【エッセイ】ラーメンとつれづれ日常話
主人公は静岡に住む四十代半ばの男性。運動は苦手だが、とにかくラーメンが大好きで、東京に住んでいた頃は行列に何時間も並んだというツワモノだ。結婚を機に静岡へ戻ったものの、マイペースな性格は健在で、たまに牛乳を放置してヨーグルト状にしてしまったり、レンジに忘れた焼きカレーを発掘して妻に叱られたりと、コミカルな失敗談は尽きない。そんな父親とは対照的に、小学生の息子は元気いっぱいのサッカー少年。部活帰りに寄り道をして遅くなったりもするが、どこか昔の自分を思い出しては、つい許してしまう。家族との何げない会話や小さな事件に振り回されつつも、ちょっとした工夫や笑いでもって日々を乗り越えていく。そんな“ゆるい日常”を綴ったエッセイである。
「行列と豚と、少しだけ昔の話」
2025/01/14 00:08
「瓶牛乳の行方と、サッカー少年の寄り道」
2025/01/14 00:08
「帰りを待つはずだったのに」
2025/01/14 00:09
「引き出しの奥の過去」
2025/01/14 00:10
「告白と、その後に続くもの」
2025/01/14 00:10