誤字五時、さぁいこう推敲!
小説を書き始めて、一週間が経った。1投稿に1イイねくらいついている。感謝の念に堪えない。
もしかしたら、同一人物なんだろうか。わたしとあなたはネット空間の中で股間を擦り合わせていようなものだぜ、素敵やろ?
そんな言葉をかけたいくらいだ。とはいえ、思ったより反応が伸びていないのは事実なので、「そんなに俺が悪いかよっ!」と悪態をつきつつ、投稿した文章を確認してみよう。正直たるい。「俺は先に進みたいってのにぃよー、おうおぅ。」わたしは広大なネット空間の片隅で一人オラつきながら、マウスを操作した。
結果、あー、結構五時ありますね、もうすでに誤字っている。直したつもりの文章が直っていないみたいなところもチラホラある。「肉棒」が「肉房」になっていたり、「やっていた」を「やった」に直したつもりが「やたっていた」になっていたり。仕方がねーので、直す。直して、見直したら、また違う誤字をみつける。やってらんねーが、やらねばならぬ。わたし以外の誰も、それをしてはくれない。仮にそんなことしてくれる人がいたとしても、リアル知り合いに俺の恥部は見せたくない。この小説は、俺の秘所、人に見せたら人生が終わってしまう。とかなんとか自分に言い聞かせて終わるとするじゃないですか、そんでそれをやっているうちに気づくわけです。
あれ、さきに投稿したやつと、今のやつ、話に整合性とれてなくない?って。まじかー。やべーよ。大体、もう少し膨らませようと思って、書き足したあたりのところがズレてくるみたいで、何度も直していたのでその分の修正が必要になるのであった。
「いつになったら終わるのよー」
中年男の叫びが深夜の住宅街に響き渡るのだった