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魔王と勇者に好かれた者 [再修正しますm(_ _)m  作者: ヨベ キラセス
第二章 幼女会長と暗殺者に思案したもの
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ーーー

「ん? どうしたの」

「………マオ、早く」

 二人が前方にいた。今日は霞と優華、舞夜、そして綺紀と僕の五人で下校していた。

 結局湧磨は見つからなかった。


 最近湧磨と一緒にいない。彼はすぐ家を出ているし、帰って料理作ったらすぐ寝てしまう。

 ここ数日は特に会話できなかった。

 運動会の事、会長との事、五月の連休の事……話したい事はいっぱいあった。


 湧磨、君は今どこにいるの?




『おいノブキ、置いてくぞ?』


 ふと、幻聴が聞こえた気がする。

 僕は校門の周辺を見回した。

 霞と優華には聞こえなかったようだけど、綺紀は一点を見て止まっていた。

 僕もそこを見て、目を見開いた。


 薄らだったけど少女を背負った小中と、目があった。


 彼らはその後逃げるように立ち去った。その先には湧磨も見えた。

「あ、マオ!!」

「ちょ、キキまで!」

 三人の声を背にかけ出した。

 坂を駆け下りたけど、その先に彼らはいなかった。

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