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異世界トリップ

　私は異世界トリップモノが好きです。

　子供の頃から慣れ親しんだジャンルだからと言えると思います。

　エルマーの冒険にアリスシリーズ・ナルニア。

　だからでしょうか、異世界トリップモノと言うとやはり『行きて帰りて』を私の中では好むようです。

　浦島太郎もかぐや姫も行って帰りますもんね。(来て帰る)

　異世界に行って何かを『得たり失ったり』あるいは両方。

　異世界である理由があるのかと問われれば、現実通常性から逸脱したこれまでが覆されてこそ得るモノがあると感じるのかも知れません。

　自分の作品でそうかと言えば、うーん。

　時間概念からの解放と周囲の許容性・多様化、これまでと異なるルール(法律・道徳観念)が変化している設定ですねぇ。できてるかは別ですが。

　何かを得るということをどこかで望んでるんだなぁとぼんやりと思います。

　失うことと得ることのバランスってどのくらいが等価なんだろうと考えます。

　同時に等価なんか存在するんだろうかとも。

　バランスって難しい。

　2015.0616

　AM7:00