第29話 紅霧異変⑥
ルマドエルが姿を消した後に魔女が口を開いた
「貴方は運が良かったわね。」
「どういうことだぜ?」
「いつもなら人間に口答えされたら殺されてるのに貴方が死んでいないからよ。幻想郷に来たばかりだから面倒ごとを避けたのね。次からは気を付けなさいよ?」
魔理沙は顔を青くして
「そうか、わかったのぜ。それよりフランを解放しろ!」
「それは無理よ。ルエルにお願いされちゃったし、この子は危険だわ」
「そうやって何で決めつけるんだぜ?
フランも変わろうとしてるんだぜ!」
「この子の能力は危険よ。能力が制御出来ないんだから地下室に入れているのよ」
「このわからず屋!ずっと地下室にいたら出来るものも出来なくなるじゃないか!私がお前を倒してフランを解放してやるんだぜ!」
「まだ種族が変わってない人間なんかに私は負けないわよ?いいわ、相手をしてあげる。まずは簡単そうなものにしましょうか。
スペルカード発動!火符【アグニシャイン】」
「私を見くびらないで欲しいのぜ!
スペルカード発動!魔符【スターダストレヴァリエ】」
「ふーん。中々やるじゃない。これはどうかしら!
スペルカード発動!土符【レイジィトリリトン】」
「流石魔女だぜ!でも、私もまだまだなのだぜ!
スペルカード発動!恋符【マスターースパーーク!】」
「ふふふ、人間のままなのにここまで出来るなんて凄いじゃない。私も少し本気を出して終わらせてあげる。
スペルカード発動!火&土符【ラーヴァクロムレク】」
「なッッ!上級魔法なのぜ。このままじゃ当たっちまうのぜ。
えぇぇい!私は霧雨魔理沙様なんだぜ!まだ成功してないけどやってやるのぜ!
スペルカード発動!魔砲【ファイナルスパーーク】いっけーーー!」
「私の上級魔法に競り勝つなんて!
スペルカード発動!土&金符【エメラルド、ゴホッ!今日は魔法を使い過ぎてゴホッゴホ!さ、三重結界」
パチュリーは魔法の使い過ぎて体調を崩し、魔法の維持が出来なくなって魔理沙の放った魔法が直撃したが、直前に張った結界のお陰で事なきを得た。
また、パチュリーを倒したことでフランの回りを囲っていた流水の牢が解除された
「フラン!大丈夫なのかぜ!?」
魔理沙はフランに向かって走った
「大丈夫だよ、魔理沙。それより早く
レミリア御姉様の所に行こう?魔理沙の友達も待ってるんでしょ?」
「そうだ、異変!すっかり忘れてたのぜ!とっとと行って終わらせてこようぜ!」
魔理沙は笑いながら言った
魔理沙達はしばらく歩いた時
「あっちから音がするぜ!」
「あっちの方はレミリア御姉様の部屋よ!」
戦闘の音が聞こえる方に行くと既に戦闘が始まっていた
「霊夢~来てやったのぜ!」
「魔理沙遅いじゃないの。どこに行ってたのよ。それと後ろの吸血鬼?は誰?」
「まぁまぁ、見てろって。あれはレミリアの妹でフランって言うんだぜ。」
「何で貴方が知ってるのよ」
「行く導中にフランの姉について聞いたからな。でも、ルマドエルっていう姉はよくわからなかったのぜ」
「まだレミリアに妹がいるのね。何か二人で話してるみたいだけど」
「フランは490年位の間地下室に閉じ込められてたんだぜ。たまたま私が中に入ってフランに姉にしっかりと自分の意見を言うって説得したんだぜ!」
「ふーん。それじゃこの間に少し休んじゃいましょう」
そうして霊夢と魔理沙はレミリア達の話が終わるまで待つことにした




