「遭遇して手を握ってしまった男の話1」
トイレ女の罠にはまり、
「いえ、たいしたことはありません」と
トイレ女が差し出した手に触った場合どうなるのか?
トイレ女の手に触った瞬間、激痛がまず走るそうです。
「大丈夫ですか。お手当しない」と、
トイレ女は男を抱えて、
タクシーが拾える場所までつれて行くそうです。
「男は激痛とトイレ女の一見美人に見えるルックスと
その柔らかそうな身体にごまかされて、
そのままタクシーに乗せられてしまうそうです。
タクシーで降ろされると、
トイレ女のマンションの前まで連れて行かれて、
「私は看護士ですから私の部屋で手当しましょう」
と
言われ、
あっと言う間に
トイレ女の部屋に連れ込まれてしまうそうです。
はい。
トイレ女は男を部屋に連れ込むと、
まず、痛み止めよ
と言って、薬と水を飲ませるそうです。
しかし、決して飲んではいけません。
うまくここでごまかせば、
ちょっとだけ、
トイレ女から逃れられるチャンスはあります。
いいですか。これはチャンスなのです。
絶対に
トイレ女が差し出した水と薬は飲まないでください。
できたら、
受け取ったコップをトイレ女に投げつけて、
逃げてください。
それしか、助かるチャンスはありません。
はい。多分。
忘れてました。コップをトイレ女の顔ではなく、
服に投げましょう。
顔は作り物ですから効果ありません。
服には執着心がありますので、
トイレ女は凄く動揺します。
もちろん、わめきますが
、服を拭きだすので、その間に逃げましょう。
それに、服に水かけたくらいでは、
たいした罪にはなりません。
さて、失敗した場合どうするか。
まず、
水と薬さえ飲まなければ、
顔に投げてしまった場合でも、
とにかく、
逃げ切れればどうにかなります。
でも、水と薬を飲んでしまった場合は。
明日にしましょう。
何で?
それは怖いからです。
はい。