僕の為に残してくれた手紙。
僕と付き合っていた彼女が亡くなった、、、!
彼女とは知り合った期間も入れれば、、、5年になる、、、。
僕の名前は 『三橋 賢二』32歳で、小さな会社の営業マンをしている。
彼女の名前は 『立花 佑香』24歳、カフェ店員をしている。
▽
僕の友達と佑香の友達が仲がよくて、そこから僕たちも仲良くなったんだ、、、!
はじめは、、、正直【恋愛対象】って感じじゃなくて、、、。
僕のタイプでもないし、顔も可愛いけどタイプじゃない、、、!
ただ、一緒に居ると楽しいっといった! 【仲のいい女友達の1人だった!】
明るくて、人懐っこいところとか、笑顔が似合う子。
ただただ、それだけの関係だったのに、、、。
*
気がつけば、、、?
僕と佑香の二人で居る事が増えていって、、、。
なんだか? 僕の方が、佑香と一緒に居たいと思うようになったんだ!
だから、僕からさり気なく佑香に告白したんだけどね、、、!
『ねえ? 佑香!』
『なに? 賢二クン、、、?』
『これからも! こんな風に二人で居れたらいいね!』
『そうだね!』
『だったら? 僕たちは一緒にいるべきだよね!』
『まあね!』
『僕と今日から、付き合わない?』
『・・・いいよ!』
『ありがとう。』
▼
僕も佑香も、あんまり言葉に出して話すのが得意じゃないから、、、!
いつも! LINEでの言葉だったり、小さな紙に書いた手紙だったり。
こそっと、、、! 二人だけの秘密のように、、、。
今思うと、、、?
僕と佑香だけが、繋がる言葉で会話をしていたのかもしれない、、、!
*
でもそんな時だった、、、!
ふたりで、デートしていた時、、、!
佑香が急に苦しそうにお腹の当たりを手で押さえて苦しみだした、、、!
僕は急いで、救急車を呼んで病院へ。
そこで、先生に聞かされた事は、、、?
『大変、申し難い事なんですが、、、立花佑香さんの病名は、、、?
子宮癌で、しかも、、、? かなり癌が進行しているようです!』
『・・・先生! 佑香は、治るんですよね、、、?』
『・・・・・・手術をしても、100%治ると言う保証はありません!』
『・・・そんな、』
『でも、直ぐにでも入院してください! このままだと彼女は助かり
ませんよ!』
『・・・・・・ははい、』
▽
そして、佑香はそのまま入院した、、、!
僕は毎日、佑香のお見舞いに来たんだ、、、!
傍に居れる時は、ずっと時間が許す限り時間ギリギリまで一緒に居るように
したり、、、出来るだけ佑香の傍に僕が居たかったんだ、、、!
佑香が入院して1か月たったころから、、、。
佑香が僕に小さな手紙を帰りにくれるようになった、、、!
『これ! 絶対に家に帰ってから読んでね!』
『・・・ううん、分かったよ! ありがとう佑香!』
『うん!』
*
書いている内容は、大した事じゃない、、、!
以前、佑香からもらった手紙にはこう書かれていた!
『今日の賢二クン? ちょっと寝ぐせが付いてたよ! でもそこが
可愛いと思うな~佑香。』
【なんだよ! これ!】
僕は、そんな佑香の手紙が凄く嬉しかった!!!
他の人からしたら? どうでもいいような事だけど僕には凄く嬉しい事なんだ!
僕と佑香だけの時間を二人だけで楽しんでいたから、、、。
▼
毎日、僕が佑香のお見舞いに行くと必ず帰りには佑香が僕にその小さな
手紙を渡してくれるのが、二人だけの日課になった、、、!
小さな幸せの積立預金のように、、、。
僕は家に帰って、佑香の手紙を読んで大切に保管する場所に置いて行く...。
*
でも、佑香は日に日に弱っていくのが、僕の目でも分かるほど、、、。
やせ細っていき、僕と話す時間より眠っている時間の方が増えていった、、、!
それでも、必ず僕に手紙を渡してくれた、、、!
字を書くのもやっとなのか、、、?
文字が斜めになっていたり、波打っていたり...。
文字数も減っている、、、!
この頃から、僕は家に帰ると毎晩1人で泣くようになった、、、!
佑香の事を考えれば、一緒に居る時には泣けないから...。
▽
倒れてそのまま入院してから半年後、、、。
佑香が亡くなった......。
最後は、苦しむ事なく亡くなってしまった。
僕に最後の言葉を残して、佑香は逝ってしまった...。
『今まで、賢二クン! ありがとう。』
『佑香! 僕の方こそ、今までありがとうな!』
『・・・・・・うん。』
涙をいっぱい目に溜めていた佑香の最後を僕は忘れられない、、、!!!
・・・そして、僕に最後の手紙にはこう書かれていた。
『私の事は、もう忘れて! 幸せになってね! イイ女性を
見つけるのよ賢二クン! 佑香。』
僕はこれから、佑香以上の女性と出逢う事が出来るのかな、、、?
最後までお読みいただきありがとうございます。




