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「トイレ女」  作者: モップ男
23/64

「その男の顛末とさらなる無謀な男」

 *やや気の毒、やや下品です。


 今日も早速。

 で、例の男は?

 はい。

 世間で白い目でみられたあげく、

 死を選んだそうです。

 男がにやりとしながら、

 トイレ内に盗撮用のカメラを置いているところが、

 ネットの動画サイトに

投稿されてしまったそうです。

 男は、

 トイレ女をやっつけるためだ

と声高に訴えたそうですが、

 誰も信用しなかったそうです。

 結局、人間不信から鬱になり...

 はい...

 ご愁傷様です。




 ただ、

 救いなのか、

 もうひとつの悲劇の始まりなのか、

 この男の訴えの内容を信じていた男たちが

少なからずいたそうです。

はい。

 そのとおりです。

 この男の訴えを信じていた男たちは

いずれもトイレ女の被害に遭っていたそうです。

 しかし、

 被害の話しをしても

誰にも相手にされなかったので、

 ほとんどが、

 諦めていたそうです。

 が、

 一人の男だけは違ったのです。

 その男は、

 無謀にも、

 たった一人で、

 トイレ女に挑戦することを決意したそうです。

 男は方法をいろいろと考えたそうです。

 そして、

 ある日、

 その男は、

 ある男が、

 天袋ババアを逮捕させた

というニュースをテレビで見てしまったそうです。

 天袋ババアとは、

 他人の家の天袋に勝手に住み込んで、

 冷蔵庫のものを飲み食いしていた

本当に存在するババアのことです。

 ババアの被害者である男は、

 隠しカメラと携帯電話を連動させて、

 ババアが天袋から出てきたところや

入るところをリアルタイムで

撮影、観察して、

 ババアが活動しているときに

携帯電話から警察に通報して、

 ババアの逮捕に成功したそうです。

 無謀な男は、

 それとまったく同じことを

マネようとしたのです。

 そうです。

 トイレの扉が映るよう、

 隠しカメラを固定して、

 トイレ女がトイレに入った瞬間を、

 携帯電話と連動させて、

 撮影し、

 トイレ女が用を足している間に、

 警察に通報するということを考えたそうです。

 うーん!

 

 素晴らしい!

 

 と思いますか?


 続きは。

 また。




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