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魔王と勇者に好かれた者 [再修正しますm(_ _)m  作者: ヨベ キラセス
第二章 幼女会長と暗殺者に思案したもの
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「光」の破滅者 1

「……うそ、だろ?」

 オレたちの目の前の光景は到底受け入れ難いものだった。


「平和 湧磨」が壁にめり込んで、意識を失っている。


 負けるとは到底思えない奴が事実上敗北している。あたりには壊れたヨーヨーが落ちている。

 そして飛ばされてきた方向を見れば、明らかこの世のものと思えない輝きを持つ『金色の剣』を持っている。

「の、ノブキ……」

 と、不安そうに綺紀はオレの袖を掴む。

「……もしダメでもな」

 オレはそんな綺紀の手を掴み、

「オレが守る、それは絶対だ」

 と告げた。


 ––––その言葉は、綺紀にも、そして自分にも向けた戒めだ。


 煌びやか剣を持つ金髪は、あの湧磨を倒したにもかかわらず、その目は憎しみに満ちていた。

 そして男は少しずつ、周りを無視して湧磨に近づく。


 誰も動かない。そいつの威圧的なオーラは、この場にいた誰もが凍りつくほどだった。


 だが、動かた奴もいた。

 その金髪の目の前に、ルシーが立っていた。

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