表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/130

作戦会議

 探偵社のパクの部屋で真加部とパクが打ち合わせをしている。

 パクはカップラーメンを食べながらだ。口にラーメンをほうばり、箸を振りながら言う。

「つまりはその公安のエースを尾行しないとならないんだな」

「元公安な。そういうこと」

「GPSだとばれるか?」

「間違いないな。ここに来る前に自宅に行って、家の中を捜索したんだ。案の定、GPS探査機や盗聴器探査機がゴロゴロあった。いろどりみどりだな。奥さんはよくわかってなかったみたいだけどな」

「つまりはそういった機器を付けることも難しいってわけか」

「そういうこと。衛星で追えないかな」

「ああ、出来なくはないが、衛星画像にそこまでの精度は出ない。人がいるかいないかぐらいが限界だ」

「パクは衛星をハッキングしたことがあるのか?」

「衛星自体は難しいけど、地上局側のハッキングはやったことがあるな」

 パクは凄腕のハッカーだ。

「何かいい案はないか」真加部は悩む。

 パクはラーメンをすすっている。

 真加部はそのパクをじっと見て言う。

「よし、秘密兵器を使おう」

 パクはラーメンを口に入れたまま、固まっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ