36/65
ブクマは消える、マッチのように
ひねもすブクマ待ちつつも、片手間にて仕事などしつらむ。
時折、作品情報など伺いに、来るとブクマ2つ増えており、大変気持ち軽く、仕事に戻る。
ところが、また見にいくと片方が消えてしまっている。
そんなことは、別段めずらしいことではないのだが、増えて行くものだという頭でいるために、ひどく落ち込む。そして、恨む。ブクマを消した人を。きさまー、僕をもてあそんだな!おれの中のシンジ君が怒りの雄たけびをあげる。しかし、ネット空間はゲンドウくんより反応がない。
ひとり涙して、カップラーメンをすする




