閑話 パチュリーの気持ち
オリジナル設定入れました
私はパチェリー・ノーレッジ。魔法使いよ。
魔法使いには二種類あるわ。
一つは先天的な魔法使い。先天的な魔法使いは魔女なんて呼ばれたりするわね。私は魔女って呼ばれた方がいいわ。
もう一つは、人間から修行やら何やらをやって魔法使いに至るケースよ。
でも、この方法で魔法使いになる人は早々いないわ。だって魔法使いは妖怪ですもの。自分から妖怪に進んでなるような奴なんていないし、そもそも魔法使いに至れる可能性なんてほとんど無いんだから。
それより、この頃魔女狩りが流行っているのよ。私も、ある村で魔法を研究していたけど、火炙りにされそうだったから早々に逃げてきたのよ。でも、どこに行こうかしら?宛もないし。
そんなことを考えていると、上空から影が延びてきた。影の正体には噂にされているのですぐにわかった
「こんばんわ。魔女さん?フフフ、そんなに怖がらなくても危害を加えたりしないわよ」
噂に名高い吸血鬼の姉妹がなんで、こんな森の中にいるの?
「スカーレットデビルとブラッディリーパーがわざわざここまで来るなんて、何のようかしら?」
何か目的があるのかしら?そんなことを考えていると吸血鬼姉妹は言い争いをしていた
「エル、あなたそんな二つ名あったかしら?」
「ほら、いくらか前にアダマスの鎌を私専用の武器にしようとしたじゃない?それの性能実験のために村に行って試し切りしてきたのよ。とっても使いやすかったわ。切れ味もよかったしね。」
「私はそんな報告聞いていないけれど?」
「早く性能を確かめたかったのよ」
「別に拗ねなくてもいいじゃない。
それより、私達がここまできた理由だっ
たわね。それが運命だからよ。貴方には私達の館まできて貰うわ中ではよっぽどのことをしないかぎり自由にして貰って構わないわ。あなたもそれでいいでしょ?」
「いいわよ。御姉様」
いつの間にか言い争いは終わっていたらしい。だけど、運命だなんて仰々しいわね。
「私はまだ行くって決めた訳じゃないのだけど」
「あら?それじゃぁこのままあてもなく彷徨うつもり?」
「(お見通しって訳ね?)わかっわ。あなたの館に行くことにしたわ。
私はパチュリー。パチュリー・ノーレッジよ。あなた達は?」
「私はレミリア・スカーレットよ紅魔館の当主をしているわ」
「私はルマドエル・スカーレット。スカーレット家の次女よ」
「そう、これからよろしくレミリア、ルエル」
「えぇ、よろしくねパチュリー」
「あら?貴方には名前を呼ぶことを許してなくってよ」
「エル」
「わかったわよ御姉様。...特別にルエルと呼ぶことを許してあげるわ」
「ごめんなさいねパチュリーこの子はプライドが高くて」
「御姉様!御姉様が謝る必要は「黙ってなさい、エル」はい」
「フフフ。あなたって面白いのね」
「そう?普通だと思ってたのだけれど」
「面白いわ。だって吸血鬼って普通、ルエルのようにプライドが高いはずなのにそこまでプライドが高いって感じじゃないんだから。当主の器って感じかするわ」
それに、あなたにはカリスマと皆に慕われる性質を持っているのね?会ったときからすぐにわかったわ
「そうよ!御姉様は当主に相応しいんだから」
「「フフフ」」
このルエルも、レミリアのことをとても慕っているのね。
「さて、そろそろ私達の館に戻りましょうか」
「そうね。早く行きまゴホッゴホッ」
「あら?どうしたの?」
「ゴホッ、魔法使いは研究するときに色々なものを使うから体がゴホッ、弱くなったりするのよ」
「そうねー。エル、治せる?」
「やってみないとわからないけど一時的に弱めることぐらいだったら出きるわよ」
病気に近いものをすぐに治すなんて出きるはずないわ。頑張っても治癒能力を上げることが精一杯のはずよ
「それじゃぁやってちょうだい」
「わかったわ
月よ、再生を司る白き月よ、我が館の住民、パチュリー・ノーレッジの体を癒し給え
フルスペル 【ビェールィムーンリカバリー】」
な!フルスペルですって!この魔術は魔法の中でも屈指に制御が難しい治癒魔法、それの再生の魔術なんて聞いたことがないわ!
それに、フルスペルは魔法の威力は上がるけど制御が格段に上がってしまって、初級の魔法でも中級中位の魔法の制御能力を必要になるのに、
それを多分、上級上位の魔法にするなんて、非常識にも程があるわ。
「初めてだったからフルスペルで魔法を使ったけどこれでどうかしら?パチュリー」
初めての魔法に使うなんて!驚きで声も出ないわ。それより
「すごいわ!今までが嘘みたいに体が軽くなったわ!それに扱いが難しいフルスペルを初めての魔法に使えるなんて!どうやって使ったの!?」
「それは「はいはい、魔法の講義は館に戻ってからしてちょうだい。そろそろ日が昇るわ。早くしないと灰になっちゃうわよ」続きは紅魔館に帰ってからにしましょうか」
「そうね。あなたはどこに部屋があるの?」
「私は地下にある大図書館の最奥に住んでいるわ。そこには……」
そんな話をしつつ、日が昇る前に紅魔館に向けて戻っていったのだった
紅魔館に着き、寝ていた美鈴を起こしたあとに朝食?を食べ、エル達が寝る前にパチュリーを大図書館に案内していた
「ここが、私が住んでいる図書館よ。まぁ、私の部屋はもっと奥だけど」
「ここって、魔法使い達が伝説として語られる魔法図書館、ヴワル魔法図書館じゃないの!どうしてそんな図書館が紅魔館の地下に……」
「ここはそんなふうに呼ばれていたのね?なんか、ずっと前の、初代当主が見つけてその上に建てた館が紅魔館よ」
「そんなに古くから存在していたのね?ビックリだわ」
「私も冗談半分で流してたけど本当だったのね。それで?貴方はどこを部屋にするの?」
「決まってるじゃない?ここよ!ここにするわ」
「わかったわ。御姉様に報告しておくわ
私はもう寝るから」
「わかったわ。お休み」
こうして、パチュリー・ノーレッジの長い1日が終わり、新しく紅魔館の住民としての1日が始まったのであった
次は咲夜です!




