ギルド、シンフォニア 後編
ルルリナ放置で、何故!? 私だけ攻められなきゃいけないのさ、それに、泣き崩し的に、遠見の鏡を見せられるってどうなの!。
「あの、レイラレスカ様……」もう、ユカったら……。
「わかりました、見ればいいんでしょ、見れば」
なんだろう、鏡っていうかさぁ、タブレットのテレビ版って感じじゃない、略してタブテレ、なんちって、て、違~う! こんなんで納得してたまるか。
だってそうでしょ、いじられ、なじられ、遊ばれてさぁ、私をなんだと思ってんのさ!。
でもさぁ……私がこうやってプンプンしはじめるとさ、オロオロする割には宥め様としないんだよ、呆れるってか……二人とも演技だろ! 突っ込み入れたくなるよ。
まぁ強ち嘘ではないのは、自分でも十分に理解しているから、一回魔法を暴走させかけたから、あんな思いは二度とごめんだよ。
ん? 何か見えてきたけど……え? ちょっと……。
『スティ、スティ……』な、生声って、テレビか! 生中継? リアルタイムオンエアー、て……。
「ティアラじゃんか
スピーカーも無いのに声が聞こえるのって、なんか変なの」ティアラはダークエルフ、小麦色の肌に似合い過ぎる、銀髪の長い髪がとっても綺麗、最初出会った頃は、嫉妬しちゃったよ。
美人でスタイル良くてさぁ、恨ましったらありゃしない、隣には絶対並びたくありませんね。
エルフといい、ダークエルフといい、美人さんが多すぎ、中には例外も居るけどさ……。
「レイラレスカ様。
それはですね、画面から直接音が聞こえるので御座いますよ」コロラさん、相変わらず固いな。
「え? どういう事なのさ?」
「向こうからは私共は見えませんが、こちらは通常と同等でして、相手と対話をしている状態になっているのです」なぜ、ユカさんに入れ替わる。
「ティアラ達からは見えなくて、こっちは隣いるってこと?」
「だいたい合っておりますが。
触れたりは出来ませんし、こちらの声も聞こえません。
ですが、画面の上に付いております、ボタンを押すと会話が出来るようになります」交互に話すの好きねお二人さん。
「じゃさ、押せば話せるってのとだよね……」
「ちょっと、貴女なに押そうとしてんですか」どっから湧い出たルルリナさん。
「え だって、押して話した方が早いじゃんか」
「そんな簡単な問題じゃないんですよ」
「ルルリナ様。
それを言うなら単純な問題ではで、御座いますよ」
「ちょっと、何処持っていくのさ。
届かないじゃんか、下ろしなさいよ」
「ここからでも見れるでしょ」なんだろう? なにか隠そうとしてない……?!。
「ルルリナ様。
あの手紙が神々のイタズラ……」はぁ? スティゴールドの胸に置かれた黄色の手紙が嘘だと?!。
「ちょっとユカさん、ばらしてどうすんですか、私は知りませんよ」神々の大嘘だなんて……。
「そ、そんな……ルルリナ様、何とかしてください」あ、ユカさん可哀想に……でも、教えてくれてありがとう。
「そんなこと言われましても……ね」ルルリナも、えげつな部下なら助けるとかしないのか。
日頃行いが悪いからこうなんるだよ、さて、遠見の鏡をどう取り返して、慌てるギルメンに伝えないと手紙は嘘ぱちって……。




