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私立探偵 真加部阿礼  作者: 春原 恵志
100%の危機
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デュークの思い

 翌日の夕方。ひまりと阿礼がデュークを連れて佐橋家に向かう。

 阿礼は気付いたことの実証をするのが今回の目的である。

 佐橋家前に到着する。

 ただ、今回は佐橋家に挨拶はしない。内緒でこのまま作業を始めるようだ。

 阿礼が言う。

「これから、デュークに捜索をさせる。ひまりは彼が何を思っているかを掴んでくれ」

「わかりました」

 阿礼は昨日と同じように例の毛玉をデュークに嗅がせる。

 嗅ぎ終えたデュークは上目遣いで阿礼を見る。

 阿礼はうなずいて「サガセ」と指示した。

 デュークが動こうとする。昨日と同じでやはり家に向かおうとする。

「ひまり、デュークの考えを聞いてくれ」

 はい、と言ってデュークの頭に自分の頭を当てる。

 しばらく意思の疎通を図って目をむいた。

「あ、阿礼さん…」

 阿礼はひまりから話を聞く。

 やはり自分の考えが正しかった。

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