閑話 美鈴の気持ち
これで書き途中のものも無くなった私です。
私は、紅 美鈴。
色々な国や場所を移動している妖怪です。
私は旅の途中である吸血鬼の噂を耳にしました。
血を服に滴らせながら獲物を狙うというものや、妖しげな術を使うなど。そして何よりその二人の吸血鬼は常に一緒のタイミングで発見されていること、そして、紅い館に住んでいるなど様々な噂が飛び交っていました。
ちょうど、噂の中心でありそうな紅い館を見つけたため、日が落ちるのを待ってから訪れてみることにしました。その時はここで門番をやることになるなんて思ってもいませんでしたが。
「ここが紅魔館ですね。ごめんくださーい……まだ日が落ちてきたばかりだからもう少し遅く来ればよかったかな?」
まだ日が落ちたばかりだし吸血鬼だから、もう少し遅くくればよかったかな?
もう少し遅くなってからまた来よう。
と思っていたら後ろから声が聞こえてきた
「その必要は無いわよ?この時間に
来るっていう運命は見えていたわ」
ついさっきまで気配を感じなかったのに!
さっき訪れようとした館の上空に二人の吸血鬼が浮かんでいた。一人は心底楽しそうに笑い、もう一人は見下すように嗤いながら美鈴のことを見ていた。
だが、背が低く、とても噂になるような容姿でもなかったため噂の吸血鬼の子供かと思って尋ねた
「あなた達はここの吸血鬼の子供?」
「いいえ。私はここ、紅魔館スカーレット家当主のレミリア・スカーレットよ」
「同じくスカーレット家次女のルマドエル・スカーレットよ。貴方も早く名乗りなさい」
何だ、噂の吸血鬼が子供だったなんて!
あんなに噂になっていても所詮は噂。いくら吸血鬼と言ったって子供にそこまで噂される強さがあるとは思えませんね。
自己紹介されたなら私もしないといけませんね
「私は紅 美鈴と申します。強い者を探して旅をしています。このあたりでスカーレットデビルとブラッドクイーンと呼ばれている吸血鬼の館があると聞きここまで来たのですが……残念です」
早く他の場所に言って強い人探しを続けましょう。
美鈴はそう思い次の場所へ行こうとしたときルマドエルと名乗った少女が、首を締めてきた
「かっっ、はっ!」
全く見えなかった!く、苦しい!
「貴様、一種一妖の弱小妖怪ごときが私と御姉様のことを馬鹿にするのね?いくら御姉様の客だと言っても貴方には相応しくないわ。このまま首の骨を折ってあげましょうか?」
な、なんという殺気!これだけでも気絶してしまうほど、強い! 意識が…
気を失ってしまう前に声が聞こえた
「エル、やめなさい」
レミリアと名乗った少女が気を失う前にルマドエルのことを止めたのだ
「かはっ!はぁ、はぁ」
美鈴は首を締められていたため言葉を発することができなかった。
危なかった。もう少し遅かったら気を失っていましたね。私の能力でも全く動作がわからなかった。そういう能力なのかわかりませんが危うく殺されてしまうところでした
「御姉様、一種一妖の妖怪風情が私達を馬鹿にしてきたのよ!こんな奴を誇り高き紅魔館の門番にする必要がないわ!」
「落ち着きなさい、エル。そんなに怒っていてもしょうがないわ。それに一度の過ちも許せないなんて器の程度も知られてしまうわよ?私の妹であるあなたがそんなに器が小さいはず無いでしょう?」
「ッッ!そ、うよ。私は懐が深いから最初の過ちはなかったことにしてあげるわ」
そうして、ルマドエルは館の中に戻っていった
「よかったわね。あの子に温情を掛けて貰えて。そうじゃなければ貴方はここで死んでいたわよ」
やっぱりあのままだったら死んでいたんですね。危なかった
「それで?あなたが求めていたものは見つかった?今なら門番として雇ってあげるわ」
レミリアは手を伸ばした
前までは誰かに仕えるなんて嫌でしたが
ここまでされてしまったら断れないじゃないですか
「は、い。レミリア様。私を門番として雇ってください」
そうして、美鈴はレミリアの手を取った
門番として少しでも役に立ってみせます!お嬢様!
「あら、また寝ていたのね?門番なのだからしっかりしなさい!」
お嬢様、門番は退屈すぎます!
お役に立てるのはまだまだ先のようです
もう、外の世界での構成が思いつかないのでさっさと幻想入りさせちゃいます。文句は受け付けません!
しっかりと後の二人とも出してからだけど…




