小説家になろうよ
作者: あーだめだだめだ、おもったるい言葉しか思いつかねえ
どーして新学期からこんなにも重てぇんだよ、
編者: いやぁ、そりゃあ、作者も不安なんですよ、新学期そうそう学校でぼっちなんですから。話し相手もいれば、こんな文章書いてないですって。
作者: 不安って、大学に4年も通ってて、ずーっとぼっちだったじゃねぇか、あいつ。もぉ無理だよ、諦めろよ。そして小説書く手を止めて勉強しろよ。
編者: ほら、言うじゃないですか、追い詰められたネズミがうんぬんかんぬんって。だから作者も必死なんですよ?きっと。この状況で、なんとか自分を保とうとしている。小説書くことで不安がぬぐえるなら、いいじゃないですか。
作者: うーむ、やだよぉ、僕は。そんなの。
編者: またそうやって否定から始めるんですから。なんで嫌なんですか?小説書くより僕と気持ちいいことしようよ〜って感じですか?
作者: カバかお主は、いや馬鹿か。もともと、作者は不安を拭うためじゃなくて、むしろ将来の選択肢のひとつとして、小説書こうとしてたんだろうが。それなのに、不安のはけ口にしてどーすんのさ
編者: あぁ、終活、じゃなくて就活ですね。でも、ほら、小説書くには何か話題が必要じゃないですか、それこそ、先生の抱えている闇のオーラを、ここにぶちまけるのは、小説らしいじぁないですか。
作者: 人の悩みを闇のオーラとか言うなよ!あと小説らしくはないから!
編者: えーいいじゃないですか、黒歴史作り。僕は応援しますよ。本当に就活が上手くいっていれば、こんな二人に話させたりしないでしょ。人生、黒歴史の一つや二つ作ってなんぼです。
作者: 君が1番人生経験なさそうだけどな。