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十分ほど地図とにらめっこしながら、歩いているといつの間にか人通りが少ない道に入っていた。周囲は民家ばかりだった。公園もあったが、市が余った予算を強引に使い込んだような、どうしてこんなところに公園があるのだろうと疑問に思うような小さな公園だ。


その公園を横目にしながら歩いていると低い石垣が現れてきた。私の腰くらいまで積まれた石垣はその先に何かあることがあまりにも容易に想像できた。

すると『市立ミッドランドシティ博物館、市立ミッドランドシティ美術館』と書かれた表札が現れた。

 場所が場所だからかあまり人の出入りはない。私は門が開かれっぱなしになっている敷地の中に足を踏み入れた。

 森の中を歩いているかのような緑に覆われた道を歩いていると、目を引くような外観をした建物が見えた。

 白く塗られた外観は一見すると非常に知的でおしゃれに見えた。しかし近づくとところどころにひび割れをしているところがあり、建てられて何十年もたっていることが予測できる。


弧を描くように作られた建物は非常に先進的な人が作ったのだろう。近くに置いてあったポスターを横目に博物館の入り口から博物館内へ入った。

 




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