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掌編小説集  作者: オリンポス
贅沢品
32/32

ドリンクバー

相変わらずストックが溜まらないので、ギリギリで執筆しています。


あ、ちなみに、200字小説です。

「ここのファミレスは、食べ物を注文すると、無料でドリンクバーがついてくるんだ。自由に飲んでくれよ」

 友人の彼は、そう私に教えた。


「ふーん。良心的な店だね」

 彼の説明にあいづちを打ち、コールボタンを押す。

 私はアラビアータを頼み。

 友人もなにかを注文した。


「じゃあ、取ってくるね」

 ドリンクバーコーナーに置いてあるグラスに。

 オレンジジュースを注いで席に戻る私。


 すると友人は、慌てて言った。

「無料なのは水だけだよ」

サイゼリヤで「ペペロンチーノ」と「ミラノ風ドリア」を食べながら、急いで書きました。


これだけ食べても600円を切るサイゼリヤは、庶民の味方です(笑)。

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