とんだ転入
初めに
獣人×人間の、求愛をキーワードにした話です。
世界観は同じ、登場人物が違う仕様です。
地球と獣人の世界をつなぐ門ができている世界、という設定でお送りします。
説明書きを読まなくても読める、そんな小説を目指したいです……
サメの求愛(1)
「大変だ、また転勤が決まったぞ!」
そこそこの年齢の男性の、慌てたような、慌てていないような声が。家一杯に響く。
「今度はどこかしら、イタリア? オーストリア? そろそろヨーロッパは嫌だわ」
それにこたえる女性の声は、とても慣れ切った対応でしかない。
わたしはその声を、夕飯の席で聞いていた。
ぶっちゃけこのやりとり何回目。だめだ、覚えていない。
それ位、これに近しいやり取りが繰り返されているのだ。
勤める会社が、日本が本社だというのにわが親父殿は、転勤が多くて大変すぎる。
そしてそのたびに、期間が長すぎて単身赴任ができない、さみしいと言う理由で、わたしもおふくろさんも連れて行くのだ。
まあそれで、わたしも年がら年中海外である。
日本に帰ってくるたびに、流行が違い過ぎてついていけない。流行がめまぐるしすぎて追いつけない。
軽く浦島太郎の気分になったりする事もしばしばだ。
そして帰国子女な部分が多すぎたり、多国籍な思考回路らしくて友達もできない。
ぶっちゃけぼっち。
そのせいか、誰とも適度に距離を置く付き合いしかしない。
うん、小さい頃にすごい仲良しだった友達とバイバイしたあれ、悪夢だったんだわ。
寂しかったなあ……当時は親父殿を心底恨んだ。
あ、ちなみに親父殿、おふくろさん、と呼ぶのもヨーロッパを巡っている間も読んでいた漫画の影響だ。
父さん母さん、と言えなくなって何年か、全く覚えていない。
なんて思いながら、白米を食べて様子をうかがっていれば。
「今度は極めつけだぞ、門の向こうだ!」
という親父殿の声と同時に、続けて飲んでいた味噌汁で噎せた。
せき込んでいる間に、おふくろさんが言う。
「まあ、まあ、まあ! 門の向こうなんて一回も行った事が無かったわね」
門の向こう。十年ほど前に、地球のとある地点に現れた謎の門であり、そこの向こうにも知的生命体が暮らしている。
いきなり現れたそれに対して、各国は緊急対策をとったけれども、向こうの住人は好戦的ではなかった。
それゆえに交流が穏やかに進みだして数年でもあり……
「おふくろさん……だって門の向こうと正式に行き来するようになったのって、ここ五年の話で、五年間転勤してない」
わたしの突っ込みに、そうだったわね、と笑うおふくろさんである。
「でもどうしてそこに?」
「いやあ、そこに新しくできた支部があってだな。そこの結構いい役職に抜擢されたんだ。どうも海外に転勤する回数から、どこでもやっていけると評価してもらったらしい」
ああ、とおふくろさんが何か合点したように言った。
「あなたこの前、上司の誰かが可愛がっている同僚と盛大に言い争って、社長に睨まれたんでしたものね」
「それって左遷……」
わたしが思わずつぶやくと、親父殿が首を振った。
「さすがに私情でそんな事は決めないさ! たぶん」
おい、たぶんってあたりがかなり怖いな!?
「さてお前たち、また支度をしなければならないな、五年もここにいたから、結構愛着のある物があるだろうけれども。特に娘よ、学校関係は結構カルチャーショックだそうだから、門の向こうガイドブックをきちんと読むんだぞ」
「ちなみに言語は……」
「どうもあちらは、どの言葉で喋っても自分と同じ言語に聞えるらしい。便利だな!」
「おもっくそファンタジーじゃない!」
わたしは叫んだ。隣でおふくろさんがにこにこと笑顔になる。
「楽でいいわね」
親父殿のために、ニ十か国くらい言語を操る人の、事実だろう。
……この時点で、波乱の幕開け始まったばかりだとわたしは、察する事になってしまっていた。
そこからは怒涛の引っ越し準備である。時間だって有限だ、そして今回は飛び切り大変。何しろ門の向こうとこっちとじゃ、生活家電が共通じゃないのだ。
コンセントの形からして、地球とは形式が違うとかいうわけで、家電製品の殆どを売り払った。
そして入門書みたいなものを読んで、わたしは……
海の上にある、でっかい学園に入学した。
名前も立派で、海洋生物学園。
その文字から察してほしい。
……ここは、海洋生物の特徴を持った人々、通りがいい呼び方ならば獣人が通う学校なのだ。
門の向こうの住人は、獣人なのだ。人間としての姿と、他の生き物の力を持つ人々。
なんでそんな学校に入ったんだって思うかもしれない。わたしは鰓呼吸できないし。
でも走るのは得意じゃないし、空は飛べないし、一番普通に入れそうなのでここに入学する事になったわけだ。
泳ぐのはそこそこ好きだけど、うん。
獣人の皆様方と比べちゃいけない。きっと。なんて思っていればそれは現実だった。
いやもう、カルチャーショックすごい。
口をあんぐりと開けているなんて軽い表現って位に違うのさ。
だって体育の時間は全て水中なのだ。
そこから水球だったり潜水だったり長距離遊泳だったり。体育は水の中以外にあり得ない、みたいなノリなのだ。
しかし、海鳥科の人たちは飛んだりもするそうだ。
もう、わけがわからん。毎日毎日いろいろな物がショックだ。
よろめいて寮の自室に倒れ込むのも、地球の外国の方がましだったかも、と思うのも日常。
なんていう風にくたびれ果てて、体重がごそっと落ちていたある日。
「ねえ、まお。あなたちゃんと食べてる? 入学した時からずいぶんこけたんじゃないの、顔」
クジラの特徴を持っているという、シーアさんが、教室の机に突っ伏していたわたしに声をかけてきた。
学園でもかなり少数である、ニンゲンのわたしに声をかけてきた人は、彼女がここで初めてだった。
「毎日泳ぐから、疲れてご飯も食べられないんですよ」
できるかぎりオブラートに包もうと決めて、当たり障りなく喋れる部分だけ返す。
その返事を聞いて、シーアさんが大真面目に頷いた。
「あなたニンゲンだものね。食堂の人に聞いて、栄養のある少しでも食べられる物頼むといいわよ。私たちでもそう言う日があるんだから、あなたの注文くらい聞いてくれるわ」
優しかった。今まで会話しなかったとは思えない優しさだった。
なんだかこの優しさが、慣れない環境と訳の分からない場所に放り出された感が強かったわたしに、じんときた。
「う、ううっ、ううううう……」
そしてそのままぼろぼろ泣き出したわたしを見て、もうひとり女の子が駆け寄ってきた。
「泣いちゃだめだよ、まお。大丈夫だって。無理しないで時々息抜きしてれば、慣れてくるって」
肩を叩いてきた彼女は、イルカのリーニャさんだった。
「大丈夫、門の向こうの子が高等科から入学して来て、皆中々共通の話題を見つけられないってだけだから!」
……そこから、なんだか。
クラスメイトと、感じていた壁がうすーくなったらしい。
向こうもわたしとの付き合い方が分からなかったらしいので、お互いに近寄ってみる事に成功したわけである。
それからは。
毎日、彼女たちとしゃべったりご飯を一緒に食べたり、就寝時間までがーるずとーくなる物をしてみたり、結構充実し始めた。
生活が。
そうか、友達ってこんな距離感なのか。
なんて感動する事もあるし、女子としゃべれるようになったら男子とも、話せるようになった。
「はよー」
「おはよー」
「朝に強いニンゲンがうらやましい」
「それたぶん個体差」
なんていう軽口も叩きあったりする程度には、馴染み始めた。
「そうだ、こっちの恋愛の基準って何なの?」
がーるずとーくの定番は恋愛話なのだという。
そのため数か月の間気になっていたことを、シーアさんやリーニャさん、それから友達になったスナメリのルタさんに聞いてみた。
いや、ニンゲンの恋愛観と大違いだったりしたら、けっこう危ないじゃないか。
どうも、こっちは同じ種族でしか恋愛しないみたいだし。
「見た目と身体能力と生殖機能と頭の中身と、ニンゲンとそんなに変わらないわよ?」
「発情したって、滅多な事じゃなかったら異種族は気付かないし。フェロモン垂れ流しても、異種族なら間違いなんて、早々起きないしね」
ずごーっと、紙パックのジュースをすすったリーニャさん。大人っぽく笑うシーアさんが言葉を続けた。
「同族はそういう時に、思いっきり意中の相手にモーション掛けるのよ」
うわあ肉食……と思っていれば。
「まおは、たぶんこの学校で一番危険よ」
「へ?」
思ってもみなかった事を言われて、目を丸くしてしまった。
「なんで? 同族ほとんどいないのに」
門の向こうの住人だしさ。そんなたっぷりフェロモンでないよ、人間。たぶん。
「まお、ちゃんと入門書読んだ?」
ぐいと顔を近づけて、心配そうにしてきたのはルタさんだ。引き気味になっても頷く。読んだから。
「読んだけど」
「ニンゲンは、どの一族とも生殖が可能なのよ。つまり誰でも、好きになって文句も偏見もない相手なの」
「はあ」
驚きすぎて間抜けた声で言うしかない。思った事のない事だったのだ。
シーアさんがすごい心配した声で言う。
「まおが発情したら、全校男子がモーション掛けても許されちゃうから、まおは気を付けていなきゃいけないって言ってるの!」
思考回路が遠のきそうになる事を言われて、わたしは笑った。
「ありえねー」
「なんでよ。まおは普通に可愛いじゃない」
びしっと指さすリーニャさん。艶のあるなめらかな指は、水でふやけない。顔も同じ。
「皆さま鏡に顔を写しています? こんな全方位が美形とか美少女とか美女とかの世界で、普通って不細工一歩手前レベルじゃないですか」
そう、獣人の皆さま非常に非常に、整っているのだ。姿かたちもバランスも。
とてもわたしに、そう言った意味で声がかかるとは思えない。
「あのね、まお。私たちがきれいなのは、種族的特徴が出てるだけであって、あなたみたいに、何もなくて、だからすごく心惹かれちゃうっていうのじゃないからね」
リーニャさんが指摘して、わたしは机に顔を突っ伏した。
「とにかく、下手に発情しないようにしないとだめよ」
「……うん」
そう、後から考えればわたしはこの時、人間の発情の事を詳しく調べなかったらいけなかったのだ。
うん。
そして、さらにこの世界で恋愛という物が、結婚とか子づくりとか家庭とかに直結するなんていう、恐ろしい物だと知らなければならなかったのだ。
地球と同じような恋愛観でいたら、あっという間に大変な目に合うと、ここで理解しなきゃいけなかったのだ。
そんな事思いもよらなかったので、話題はすぐに逸れて行った。
後でもいいか。そんな大騒ぎする事じゃないだろうし。
なんて思うのが甘かった。甘いなんて軽い言葉ではすまされない位に。
######
その日は妙に調子がよくて、朝も結構すっきり目が覚めた。
今日はいい一日になりそうだと思いながら、寮を出て学校に行く道を歩いていた時だ。男子がすれ違いかけて、いきなり、だ。
本当に藪から棒に、と言う感じでいきなり腕を掴まれたと思ったら、わたしは複数の男子に空き部屋に押し込められていた。
「くそ、こんなにフェロモン出しやがって」
「朝っぱらから……何されても文句言えないだろ」
「さすがニンゲン、全方位に効果のあるフェロモンだな……くらくらする」
囲まれて床に倒されて、何が起きているのかわからなかったが、相手の言葉をいくつか察すると、どうもフェロモンが出ているらしい。
いや、フェロモンなんて出してない、と思いながら、声をあげようとしたあたりで。
シーアさんたちの言葉が頭に浮かんだ。
発情したら、全校男子に……というあれだ。
血の気が引くとはまさにこの事、逃げ出そうと思っても取り囲まれては動けない。
それでも相手を見ながら、かろうじて声を出した。
「強姦は犯罪でしょ」
「発情しきっている相手に手を出すのは、当たり前の事だ」
いや、当たり前じゃないだろ!!! ふっざけんな!
「大勢で囲んで何言ってるのさ!」
怒鳴って暴れても、相手は大型種らしい。一向に体が動かない。種族的特徴が、大型種だと力も強いのだ。とシーアさんが言っていたのを思い出してしまう。
こんな時にこんな風に思い出したくなかった!
そのまま荒い息を吐きだす男子の一人に、顔を近づけられたわたしは、思いっきり身をよじって相手を蹴飛ばした。
でもびくともしない手、ひるみもしない相手。自制なんてないに近い。
その間も手が早く、シャツのボタンとかが外されていく。
そして下着のホックも外された。
絶体絶命。どうしよう、誰でもいいから止めて!
恐怖で声が出なくなるとよく言うが、色々な物が振り切れていたから、喉からすさまじい悲鳴が飛び出した。。
そしてそれは、この場合助けになった。
がたん、と近くで大げさなくらいの音がして。唸り声がそちらから漏れ出した。
誰かいるの、先に!?
音の方を見れば、いつからそこにいたのか、男子生徒が一人、机の山の向こうから顔を出したのだ。
天の助けと思ったのも束の間で、別の意味で顔が引きつった。
いや、あれはやばいだろ。目つきが人を何人も殺した後みたいな感じだ。
とか、思っている余裕もなく、わたしは言った。
「たすけて!」
ここで色々ためらっていたら、女の子として大事な物を失うわけだ。
ためらいは捨てて必死に言うと。
男子生徒は、わたしを見てからわたしを押さえつけている複数の男子生徒を見て、鼻で笑った。
すごい馬鹿にしてないか。と思った矢先。
「大体何が起きてるかはわかった。おいお前ら、お前らが何してるかは至極どうでもいいんだけどな」
彼が実に凶悪に笑ったのだ。凶悪な空気が周りを圧迫する。
唇から覗くのは、鋭い牙である。
直感でわかる、この男子生徒は強者として生きている。
牙の覗く唇が、低く嘲笑うように続けたのだ。
「オレがせっかく気持ちよく寝てるところを邪魔して、逃げ出すだけで済むと思ってるのかよ、低級ども」
その声を聞いた男子生徒たちが、そこで我に返ったのか、彼に見覚えがあったのか蒼褪めて、呟いた。
「おい、こいつマコだろ!?」
「やべえ逃げるぞ!!」
男子生徒たちは泡を喰ったようにわたしを手放し。
逃げ出した。
まさに脱兎のごとくだけれど、海洋生物の種族に兎って変じゃないか。
などと思って呆気に取られていれば。
「お前、さっさとその乱れた服どうにかしろ」
彼等を追い払った男子生徒が、わたしの前にしゃがみ込んで言い放った。
「あ、うん、ありがとう」
その場で外されていたボタンなどを留めようとしていれば。
「お前、真剣に馬鹿だろ」
すごく馬鹿にしたように言われた。
「馬鹿ってなに、馬鹿って」
「あいつらが言ってたことわかってるのかよ」
「フェロモンとか? わたしフェロモンなんて出せないよ」
「あー、言ってろ言ってろ」
馬鹿にしきった調子で彼が言ってから、わたしにぐいと顔を近づけた。
そうすると、薄暗がりでほとんど見えていなかった彼の顔の造作が分かった。
え、眼付わるいけどすごいイケメンじゃないか……
と思って感心してしまったのがいけなかったのだ。
がたんと押し倒されて。
わたしは先ほどの男子たちにされていたのと同じように、彼に床に押し倒されていた。
「匂う、排卵期の発情してる匂いだ。ニンゲンはすごいって聞いてたけどな、想像以上だ」
彼がわたしに顔を寄せて、しきりに匂いを嗅いでいる。
「あー、くっそ。フェロモンもくそみたいにいいやつじゃねえか。おまけに肌の匂いまでいい匂いしてやがる」
息が荒いんだけど……蹴とばすべきなのか。
しかし先ほどの男子生徒たちの逃げっぷりを見ると、下手な抵抗をしたら命が危険か……?
一瞬の困惑の間に、彼が陶酔するように言う。
「……たまんねえ」
彼の見事なまでに形のいい口が開いて、いかにも鋭いギザギザとした歯が見えた。体の動きが止まる。その鋭さにびっくりした刹那に、強引に顔が近付く。
散々顔を擦り付けてから。おもいきり、がぶり、と。
喉のあたりに噛みつかれた。いっったいな、おい!
「いっ!」
「一回じゃ収まらねえな……」
彼が小さく言いながら、もうわたしは遠慮なく頭を押しやろうとしているのに、シャツをはだけさせて、肩のあたりにまで食らいつく。
「やめてって、やめろ!」
いくら力いっぱい押しやろうとしても、噛みつく彼の方が明らかに、力が強い。
じたばたと暴れても、体全体で押さえ込まれれば、決定打に欠ける。
その間も、えんえんと、体を触ったりあまがみされたり肌をなぞられたりしている。
色々パニックに近い。何が起きてるの、何されてるの。
何でわたし、途中から暴れるのもやめて、あいてにすがりついてるの。
「やめて、もうやだ、やだ!」
それでも声は最終的に半分泣いて、相手の首に爪を立てた。その時だ。
耳元で、彼がすごく熱っぽい声で吐き捨てた。
「……おまえ、抵抗するなら最後までしろよ」
抵抗止めたら、もう、だめだろ。
ぼそりと言われて、ええい最後の抵抗だ、とわたしは力いっぱいに手を振りかぶり。
相手の頬をひっぱたいた。
あれは絶対に痕が付くと確信するレベルの力いっぱいである。
女子の渾身の一撃を舐めるな。
これだけ力いっぱい叩かれたのに、彼の野性的な瞳はわたしからそらされない。
それだけで何故か、嫌悪感じゃない物で背中が粟立つ。
そのまま彼が、目を伏せてもう一度、わたしに顔を寄せた時だ。
見事に始業の予鈴が鳴り響き、動きが留まった。
その音でここがどこで今どういう状況なのかを思い出した。
わたしはとっさの馬鹿力で彼を振り払い、鞄を片手に片手で服を直しながら教室に向かって走り出した。
一番初めに噛みつかれた、喉のあたりが痛みじゃない何かでじんじんと熱くなっていた。
「うわっちゃあ……」
教室に駆け込んだわたしを見て、シーアさんが言った。
「まお、どうして登校したの、普通に休んでいいのに」
「へ?」
ここでわたしは、彼女たちの言う発情期が、人間の言うところの排卵期であり、その時期はフェロモン垂れ流しだから当たり前のように休むのだと聞かされた。
「いや、ニンゲン排卵期そこまで気にしないし……」
「ニンゲン怖い、文化の違い怖すぎ、そして」
ルタさんがいう。
「そこまでむき出しで求愛しているどこかのサメの本気っぷりも怖い」