「トイレ女の本当の恐さ」
*ボツネタ晒しの最終回です。
男は何事もなく、
家に無事戻るそうです。
めでたし、
めでたしと言いたいところですが、
そうはいかないのです。
家に帰るとまず腹痛がしてくるそうです。
足も痛いので、
風呂にも入らず、
湿布もそのままで、
男は寝てしまうそうです。
朝起きると、
凄い悪臭がするそうです。
腹痛の方はおさまるのですが、
何となく、
気持ちが悪いそうです。
そして、
どこで携帯の番号を調べたのか、
トイレ女から電話があるそうです。
「お加減いかがですか?
また、湿布お送りましょうか」
と
例の甘い声で、
男は
「いえ、もう大丈夫です」
と
一応答える訳です。
そんなところへ、
携帯のメールに、
何故かトイレ女の噂に関するメールが入るそうです。
男は半分パニックになるそうです。
そして、
慌てて、
例の湿布を剥がそうとすると凄い悪臭がし、
患部よく見ると、化膿していたそうです。
そこで、
病院に行くと、
「何で、
こんなもので湿布をしたんだ!」
と
医者にそう怒鳴られて、
適当に治療されて帰されるそうです。
はい。
男の想像は膨らみます。
悪い方、
悪い方へと。
あの臭い、
医師の怒鳴り方、
例の臭い湿布は...
昨日食べたカレーは...
あの腹痛の原因は...
そして、
痛みと気持ち悪さが消え、
忘れかけた
その翌日
トイレ女から、
また、
「お加減いかがですか?
また、湿布お送りましょうか」
と
例の甘い声で電話があるそうです。
そして、
また翌日も、
また翌日も。
毎日。
はい。
当然、男はまいってきます。
警察に訴えましたが、
もちろん、
相手にされません。
「お加減いかがですが。
また、湿布送りましょうか」
という
トイレ女の言葉のどこが悪いのかと?
警察からすれば当然です。
むしろ、
おどおどした男の方の頭を疑うそうです。
ですが、
男はこの電話が毎日来るたびに怖くなってくるそうです。
しかも、
トイレ女は着信拒否にしても、
違う電話番号から毎日のようにかけてくるそうです。
実は、
すべて、
暗示的な効果なのです。
想像力豊富なみなさんも、
精神をやられた男も、
そして、
この部分を発禁処分にした某氏も、」
みんな勘違いしてるのです。
カレーは、
両方とも、
ただのおいしいカレーだったのです。
湿布の方も、
味噌にいろんなものを入れて
発酵させたたものを凍らせただけのもので、
熱吸収の効果はあるそうです。
えっ?
何故、そんなこと知ってる?
うーん。
それは今は言えません。
おそらく、
腹痛は多分下剤の効果で、
気持ちが悪かったのは、
激辛カレーのせいで胃が少しやられただけのはずです。
このケースは、
トイレ女が、
巧みにゲスのカングリを利用した、
完全犯罪?
いや、
完全意地悪なのです。
はい。
怖れる必要などまったくないのです。
本当は。
その後、
トイレ女からの男に対する電話は少しづつ、
減るそうです。
しかし、
それが男には逆に恐怖らしいのです。
いつかかってくるかわからないもんですから。
もちろん、
誰かに相談しても
まったく相手にされないそうです。
そして、
今回のケースの場合、
全員が精神科に通うハメになったそうです。
はい。
何らの暴力も振るわず、
男の精神状態を狂わせるという点で、
トイレ女の一連の話しの中では、
これが一番怖いのですが、
ボツネタでした。
では、ごきげんよう。