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第44話「一回戦 ジャッジメントタイム」
犬神の声とともにカーテンが開かれる。
中から出てきたのはそこそこ巨乳の二人だった。
「ジャッジに入ります」
宣言と共に犬神が、二人のバストサイズを計る。
緊張の中、審判の声が響いた。
「判定。隅田、Dカップ。
横溝……Dカップ。よってドロー!」
引き分けの宣言に、たかしはほっと一息ついた。
隅田にEカップを出されていたら、負けていた可能性はあった。
だが、向こうにとってもEカップは切り札だ。
どうせ出すなら、こっちがAカップを使い切ってから出したいはずだ。
それはたかしも同じだ。Eカップを出すなら、隅田がAカップを使い切ってから出したい。
つまり、この場合はEカップの次に強いDカップで様子を見るのがベストということになる。
相手がCカップでも出して、勝ちが拾えればよかったのだが、そう上手くはいかないか。
だが調子は悪くない。今のところ、読みは正確だ。
ある程度の手ごたえを感じながら、勝負は二回戦へと移行した。




