「城下町の市場調査-巡礼編Ⅸ 躰道する基軸ー」
エスリンさんはフィーネの視線をじっと受け止め、わずかに眉を上げて微笑んだ。
その微笑みは、優しさと──ほんの少しの許容、そして何か言葉にできない距離感を帯びている。
「……フィーネ様も、その様な一面をお持ちなのですね?」
フィーネは一瞬、恥ずかし気に目を逸らした。
けれどその緊張の裏側には、確かに、言葉にできない安心感もあった。
「──エスリンさん! アヴェーラが……。
そう! お願いしてきたんだ、えっと……その、『保護者』として、ね!」
フィーネは少し視線を逸らし、頬を微かに赤らめる。
正義感からくる責任感と、どうしても抑えきれない好奇心が入り混じり、言葉は少しもたついた。
「……別に、私がお願いした訳じゃないんだからね!」
その声の裏に、ほんの少しだけ、エスリンさんに近づきたいという気持ちが滲んでいた。
二人の間に漂う空気は、微妙に縮まったり、また少し離れたりして、けれど確かに、柔らかく温かかった。
「お嬢様は、本当に恵まれていらっしゃいますわね。ナーレ様然り──。」
エスリンさんの声には、軽やかな尊敬とわずかな含みが混ざっている。
その眼差しは、フィーネの表情を注意深く読み取りながらも、どこか柔らかく温かい。
「フィーネ様には、ナーレ様の綱役とお嬢様からお聞きしておりましたが……
いつもこうしてお振る舞いになるのですか、ナーレ様?」
エスリンさんの声には、軽い疑問と礼儀が入り混じり、言葉の端々に観察する眼差しが滲む。
私は一瞬視線を逸らし、けれどどこか誇らしげな笑みを浮かべた──
フィーネの隣で、二人の間に微かに緊張感が漂う。
「うーん……? いつもこうじゃないかな?
いつものフィーネは規則に厳しくて、逸脱するのが嫌がるタイプだよ?」
フィーネは眉をぴくりと動かし、口元に軽く噛みつくような笑みを浮かべる。
「……別に、私がそんなに堅苦しいわけじゃないよ! ナーレが好き勝手行動するから。」
私は釈明しようと抗議しようとした。
「だって、私──」
声は思ったより震えてしまい、言葉は途中で途切れる。
「エスリンさん? ナーレは、ちゃんと視界に入れといてくれよ?
こいつ、学院の門だって不法侵入できる腕があるんだから!!」
フィーネは口をつぐみ、頬をほんのり赤くしながらも、どこか誇らしげな目でナーレを見つめる。
エスリンさんは二人の様子を静かに観察し、その微妙な距離感と、互いに信頼し合うような空気に、軽く頷いた。
──そのとき、机に座っていたお父さんが勢いよく降りた。
「なんだって!? ナーレ!! そんなことをしているのか?」
お父さんが目を丸くして驚愕した。
「えっと──その……ちょこちょこって開けて、閉めているだけだよ?」
私はお父さんと対角線になるように机を間に置きつつ、エスリンさんの座っている椅子の後ろをそっと通った。
胸の奥では、視線に捕らわれないようにする小さな緊張感が走る。
「こら! ナーレ!! 『ブツ』を出せ! どこに隠しているんだ!」
「いやよ!? お父さん!! 絶対『処世術』は渡さないよ!?」
「そんなことをして……お前は一体──!」
「だって、私の秘密だもん! 誰にも渡さないよ!」
「フィーネちゃん! 協力しろ!」
「えっ……? そ、そんなの関係ないし……!」
「だって面白いんだもん!」
「……いい加減にしろ、ナーレ!!」
「いやー、まだまだ序の口だよ? お父さん!」
「まあまあ、アレフさん? こういう駆け引きも『家政婦』には必要かもしれませんね」
エスリンさんは静かに笑みを含み、微妙な距離感の中で見守っていた。
「……ふぅ、ほんとにやれやれだな。そんな修道女なんて居ないぞ?
ナーレ、どこに隠しているんだ。取らないから、正直に言いなさい」
私はにやりと笑い、肩をすくめる。
「ふん、取られたくないから隠してるんだもん!」
「おじさん! ナーレの右足の靴の底の内部に隠しているんだ!」
私は目を丸くし、口を大きく開けて叫ぶ。
「なっ……なんで!? フィーネ、何で言うのよ!」
フィーネは頬を赤くし、そわそわと目線を逸らす。
「だ、だって……仕方ないじゃないか! おじさんが必死なんだからさ!」
お父さんはにやりと笑い、私を捕まえると、迷いなく靴を手に取った。
「ふむ……なるほど、これでようやく終わるか」
恐怖とともに、私は体が硬直するのを感じた。
お父さんの力は想像以上に強く、抗うすべもない。
「なるほど……靴の釘が緩んでいるな。
この中に『ブツ』があるのだろう?」
私は思わず後ずさりし、声を震わせる。
「ちょっと! お父さん取らないで!!」
フィーネは口元に微かな笑みを浮かべ、ちょっと得意げに見つめる。
「……だから言ったじゃない、おじさんには勝てないって」
お父さんは無理やり靴底を左右に動かした。
私が毎日の習慣として釘を抜いているせいか、少しずつ釘の頭が突出し始めている。
私は目を見開き、慌てて後ずさる。
「ちょ、ちょっと……お父さん、やめてよ!」
「この──中太な鉄線はなんだろうな?」
お父さんはとうとう、私の『処世術』を取り出した。
私は思わず飛び上がり、両手をばたつかせる。
「駄目だよ! 返して!」
「はいはい、駄目だな。ナーレ、この鉄……金属疲労起こしてるぞ。同じところで曲げたんだろ?」
お父さんはにやりと笑った。
「若い頃の俺だって、こんな『こちょこちょ』はしてなかったぞ」
私は目を丸くして固まる。
「……な、何それ……?」
「取り敢えず、こいつは回収する」
お父さんは私の『処世術』をズボンのポケットに押し込みながら、にやりと笑った。
私はお父さんの言葉を何度も頭の中で反芻した。
「ちょっと!! お父さんも、そんな!──『こちょこちょ』してたってこと!?」
お父さんは少しニヤッと笑い、手をプラプラさせながら言った。
「おっと、若い頃の俺だって、やったことはあるぞ」
「な、なにそれ……信じられない!!」
(……まさか、お父さんまでそんな……)
「まあまあ、細かいことは気にするな」
お父さんそう言うと、右側のポケットをぱんぱんと叩いた。
「若い頃はな、こんな『こちょこちょ』で笑えるくらいの余裕があったんだよ」
お父さんは少し床を見つめて言葉を続けた。
「まぁ──それで余計なものも見てしまったけどな。『処世術』が『処刑術』になることもあるからな」
ナーレは目を見開き、息を呑んだ。
「え……えぇっ!? それってどういう意味……!」
私は思わず後ろに一歩下がった。
お父さんの笑みは冗談のようで、でもどこか鋭く、背筋が寒くなるほどだった。
お父さんは、そんなことにはまったくお構いなしと、軽く肩をすくめた。
「まあ、気にするな。大事なのは──ちゃんと使いこなすことだ」
「もう! 知らない!」
私は小さく声を荒げ、背を向けた。言葉に出さずとも、胸の奥に苛立ちが渦巻く。
その時、フィーネがそっと私の耳元に顔を寄せ、小さな声で囁いた。
「どうどう、ナーレ……また、貰えばいいんじゃないか」
彼女の息遣いと温もりが耳に伝わり、思わず肩の力がふっと抜けた。
少しだけ胸の中のもやもやが、やわらかく溶けていくようだった。
「ナーレ、貴方もお父さん似ね?」
お母さんは少し眉をひそめ、口元だけで微笑みを浮かべている。
その微笑みに、思わず胸の奥がくすぐられるような気持ちになる。
≪ナーレ……アレフにはまだ隠し事があるみたいだな。
どうやら『処世術』に関することらしい……≫
ヴァルそう呟きながら、私はお母さんの視線と父の仕草を頭の中で重ね合わせてみた。
家族の間で流れるこの空気は、いつもどこか温かく、けれどほんの少し緊張を伴っている。
「ナーレ様のお宅はいつもこうなるんですね。
お嬢様の特別というのが分かった気がします」
エスリンさんは少し眉をひそめ、目を細めて状況を見守る。
その顔には、呆れと軽い感嘆が入り混じっていた。
彼女はそっと口元に微笑みを浮かべた。
「エスリンさんも、そろそろ慣れたでしょ?
皆で保護者にならないと、制御不能になるんだから」
フィーネはにやりと笑いながら、肩の力を抜いた。
その言葉には、軽い冗談めかした警告と、どこか安心感を共有する気配が混ざっている。
エスリンさんは小さく息を吐き、思わず苦笑いを浮かべた。
「……確かに、これは一筋縄ではいかないですね」
私の胸の奥には、まだ納得できない苛立ちがくすぶっていた。
「エスリンさんは……なんで、助けてくれなかったんですか!?」
思わず声を荒げ、言葉に力を込める。頬が熱くなるのを感じながら、拳をぎゅっと握った。
エスリンさんは一瞬、驚いたように目を見開いた。
「……申し訳ございません、ナーレ様。少し遠くで見守っていたんです。」
彼女の声は落ち着いていたが、その目には確かな誠実さが宿っている。
「見守っていた……?」
出た声は低く、少し震えた。
エスリンさんの行動の裏に隠された意図を問いただすような響きが私から漏れ出た。
エスリンさんはゆっくりと私の前に歩み寄り、手を差し出す。
その指先は震えることもなく、しかし視線は確かに私を追っている。
「はい。私はお嬢様より、見守るよう指示されております。
余程のことが無い限り──私は『手を出すな』と命じられております。」
その声は柔らかくも、どこか鋭さを帯びていた。
まるで私の行動一つ一つを確かめるように、視線がじっと絡みついて離れない。
私は息をのむ。
手を差し伸べられたその先に、ただの忠実さだけでなく、何か鋭い緊張感が漂っていることに気づく。
指先がわずかに触れ合うかどうかの距離で、世界が止まったかのように感じられる。
「……手を取ったら、どうなるんでしょうか……?」
小さく呟いた声が、自分の胸の鼓動にかき消されそうになる。
目の前のエスリンさんは微動だにせず、ただ私を見つめている。
その視線には忠実さと冷静さだけでなく、確かな重みがある。
まるで、ここで私が踏み出す一歩が、未来を変えてしまうかのように。
息を深く吸い込み、私は手を差し出す。
指先が触れた瞬間、張り詰めていた空気がわずかに揺れた。
温もり──それは予想以上に穏やかで、安心感を伴った。
しかし同時に、心の奥で何かがざわめく。
(この距離感……何が変わった……?)
恐怖や不安ではなく、わずかな緊張と期待が入り混じった感覚。
手を取ったことで、ただ安全に触れ合えたわけではない。
互いの信頼、そしてこれから起こりうる可能性──そのすべてが、微妙に揺らいだ瞬間だった。
エスリンさんの目に、ほんの一瞬だけ柔らかな光が差した。
それは忠実な従者としての強さを崩すものではなく、
私という存在を、確かに受け止めた印だった。
「ナーレ様、フィーネ様、明日より──家政婦体験となります。
それに於いて、お嬢様は『あるがまま』でとお望みです。」
その言葉が放たれた瞬間、空気が一瞬止まったように感じられた。
私は思わず手を握り直し、視線を落とす。
「……『あるがまま』……ですか?」
口に出してみると、言葉の重みが胸にずしりと響く。
手を触れたばかりのあの瞬間の余韻が、まだ指先に残っている。
フィーネも眉をひそめ、軽く息を吐く。
「つまり、飾らずに、隠さずに──ということね……」
その声には驚きと、わずかな覚悟が混ざっていた。
エスリンさんは微動だにせず、二人の視線を受け止める。
「はい。お嬢様のご希望通り、ありのままの振る舞いを求められます。
生活全般の補助、掃除、整理整頓……全て実践して頂くことになります。」
私は頭の中で言葉を反芻しながら、心臓の高鳴りを感じる。
「素のまま……」
思わず呟くと、胸の奥で微かに不安と期待が入り混じり、指先の感覚まで敏感に響いてくる。
飾ることなく、自分の全てをさらけ出す──その覚悟が、初めて重くのしかかる瞬間だった。
フィーネは小さく肩をすくめ、私の横で一息つく。
「……ま、頑張るしかないかぁ……」
声は平静を装っていたが、瞳の奥には緊張が隠せない。
エスリンさんの静かな視線が、二人の動揺と覚悟を見透かすかのように絡みつく。
「では、明日より三日間よろしくお願いいたします──
お嬢様の『あるがまま』に従い、施行致します。」
言葉が放たれた瞬間、私は思わず息をのむ。
三日間──その長さが、ただの家政婦体験以上の意味を持つことを、胸の奥で感じ取ったのだ。
手を触れたあの瞬間の温もりが、まだ指先に残っている。
「三日間……」
小さく呟くと、言葉の重みが胸にずしりと響く。
素のまま──飾ることなく、自分自身を曝け出す覚悟が、今ここで試されるのだ。
フィーネも微かに肩をすくめ、唇をかむ。
「……どうなるかな、三日間も……」
平静を装った声の奥には、わずかな不安と期待が入り混じっている。
エスリンさんは微動だにせず、しかしその視線は、二人の心の奥まで届くようにじっと注がれている。
「準備はよろしいでしょうか?」
その一言に、張り詰めた緊張がさらに増す。
私は視線を逸らすこともできず、ただ胸の鼓動を感じながら、小さく頷いた。
三日間──自分の素のままが、どれだけ試され、どれだけ変わるのか。
その思いだけが、静かに、しかし確かに胸の奥で揺れ続けていた。
≪さてと──君の資質が試される。
君らしさを貫きなさい。≫
ヴァルの声は頭の奥で響き、私の胸に小さな震えを残した。
手を触れたばかりのあの瞬間の余韻と、三日間の家政婦体験という試練の重さが、いっきに心の奥に押し寄せる。
「資質が……試される……」
小さく呟くと、言葉の意味が次第に実感として重くのしかかる。
飾ることなく、素の自分でいる──それが、どれほど勇気の要ることか。
一歩踏み出すたび、緊張が胸を締め付ける。
フィーネも横で、息を整えながら視線を送る。
「……でも、やるしかないわね」
その声には覚悟がにじみ、心の奥で互いに支え合うような小さな結びつきを感じさせた。
私は深く息を吸い込み、手に残る温もりを思い出す。
「……私らしく……」
胸の奥で小さく決意を固めたその瞬間、世界が少しだけ鮮やかに、緊張と期待で光り始めたように感じられた。
「ナーレ様、フィーネ様、本日はとても楽しかったです。お嬢様の御友人達を垣間見える、特別な日でございました。」
エスリンさんは恭しくお辞儀をする。
その姿勢は完璧で、しかしどこか柔らかさを残しており、静かに場の空気を整えていた。
私はその言葉を聞きながら、心の奥でまだ緊張が残っていることに気づく。
手を触れたあの瞬間の感覚と、三日間の家政婦体験で得た経験が、まだ胸の奥で小さくざわめいていた。
フィーネも、少し照れくさそうに微笑みながら、頷く。
「……本当に、特別な日だったわね」
声は落ち着いているが、二人で共有した時間の重みを感じさせる。
エスリンさんは軽く頭を上げ、目を細めず、じっと二人を見つめる。
その視線には、忠実さと同時に、彼女なりの温かさが混ざっているようだった。
「では、これにて、本日の任務は終了させて頂きます──」
静かに告げられたその言葉と共に、エスリンさんは礼儀正しく暇乞いをし、玄関口へと足を運んでいった。
扉が静かに閉まる音が、室内に小さな余韻を残す。
ナーレとフィーネはその場に立ち尽くし、言葉にできない感覚──達成感や少しの寂しさ、そして心に芽生えた微かな温もり──を胸に抱いた。
「さてと、この部屋をどうにかしないと。」
お母さんが静かに席を立ち、片付けをするために活動を始める。
その動作には無駄がなく、どこか穏やかなリズムが室内に流れ、緊張感だった空気をやわらげていく。
私はふと視線を落とし、散らかった小物に目をやる。
「……手伝わないと、まずいかも……」
小さく呟きながら、胸の中のわずかな温もりと共に、次の行動への覚悟を少しずつ固めていった。
「仕方ないな、保護者として手伝うよ」
その声には平静を装いつつも、どこか充実感と連帯感が滲んでいた。
私はふと視線を落とし、散らかった小物に目をやる。
木製の小鉢や平皿、形が変わってしまったもの──。
どれも日常の中で使い込まれ、手垢や小さな傷が刻まれていた。
小さく呟き、思わず手を伸ばしかける。
しかし、ただ片付けるだけではなく、どこか愛着を感じてしまう自分に気づいた。
私の胸の奥には、今日の体験で芽生えた微かな温もりがまだ残っている。
手を触れたあの瞬間の余韻と、部屋の散らかり具合が、不思議な静けさの中で交錯する。
「……これも、きっとアヴェーラやフィーネと過ごした時間の痕跡なんだろうな……」
そう思うと、片付ける手も自然と丁寧になった。
「フィーネはどうするの、今日は? 帰宅するの?」
私はふと顔を上げ、片付けの手を止めながら隣を見る。
フィーネは少し迷ったように眉をひそめ、視線を床に落とす。
「うーん……どうしようかな」
小さく唇を噛みながら答える声には、いつも通りの軽さを装いつつも、どこか微かなためらいが混じっていた。
「そうだね……無理に帰らなくてもいいかも」
フィーネは小さくつぶやき、再び手元の小物に目を落とす。
片付ける動作はゆっくりと、でも確かに進む。
「また、おじさんは遅いの?」
私は片付けを休めて尋ねる。
フィーネは肩をすくめ、微笑む。
「そうだね……まあ、いつも通り。
母さんもそろそろ仕事を変えて欲しいとは思うけど」
軽い呆れと慣れた様子に、私はどこか安心した。
日常の小さなリズムが戻ってきたように感じられる。
「うちの両親はなんで、漁師と踊り子って、どういう掛け合わせなんだろうな?」
フィーネはくすりと笑い肩をすくめる。
「……本当に奇妙な組み合わせよね。
でも、こうやって私たちが生まれたんだから、悪くないんじゃない?」
その言葉に、私は少し微笑む。
「私は居心地は悪くないけど、ナーレを家に呼べないのがな?」
フィーネは少し困った顔を見せる。
「そっか……まあ、確かにちょっと難しいかもね」
軽く受け流すように言った。
フィーネはちらりと視線を向ける。
「うん……でも、こうして一緒にいられるだけで十分かな」
胸の奥で小さな温もりを感じる。
家庭の事情や制約はあっても、今この時間、二人で過ごせること――
それだけで充分に心地よく、穏やかだった。
71話──なんかどうなんだこれ?
やりたい放題してみた。
やっと、フィーネの家族構成というか、両親構成が明かされるという。
予想外なことしてしまったけど。
フィーネの正義感がどこから起因しているのか、
それがなんとなく見えるかもれない......。
そのせいで、自宅に呼べないことにも気にかけている、そんな状態でしたね。
とうとう、『処世術』が没収されました。
作者も意地悪ですね。
まぁ、大丈夫ですよ。
作者が回収するという意味がどういうことだか、考察すれば分かる内容ですから。
作者の性格を理解したら分かる事だから。
71話で説明する必要はないかな。




