第15話 英雄の武器②
「さて、まず準備から始めないとね」
「まずは、怨嗟に染まって障気を放つようになった血に縛り付けた魂を溶かして、それをアダマスの鎌に呪いとしてコーティングして、あとは私の妖力と魔力を注いだ血でアダマスの鎌に浸して……完成!」
「そうね……この際だから眷属達が持ってきた血の宝珠も使いましょうか。これを持ってきたときはビックリしたわ。なんせ大図書館の最奥近くの魔導書に名前がある珍しい魔法媒介だったんだから。
どれぐらいで馴染みそうかしら?とりあえず100年位かしら?私の妖力と魔力が入っているのだから私に使いやすくなるのかしら?初めてのことだからどうなるかわからないけどワクワクするわ」
ルマドエルが久しぶりに部屋を出たのはレミリアに報告してから3日かかっていた。
「約束通り教えてくれるのよね?」
部屋を出てすぐにレミリアの部屋に行きルマドエルは実験の内容を話にきていた
「はい、御姉様。あのままだと私が持てないので私の妖力と魔力を込めた血と、人間の魂を溶かした血を呪いと一緒に纏いつかせました。あとは、あれが馴染むのを待つだけです。」
「???よくわからなかったけどつまり、エルの力を込めた血と人間の魂を溶かした血を呪いで纏めたってことでいいのかしら?」
「そうですよ。御姉様」
「そんなことをやっていたのね?それで血が馴染むのにどれくらい時間がかかるのかしら?完成したら見てみたいわ」
「大体100年くらいだと思うわ。完成したら見せてあげます。」
そうしてルマドエルにとって初めての武器の処理が終わったのであった
次は、ついに住民が増えます!




