!


ということだけでなく、



 トイレ女が化け物でもない


ということをも裏付けるもので、

 トイレ女化け物説をも、

 根底からひっくり返す結果となったのです。

 くどい説明ですが、

 人間の男だからこそ便座をあげるのであり、

 女や化け物がわざわざ便座を上げることは

ありえないからです。

 

 はい。

 そうして、

 トイレ女=トイレオカマ、

 いえ、

 トイレ男=ニューハーフ説、

 すなわち、

 トイレニューハーフ説

 が一気に勢いを増したのです。

 そして、

 最終的には、

 トイレニューハーフ説で決着するかとも思われましたが、

 この見解にもっとも抵抗したのは、

 トイレ女化け物説側の信者ではなく、

 トイレ女人間説側の人間でした。

 前にもお話ししましたように、

 トイレ女人間説を信じる人間にとって重要なのは、

 トイレ女が、

 ただ人間であるということだけではなく、

 女、

 しかもナイスボディの美しい女だ

ということだったからなのです。

 ですから、

 トイレニューハーフ説は、

 到底、

 受け入れがたいものだったのです。

 はい。

 アレを喰らわされた男たちの気持ちを考えると、

 なんとなくわかるような気がします。

 で?

 続きは?

 はい。またの機会に。

 ごきげんよう!

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