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【転生】【異世界】【最強】【ハーレム】なんかクソくらえだ!  作者: 泥水啜
あそ部っ! ☆うちの体育館が突然ダンジョンに!?☆
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第34話「DTのSHIT!」

「主人公同盟の詳しいことは犬神さんに聞いてください」


 だが、法家の視線を受けた犬神は首を横に振るだけだった。


「詳しいことは何も知らないの。私は、四天王の中でも新参だから」


「四天王?」


「ええ、主人公同盟四天王。私はそのうちの一人」


 犬神はキーを叩く。


「実は、他のメンバーに会ったことはないの。

 これで音声通話をしたことがあるだけだから。

 八木沼をスカウトしろっていう指令が出たから、法家をスカウトに向かわせただけ」


「本当か?」


「今さら嘘をつく理由はないでしょう? 同盟の目的はわからない。

 ただ……求めていたんだと思う。同じ力を持つ人間を」


「イマジネ使いを集めているということか?」


「ただ、貴方のことは恐れているのかもしれない。

 八木沼と接触しないよう、彼に反発の力を使わせたくらいですから」


 たかしはふと思い出す。


「そういえば法家。鬼姫とは、どういう関係なんだ?」


「ああ、それは僕が同じ生徒会ですから。

 生徒の規律についての話をしていただけです」


 すると、何かを思い出したように顔を上げる。


「けど、そういえば……」


「なんか思い出したのか?」


「いえ、珍しく、部活の調子はどうと聞かれたんです。

『貴方たちの活動には期待しているから』って」


「期待? この部に何を期待していたんだ?」


「さあ? これは僕の推論ですけど……

 もしかしたら彼女もあそ部を探っていたのかもしれません」


 法家の言葉に犬神も頷く。


「ええ。実は最近、私のデータベースにハッキングがあったんです。

 おそらくは彼女の仕業。まさか……彼女もお姉さま狙い!?」


「それはないから」


 冷静にツッコみつつも、答えは出ない。


 世良鬼姫、彼女はいったい何者なんだ。

 聞ける話はこれくらいか。まあ、隠し事があれば、後はねとりが見つけてくれるだろう。


「じゃあ仕上げに、法家は貰っていく」


 意外にも犬神は反論しなかった。


「仕方ないわ。勝負に負けたんだから。

 遊びに優しく、ルールに厳しく。それがあそ部」


 さっそくねとりが能力奪取の儀に入ろうとする。

 が、そこでたかしは、あることに気づく。


「ん? ねとり、おまえ、法家とキスするのか?」


「そうしなきゃ奪えないけど……」


「ちょっと待て」


 ねとりを止めると、彼女はニヤニヤとゲスイ笑みを浮かべる。


「あ、やだもー。ご主人ったら、もしかして嫉妬してる?

 あたしが男とちゅーするからって」


「そんなの……当たり前だろ!」


「えっ?」


 たかしは正々堂々言い放った。


「俺より……俺より先に異性とのキスすませてどうすんだよ!

 イマジネにまで先越されるとか……末代までの恥だろ!」


「あ……確かに正論っすね、ハイ……」


 いくら自分の能力とはいえ、それは我慢ならない。


「童貞の嫉妬って臭い(アンタで末代な気がするけど)」「わーい、ゲロシャブドーテー」


「うっさい!」パコとインリを怒鳴りつけ、しばし考える。


 だがどうする? 法家をこのまま放置できるのか?

 正直男はいらないのだが、能力自体は魅力的なものがある。


 法家は自分がどうされるのか、少しおびえている様子だった。

 その様子は男の自分から見ても、結構可愛い。

 思わずつばを飲み、ふと思いついた。


「ちょっと法家にやらせたいことができたんだが……」

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