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僕の為に残してくれた手紙。

作者: 七瀬
掲載日:2018/12/09





僕と付き合っていた彼女が亡くなった、、、!


彼女とは知り合った期間も入れれば、、、5年になる、、、。



僕の名前は 『三橋 賢二』32歳で、小さな会社の営業マンをしている。

彼女の名前は 『立花 佑香』24歳、カフェ店員をしている。



僕の友達と佑香の友達が仲がよくて、そこから僕たちも仲良くなったんだ、、、!

はじめは、、、正直【恋愛対象】って感じじゃなくて、、、。


僕のタイプでもないし、顔も可愛いけどタイプじゃない、、、!

ただ、一緒に居ると楽しいっといった! 【仲のいい女友達の1人だった!】


明るくて、人懐っこいところとか、笑顔が似合う子。

ただただ、それだけの関係だったのに、、、。




気がつけば、、、?

僕と佑香の二人で居る事が増えていって、、、。


なんだか? 僕の方が、佑香と一緒に居たいと思うようになったんだ!

だから、僕からさり気なく佑香に告白したんだけどね、、、!


『ねえ? 佑香!』

『なに? 賢二クン、、、?』

『これからも! こんな風に二人で居れたらいいね!』

『そうだね!』

『だったら? 僕たちは一緒にいるべきだよね!』

『まあね!』

『僕と今日から、付き合わない?』

『・・・いいよ!』

『ありがとう。』



僕も佑香も、あんまり言葉に出して話すのが得意じゃないから、、、!

いつも! LINEでの言葉だったり、小さな紙に書いた手紙だったり。

こそっと、、、! 二人だけの秘密のように、、、。


今思うと、、、?

僕と佑香だけが、繋がる言葉で会話をしていたのかもしれない、、、!





でもそんな時だった、、、!

ふたりで、デートしていた時、、、!

佑香が急に苦しそうにお腹の当たりを手で押さえて苦しみだした、、、!


僕は急いで、救急車を呼んで病院へ。



そこで、先生に聞かされた事は、、、?


『大変、申し難い事なんですが、、、立花佑香さんの病名は、、、?

子宮癌で、しかも、、、? かなり癌が進行しているようです!』

『・・・先生! 佑香は、治るんですよね、、、?』

『・・・・・・手術をしても、100%治ると言う保証はありません!』

『・・・そんな、』

『でも、直ぐにでも入院してください! このままだと彼女は助かり

ませんよ!』

『・・・・・・ははい、』



そして、佑香はそのまま入院した、、、!

僕は毎日、佑香のお見舞いに来たんだ、、、!


傍に居れる時は、ずっと時間が許す限り時間ギリギリまで一緒に居るように

したり、、、出来るだけ佑香の傍に僕が居たかったんだ、、、!



佑香が入院して1か月たったころから、、、。

佑香が僕に小さな手紙を帰りにくれるようになった、、、!



『これ! 絶対に家に帰ってから読んでね!』

『・・・ううん、分かったよ! ありがとう佑香!』

『うん!』




書いている内容は、大した事じゃない、、、!


以前、佑香からもらった手紙にはこう書かれていた!


『今日の賢二クン? ちょっと寝ぐせが付いてたよ! でもそこが

可愛いと思うな~佑香。』


【なんだよ! これ!】


僕は、そんな佑香の手紙が凄く嬉しかった!!!

他の人からしたら? どうでもいいような事だけど僕には凄く嬉しい事なんだ!

僕と佑香だけの時間を二人だけで楽しんでいたから、、、。



毎日、僕が佑香のお見舞いに行くと必ず帰りには佑香が僕にその小さな

手紙を渡してくれるのが、二人だけの日課になった、、、!


小さな幸せの積立預金のように、、、。

僕は家に帰って、佑香の手紙を読んで大切に保管する場所に置いて行く...。





でも、佑香は日に日に弱っていくのが、僕の目でも分かるほど、、、。

やせ細っていき、僕と話す時間より眠っている時間の方が増えていった、、、!


それでも、必ず僕に手紙を渡してくれた、、、!


字を書くのもやっとなのか、、、?

文字が斜めになっていたり、波打っていたり...。


文字数も減っている、、、!



この頃から、僕は家に帰ると毎晩1人で泣くようになった、、、!

佑香の事を考えれば、一緒に居る時には泣けないから...。



倒れてそのまま入院してから半年後、、、。

佑香が亡くなった......。


最後は、苦しむ事なく亡くなってしまった。


僕に最後の言葉を残して、佑香は逝ってしまった...。


『今まで、賢二クン! ありがとう。』

『佑香! 僕の方こそ、今までありがとうな!』

『・・・・・・うん。』


涙をいっぱい目に溜めていた佑香の最後を僕は忘れられない、、、!!!




・・・そして、僕に最後の手紙にはこう書かれていた。


『私の事は、もう忘れて! 幸せになってね! イイ女性ひと

見つけるのよ賢二クン! 佑香。』





僕はこれから、佑香以上の女性ひとと出逢う事が出来るのかな、、、?




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 病気の発覚辺りからリアリティーがなくなるかな…… 命にかかわるような病気ならば、 前駆症状(食欲がなくなる、顔色が悪くなる、など)があることが多いし、 身寄りがない、意識不明、などの事情が…
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