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掌編小説集  作者: オリンポス
野球
2/32

ゴロ・フライ

文字数の関係で2話連続掲載というかたちをとりました。

【ゴロ】


「いよっし! ボテボテのゴロだ。セカンド、焦らずに一塁へ送球しろ!」

 監督はベンチから立ち上がって、声を張り上げた。

 だがセカンドは捕球すらせずにその場にうずくまっている。

「どうしたんだ?」

 監督が訊くと、

「ぼくのお腹の調子もゴロなんです。ゴロゴロなんです」

 セカンドは苦しそうに答えた。

「腹下りかよ」

 監督が指摘すると、

「いいえ、尻上がりです」

 セカンドの選手は抗議した。


【フライ】


「いやー、上手にあげたな」

 客席でみていたぼくは、感心したようにそう言った。

「これなら見事なタッチアップが期待できるぞ」

 さくっと一口かじる。

「うまい! もう一品追加!」

 えびフライがさらにもう一点プラスされる。

「毎度あり!」

 定食屋の店長は今日もうまくフライを揚げていた。

最近ハマっている野球漫画は、ちばあきお先生の「キャプテン」です。


絵は下手で、中身は薄い……。でも、好きになる。

それがキャプテンの魅力です。

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