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官能小説家 咆哮記  作者: 余次元
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今日、ルノアールで

 今はなき、リラックスという雑誌があって、好きだった。あの空気感が。

 

 渋谷系みたいな人の雑誌だったのだろうし、リアルの自分とは少しどころか距離があるおしゃれ雑誌だったんだけれど、雑誌の後半の文章群からは、ストリートカルチャーから漂うアスファルトの香りがした。

 図書館で日がな一日潰せるような人間からは出てこないような崩れた文章からは、人の顔が見えるように思えたものだった。


 そんな雑誌の最後を飾るエッセイが、せきしろさんの「今月のルノアール」だった。

 自分はあれが好きだったというのを、先日立ち寄った喫茶店に置いてあった「去年、ルノアールで」を読んで思い出した。いまはなき銀輪の店主のブログと同じくらい好きだった。


 ああいうエッセイを目指すべきなんだろうか。せっかく書くのならとか思わなくもない。


 リラックスはなくなったし、銀輪も空井戸サイクルになって、それもなくなった。ストリートカルチャーは息しているんだろうか。みんなTwitterでしこしこ生きてるのか?

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