「トイレ女人間説の逆襲」
*ショートーバージョンですが、
神経過敏な方、
食事中の方、
すぐ想像してしまう方はご遠慮ください。
続きです。
何故か残っていたアレの残骸が、
トイレ女が人間であることの物証となったのです。
何故、物証になったのか?
それはアレの残骸を鑑定した結果、
間違いなく人間のアレが残骸に付着していることが
確認できたからです。
えっ?
付着していたアレが男のものである可能性は?
アレが付着した残骸ですから、
男のものの可能性はないというのがほぼ全員一致の見解でした。
何故なら、
例の無謀な男が、
そんな汚いものを便器の中ではなく、
自分の部屋のトイレの床に捨てるワケはないですから。
そして、
この物証の発見により、
一気に、
トイレ女人間説が盛り返す中、
ひとつの有力な見解が主張されたのです。
それは、
トイレ女近隣説です。
正確に言うとトイレ女上階説です。
トイレ女は男の真上の部屋に住んでいたという見解です。
その見解はこれまでの4つの前提のうち、
トイレ女が、
動画やワンピースを男が帰ってきた後に
回収する可能性がなかったという前提を覆す見解だったのです。
上階に住むトイレ女は、
予め、男の部屋に仕掛けておいた盗聴器で部屋の様子を窺い、
男がトイレ、
実際は今回の場合は風呂場ですが、
そこに入った隙に、
上階からロープを垂らして、
予め鍵を開けて置いた部屋の外側の窓から男の部屋に入り込み、
置いておいたワンピース、
録画メディア、
そして盗聴器を回収したという説なのです。
何かの推理小説で読んだようなトリックですが、
罠の回収という点では、
たしかに、
可能なように見えますので、
その見解はすぐに有力になったのですが、
そうは問屋が卸しませんでした。
はい。
(続く)