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灰かぶりの魔法令嬢は、王子よりもオネェを信じている  作者: SoL


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10/10

ミハイルside ガラスの靴は、まだここにある

 ニアが、立ち上がって堂々と侯爵の罪を明かす。

 人生において強大な敵の前に立ち向かうニア。

 初めてカッコイイ。と、そう思った。

 それと同時にアタシがいなくても大丈夫、でも一生一緒にいたい。とも。



 思考と感情が矛盾して、アタシは何がしたいのか。何をするべきなのか、分からない。

 それなのに、足は自然とニアのいるバルコニーへ向かっていた。


 ーーどう足掻いてもアタシは、ニアの傍に居たいのね。


 心の中で自嘲する。



「さ、舞踏会は続いているわ。セドリックが待ってる」


「ミハイルは?」


「アタシは…ここでいい」


 ーー嘘よ。本当はここが嫌。行かないで。ニア。

 それでも、ニアがいつか、自分でアタシを選んでくれるまで、アタシはここで待つ。



 心から、そう思った。



 それから一年の月日が流れた。

 アタシはニアと公爵邸の庭園を散歩している。

 一年前と同じような風が吹いている。


 アタシたちは歩きながら近況報告をした。

 ニアは仕事の引き継ぎが終わって、一段落した事。

 アタシは王宮魔法使いになって、筆頭魔法使いになれたこと。


 アタシにとって、学園で過ごした三年間は1番長くて濃かった。

 だから、仕事をしてても隣にニアが居ないことに、常に寂しさを覚えていた。




 しばらく歩いていると、ニアが突然立ち止まった。

 アタシは数歩だけ進んで、慌てて止まり、ニアの前まで戻る。

 そして俯いているニアの顔を覗き込む。


「ニア?どうしたの?アナタらしくないじゃない」


 そう問いかけると、ニアは何かを決心したように顔を上げて、アタシを見つめた。


「あの時の告白は、まだ有効?」


「えぇ。一生有効よ」


 そう、アナタがアタシを迎えに来てくれるまで、一生。


「私、答え持ってきたわ。私もミハイルが好き」


 頬を赤らめて、少し視線を逸らすニア。


 ーーなんて可愛いのかしら!!!この子ったら!!


 アタシは感極まって、ニアを抱きしめた。

 あの時、バルコニーに一人残るアタシはもう居ない。


「アタシが、ううん。俺が一生しあわせにするわ!!」

最後までお読み下さりありがとうございました!

このお話はシンデレラのフェアリーゴッドマザーがもし男性だったらと考えて作った作品です!


私自身オネェが好きって言うのもありますが、、、ミハイルが可愛くて好きです。


次回作も構想中なので楽しみにお待ちください!

ありがとうございました!

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