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脅威! バルバトス!

 呼吸さえ躊躇われるとは、この事だろう。無意識のレベルで、俺の身体は恐怖を覚えていた。それほどまでに、目の前に現れた黒い甲冑の威圧感は圧倒的だった。


 素人の俺でこれだ。戦闘の達人であるカルルシャスへの負担は計り知れないほどだろう。


 そう思い、先程まで戦っていた相手の女王を見る。だがその瞳はハート型だ。……うん、思ったより大丈夫そうで安心しました。なんだ、ビビってるの俺だけか。


「ばーるーばーとーすー。なんじゃ、お主まだ怒っとるのか? 確かに冷蔵庫のプリンを勝手に食べたのは儂が悪いが、アレは不用心にも冷蔵庫内の儂のエリアに食い込んでおったお主のプリンも悪いんじゃぞ? 儂自身も反省しとる事をいつまでもほじくり返すのは感心せんぞー!」


 クズハは俺の肩からぎゃーぎゃー野次を飛ばし続けている。あの、今だけは本当に煽るのをやめて頂けないでしょうか。バルバトスさんとやらの視線が秒刻みで激しくなってきてて俺もう漏らしちゃう……。


「……宝石を是非差し上げたいと聞き、向かって来てみればこれだ。何か弁明はあるか、女王」


 酷く機械的な声が兜の中から響く。カルルシャスは胸を抑え、まるで雷に打たれたかのように目を見開き、唇を震わせる。これは恋する乙女の瞳だ……。


 なんとか再起動し、ハート型から僅かに戻った瞳でカルルシャスは咳払いして話し始める。


「ええ、先日……偶然、世にも美しい宝石を手に入れたので、美しい騎士様に献上しようと思っていたのですが……ごほん」


 ここでカルルシャスはちらとこちらに視線を送る。一瞬だけ逡巡し、彼女は言葉を紡いだ。


「そこな人間が、どうしても我が宝石が必要だと言って聞かないものですから。古の風習に従い、決闘し、私が敗北しました」


 俺は目を丸くしてカルルシャスを見た。女王は剣呑な視線で、(余計な事を言ったら話がこじれるから黙っておけ)と伝えてくる。俺は何も言わず、バルバトスへ視線を戻す。

 バルバトスは暫しゴブリンの女王を見詰めていたが、次に俺へ視線を移し、つま先から頭の天辺までをじろじろと見つめ、そして俺の肩の上に乗っかるクズハを見た。クズハと視線が交差した一瞬、バルバトスの視線は止まった。だがすぐに黒い騎士は腕を組み、やれやれと首を振る。


「……献上される予定だった宝石を横取りされ、このバルバトスに黙っていろと言うのか? それはできない相談だ」

「は、承知しております。ゆえにこのカルルシャス、どのような罰でも……」

「ぬるい事を! 貴様の問題ではなく、これは私の面子の問題だ。これを易々と許せば、今後私の宝を狙う不届き者が後を絶たなくなる! いいかゴブリンの女王、若き小娘よ。面子とは、何よりも重んじるべき、一族の看板と知れ」

「……はい……」


 バルバトスの激しい語調に打ち負かされ、カルルシャスは引き下がる。バルバトスは特殊な鞘の構造を起動させ、腰から身の丈ほどの大きな剣を引き抜いた。その目は真っ直ぐ俺を射抜いている。


「さて、小僧。やってくれたな。よくも我が看板に挑戦してくれたものだ。最近は骨のある者が少なく、退屈しておったのだ。せめて5秒はもってくれ」

「バルバトス、ちょっと鬱憤溜まり過ぎじゃろ。ウズマサ、まともにやり合おうなどと思うなよ。逃げの一手じゃ。先程のカルルシャスは確かに鞭の名手じゃが、あの甲冑騎士はそれをコンマ数秒の世界でねじ伏せる。お主がいきがって突っ込めばたちまち挽肉の完成じゃ」

「なにをコソコソと。騎士の戦いにおいて名乗りは必須。名乗るがいい忍び者」

「えーっと……」


 情報のラッシュじみて交互に繰り出される二人の会話に、俺は微妙に混乱しつつ、バルバトスへ向けて名乗りをあげる。


「広隆 太秦。ウノダ村とサノダ村の戦争を止めるためにここへ来た」

「ほう、そのような目的があったか。だが私にも私の目的が、理由があってここに居る。我が名はバルバトス。黒の騎士。貴様を潰し、後顧の憂いを断つとしよう」

「……っていうのは方便で、本音はお主と戦いたいだけじゃから。まともに相手にしたらつけあがるからな。ほれ、退却開始!」

「余計な事を吹き込む蠅が居るようだな! まずはその羽虫から叩き潰してくれるわッ!」


 俺もダメージが残る身体でまともに戦おうなんざ考えていない。バルバトスへ両手のクナイを投擲、壁に開いた大穴へ向けて駆け出す。


 バルバトスは大剣を片手で振り抜き、クナイを弾き返すと、俺を追って走り出す。スピードは比するまでもなくあちらが速い。だが俺の方が穴には近い。俺は忍者の跳躍力を脚部へ込め、全力で床を蹴った。大きく広がる青空が俺を迎えた。一瞬の浮遊感。直後に落下がやってくる。


 空気抵抗で凄い顔になりながら、俺は落下を続ける。追って来れてはいないだろう。俺の心は油断しきっていた。


「逃がさん」


 背筋も凍りつくような声が後ろから聞こえた。俺は本能的恐怖に従い、空中、落下しながらクナイを後方へ構える。見えない斬撃が手元を薙ぎ払い、クナイが刃こぼれしながら飛んで行った。


 バルバトス。大剣を振り上げ、俺を睨みつけている。俺はさらにクナイを両手に精製、打ち下ろされる一撃に備える。バルバトスの兜の奥、紅の眼光がひときわ強く輝いた。その大剣が振り下ろされた。


 衝、撃。ガードの上から脳髄を揺さぶられ、俺は危うく意識を手放し掛ける。だが強烈な風圧が俺の意識を揺り戻す。バルバトスは驚いたように眼光を明滅させ、そして声を発する。


「成程、我が一撃を凌いだか! 貴様は確かに、あのカルルシャスに勝っていてもおかしくない逸材であると認めよう!」

「勝手な事言うなよ、勘弁、してくれ!」


 俺は空中、黒い騎士との距離を離すべく、その腹部の甲冑に足を置き、脚力を込めて思い切り蹴った。スピードが乗算され、俺は地面へ向けて斜めに、流星の如く落下してゆく。まだ落ちない! なんという高度!


 だがバルバトスは俺の想像以上の化け物だった。俺は掴まれた肩に振り返った。黒い甲冑は影のように、俺の速度に付き従い、追って来ていた。


「ぬるい。ジョブに覚醒したてだな。貴様は未だに真髄を見てはおらん……距離を離すとは、こうやるのだ」


 そして、バルバトスの数トントラックじみた両脚蹴りが俺の腹部に突き刺さった。俺は今度こそ黒い甲冑からぐんぐん距離を引き離され、地面へ向けてぶれる事の無い一直線を刻む。


「そうは問屋が卸さんという奴じゃッ!!」


 クズハの声が聞こえた。地面に直撃すると思われた瞬間、俺は何か柔らかい毛のようなものに包まれ、衝撃を殺して包み込まれた。


 後ろを見ると、先に地面に降りたクズハが尻尾を巨大化させ、俺を受け止めていた。


「あ、ありが……」

「礼は! 後!」


 感謝を伝える暇もあればこそ、俺は肩の上にクズハを乗せ、また走り出した。上空からはバルバトスが降下してくる恐ろしい風切り音が聞こえてくる。

 俺は悪魔か死神に追われる心地で必死に逃げた。逃げたところでどうにもならないだろうが、逃げるしかなかったのだ。


 バルバトスが森の中に降り立ち、疾走しながら追ってくる。怖すぎる。あんな大きくて重そうな鎧を着て、暴風のように迫ってくるのだ。八つ裂きにされてシチューにされる未来しか見えない。


 俺は逃げるうち、見知ったエリアに出た。そこはウノダ村、サノダ村付近の山だ。俺はある程度覚えた地形をフル活用し、小刻みに跳躍しながら危険なエリアを跳び越え、バルバトスをどうにか自然の罠に嵌めようとする。だが悪魔の騎士は全てを薙ぎ払い、まさに台風のように迫って来る。


 滅茶苦茶だ。道理が通じる相手ではない。これまで相手にしてきた者達とは文字通り次元が違い過ぎる。地の果てまで逃げたって追いかけてくるだろう。


 だが、だが! 俺はここで、懐に輝く宝石の存在を思い出す! そうだ、死ねない! ここで死ねばすべての努力は灰燼に帰す! 走れ、ウズマサ! まだ開戦していない! まだバルバトスに捕まってもいない! 今この状況はまさに、この世界で生きるという誓いの、試金石だ! 


「よく逃げる男だ、そろそろ追いかけっこにも飽きてきたぞォ!」


 バルバトスの吠え声が後方から聞こえる。俺は返答しない。俺は死ぬためにあの城を登ったのではない。俺は死ぬためにダルタスを脅したのではない。俺は死ぬために麗佳を見捨てたのではない。断じて違う! 全ては生きるため! この世界で生きるという事を、身をもって、全ての者に分からせるためだ! すべての者とは誰か? この世界の者ではない! 俺の中に居る、全ての臆病者の目をかっ開かせるためだ!


「そんなに私が怖いか! 私の! この剣が!」

「っ、ああ怖いね! 全部怖いさ! 死ぬのが怖い! たまらなく怖い! けど俺は、そんなもんに屈するために生きようとしたんじゃない! もっと大きな、根本的なものに対するためだ! だからバルバトス……」


 俺は追ってくる黒い甲冑を振り向いた。バルバトスの兜の奥、眼光と目が合った。


「お前の剣なんて、今は相手してる暇はない。悪いけどな」

「……」


 バルバトスはその数秒間、呆けていた。驚いたように、兜の奥の眼光が明滅した。そして言葉の意味を理解し、紅の眼光が燃え上がった。


「お主、あああ、お主、煽りおったな! 馬鹿たれ! ぎゃはははははははは! 儂しーらね!」

「えっ……」


 肩の上で馬鹿笑いするクズハ。対する俺の顔は蒼白になってゆく。真っ赤な眼光で鎧全体が赤熱して見えてくるバルバトス。甲冑の騎士は脚を止め、居合のような構えを取る。大剣の周囲に赤熱する闇が渦巻く。


「……良いぞ、貴様。気に入った。せいぜい我が一太刀から逃れ出でてみせよ。『黒斬り』……恐怖に目を見開け、忍び者!」


 何がやばいのか具体的には分からんが取り敢えず俺は死ぬらしい事は分かった。


「ぎゃはは、ごへっ、げほっ! アイツ本気じゃぞ! 相当お主の事が気に入ったみたいじゃな! これはもう恋文と同義じゃぞ、同義! あの一太刀を受けて名誉の死も悪くないかものう!」

「馬鹿言え! 死ねるか! ようやくここまで来たってのに! くそっ、何か打開策は!?」

「ない! アレは儂も本気で掛からんと止められんし、何より対象はお主じゃ! 儂が介入するのはちっと野暮っつーもんじゃ!」

「なぁにが野暮だ、ここで死んでバッドエンドの方がよっぽど野暮だ! クソッ、走るしかないのか……!」

「そうじゃとも! 最初から走る以外にあるかい! 根性見せるのじゃッ!」


 クズハの野次のような応援を耳に、俺は疾風になる。樹々の間をすり抜け、忍びが駆ける。

 騎士は深く呼吸し、標的を見据える。『黒斬り』は空間を切断する悪魔の技。この騎士が大剣を払えば、すべての邪魔者はたちどころに切り裂かれる。距離などいくら稼ごうが無意味。

 俺は駆ける。思えばジョブに覚醒してからというもの、脚力こそがずっと付き合ってきた相棒のようなものだった。忍者。誰よりも速く走り、誰よりも高く跳ぶ。


 バルバトスを振り返った。黒い騎士が大剣を振り抜いたのが見えた。クズハが何か叫んでいる。闇が俺の視界を暗転させようとしたが、俺の背中から噴き出した火炎が爆発し、暗闇を払いのけた。

 俺は地面を蹴ろうとしたが、背後で起こった力の衝突により吹き飛ばされた。無様な跳躍は、爆風を受け、ぐんぐんと距離を伸ばす。森の天井を突き抜け、青空へ吹き飛ばされ、俺は自分の身体が未だに無事な事を知った。


 遥か後方で黒い騎士が叫んでいる。忍び者は吹き飛ぶ角度までもを計算した。このまま。このままだ。


――――


「……久しいな、森津もりつ

「あぁ、全くな……息災だったか、川面かわも

「そこそこだな……」


 ウノダ村とサノダ村、中間地点にて。既に戦場が徐々に築かれつつあり、両村の戦士たちが一線を境に睨み合っている。

 その一線の上。サノダ村の村長、隻眼の老人森津と、ウノダ村の村長、隻腕の女性川面が、それぞれの武器を手に向かい合っていた。


「……全く、これだから村長などという肩書きは嫌になる。誰かが死ねば自分の責任だ。そしてこの行為を止める訳にも行かん」

「ははは、相変わらず辛気臭い男だ。だがまあ、おおむね同意かな……。私達のように看板を背負ってしまうと、退くに退けない瞬間というのはやってきてしまう。今のように」


 隻眼の森津は大きな剣を両手で握り締める。隻腕の川面は銀の槍を手に、空を見上げる。


「……なあ。お前のところにも、来たか。戦争を止めようとした者が」

「……ああ、来た。どうやらこの通り、止められなかったようだが」

「そうだな……私も、もしやと思ったが。やはり、これは止められんか」


 川面が溜息を吐く。森津も遠い目で森を見る。間に合わなかったのだ。戦線は構築され、あと30秒もすれば川面と森津は戦い始め、それをきっかけに戦争が始まる。

 宝石一つで壊れるのが人の世なのだ。なんと下らない、泡沫の如き儚い平和だろうか。だがその面子を、看板を責めることが、誰に出来よう? そのかりそめの平和さえ、守っているのは看板なのだから。


「では……地獄へ参るとしようか」

「ああ、やろう」


 両者が構えた。戦争が、始まっ……


 否。否である。始まろうとした殺戮に拒否を叩き付けるかのように、森から轟音が響き渡った。小鳥が一斉に飛び立ち、森の上空を埋め尽くす。

 誰かが空を指さした。吹き飛んで来る影を。川面と森津は思わずそちらを見た。投石攻撃? 違う。アレは人だ。


「なんだ、アレは」

「……ぷふっ」


 森津が隻眼を見開いた。川面は思わず噴き出した。見覚えのある人物。間違いない。懐から二つの宝石を取り出して一直線にこちらに飛んで来るソイツは、ウズマサである。


――――


「待てェェェェェェェェェェェェ!!!」


 力の限り叫んだ。戦争はまだ始まっていない! 間に合ったのだ! 俺は安堵のあまり涙さえ流しながら、地面へ斜めに落下して行く。ウノダ村の村長が槍を放り捨て、手を振っている。顔をぐしゃぐしゃにしながら手を振り返す。


「間に合ったんか! マジで間に合わせたんかお主! やったのう! やりおったのう!!」


 肩の上で一足早い歓声を上げるクズハ。そして俺は気付く。着地手段がない。感動が冷めて行き、どうしようもないという諦観が胸を満たす。


 宝石を撒き散らしながら死ぬなら悪くないかな……。そんな事を考えていたが、着地点に隻眼の村長が回り込み、俺の身体を抱きとめた。


 俺は礼を言う体力もなく脱力し、地面に下ろされてぐったりとのびる。


 二人の村長は俺の掌から転がり出た宝石を見詰め、互いに顔を見合わせる。そして二人同時に俺を見る。


「……口先ばかりのたわけ者かと思っていたが、なかなかどうして……やるではないか、小僧」

「やれやれ……これで戦争の準備も無駄になったか。やってくれたな、若造め」


 川面が俺の頭を撫でくりまわし、森津は嬉しそうにぼやく。俺は何か言い返そうとし、追手の存在を思い出した。


「待ってくれ、アイツが、アイツが来る……」

「アイツ?」


 うなされるように呟くのを聞き、森津が眉をひそめる。


 直後、森の闇の中から、黒い甲冑が歩み出た。凄まじいまでの威圧感に、戦場が静まり返り、全ての視線が奪われる。


 川面は理解し、森津へ目配せした。森津も頷き、俺を庇うように大剣を構える。


「……成程、本当に戦争を止めたか。言動に嘘偽りなし。ますます気に入った」


 未だ冷めぬ憤怒を放ちながら、バルバトスが歩いてくる。その威容は正に死神である。


「黒い剣、黒い甲冑、天を衝かんばかりの偉丈夫。貴殿はバルバトス殿で相違なさそうだな」


 森津がルビーを大剣の柄にはめ込みながら構える。川面も槍の柄にアメジストを取り付け、片腕で隙の無い構えを作る。


 バルバトスが立ち止まる。村長達との距離、50メートル。十分すぎるほどに近い間合いだろう。


「成程、ウノダ村とサノダ村の村長共か。剣、槍の名手。……それが、その忍び者を庇うか」

「たった今、こやつは両村の英雄と相成った。ならば庇わん理由がなかろう?」

「フン」


 川面が言い、バルバトスは気に入らなそうに鼻を鳴らす。紅の眼光と、俺の視線がぶつかる。


 ……長い睨み合いが続いた。黒い騎士は彫像のように動かず、ずっと俺を見ていた。このまま永遠に睨み合いが続くかと思われたが、半刻も経った頃、ふいにバルバトスの身体から怒気が消えうせた。騎士はきびすを返し、森の奥へと戻って行く。


「……運が良かったと思え。次はない」


 地獄の底から響いてくるような声に、俺は心底震えあがり、ぶるりと身を震わせる。そのまま、闇の騎士は樹々に遮られ、見えなくなっていった。


「終わっ……た……のか」


 川面の言葉に、森津がおごそかに頷く。緊張の糸が切れ、俺は意識を手放した。


 ウノダ村とサノダ村の戦争は、回避されたのだ。ぼやけていく視界で、俺は確かに笑った。

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