エロフはフルスロットル
独身ウンディーネは、独身魔族を魅了してしまうんだそうで、普段は魔族の前には姿を見られない様にしているんだとか、色々大変なのね精霊も。
でも、結婚って制度なんて、この世界にあるんだと思いきや、無いって言われた。
「レイラさんや。
それはですね、周りの人がですよ、夫婦の契りを結んだと認知されてしまうことによるんです。
勝手に、項言われる様になるんです。
コロラさん所のユカさんてきな、事を回りが言い始めてしまい、どんどん広まっていく感じですね。
まぁ本人の前では言いませんがね」へぇー、そうなんだ。
「……」ルルリナが珍しく真面に話をしたから、槍でも降るんじゃないのかと、表し向けしてしまった。
「な、なんですか、その顔は」
「いやに、真面目に話すじゃないのさ」
「貴女をからかうだけが、私の仕事じゃありませんからね」こやつ、仕事と言いましたよ、からかうのが仕事、なんだよそれ!。
「はぁあ?。
なに、今迄、私、遊ばれていたの?」
「な、訳無いじゃないですか。
御馬鹿ですね、なにを本気にしてんだか知りませんが。
直ぐ信じて暴走するの止めたらどうなんですか」ケタケタ笑ながら言ってんじゃないわよ、ああ、腹立つ!。
「あ、そう……それはどうもすいませんでした」
「なんですか、その態度は、剥れても可愛い顔になるだけですよ」なんだと!。
「そんなんは、さて置きですね。
この状況を何とかしないと収集着かないですよ」た、たしかに……。
「レイラレスカ様。
大変申し上げ難いのですが、召喚された、精霊達はで御座いますが」なによ、改まって気持ち悪いなコロラさん。
「女神に呼び出されてしまった事で、ですね。
本来は肉体を持たない存在なのに、ヒューマンとして、この世界に顕現してしまったので御座います」ちょっとユカさん、絶妙なタイミングで続きを話すのやめてください。
て、そこ、なに偉そうに腕組んで、うんうん、してるんですか!。
「そうだぞ、レイラ。
女神の力は無闇に使うもんじゃない」今、始めて聞いたでしょうが、このダメ親父!。
「レイラや。
お父様の言う通りだぞ、もう少し自重して力を使わないと取り返しのつかない事に成りかねないんだぞ。
今更手遅れだけどな、精霊達は元の世界に帰れなくなっち、まったからな」スティ、久びさのご登場ですが、顔がエロいよ。
でも、スティゴールドの言う通りだ、顕現させてしまった、イフリート達は役目を終えたら消失して帰って行くのが、本来の流れなんだけど、肉体を持ってしまったことにより、もう二度と精霊の国には帰ることが出来なくなってしまっていた。
「レイラレスカ様。
だ、大丈夫で……ですよ」
「わ、私達も一度、えっと……この世界で住んで、みたいなぁなんて……」
「……ダ、ダイジョブイ」
ありがとう、アテナ、レム、ブルートー、引きつった顔でほろうは、あんまり嬉しくありません。




