古民家な家
「俺の家はね、昔ながらの家なんだ……」御屋敷なんだ、二階に八畳間が三部屋と六畳間が一間と物置、一階が十二畳間が四部屋、二十畳の台所、応接間、トイレが三部屋にユニットバス、離れが一軒で渡り廊下付き、納屋に庭付き駐車場が車六台分、勇也さん曰く、古民家だそうです。
それと日本って国だとか、なぁんか、知らない事が多そうで覚えなきゃいけない事、沢山ありそうな予感。
少し前に改築工事を終わらせたばかりで、木の良い香が廊下に漂っている、思わず深呼吸してしまいそうだよ、う~ん、いい臭いです。
それにしても聞いた事の無い、車? ユニットバス? ってなに?。
「ねぇ、勇也さん……」コロラさん、ちょっと前出てこないでよ。
「あの、車とは何の様な、物なのでしょうか?」私が質問しようとしたのにさぁ!。
「何て言えばいいんだろう。
コロラさん達が居た所には、どんな乗り物があったの?」ちょっと、勇也さんも勇也さんだよ、私を無視とかどうなのさぁ! 。
「荷馬車……は違いますね、すいません、徒歩が支流になので、余り乗り物とゆう物に乗る機会が無かったので……」
「それならさぁ、ば……」またですか、てか、塞がれましたよ。
「あの、馬車とかでは、ありませんか?」ねぇ、お二人さん、態とですか?。
ククク、口を押さえてルルリナがヒクヒクしてる。
「馬車? え? 乗り物って馬車しかないの?」ちょっと、ルルリナさん、やめなさいと目で訴えた。
「いえ、乗り物に乗ること事態致しませんので、支流では御座いません」うわぁ、不適な笑み浮かべて微笑んだよ。
「荷物とかはどうしてるのさ」ルルリナが口をパクパクさせて何かを言い始めた。
「えっとですね、この鞄に収納出来るんですよ」え? なんだって? お馬鹿に浸ける薬はない、ざまぁみろだ! ふ、ふざけんなぁ。
「異次元収納鞄か、あ、そんなのすっかり忘れていたぞ。
てか、おい、後ろのお二人さんや、何ジャレ合っているんだ。
ウザいからやめろ!」
「え?! だって、ルルリナが……」
「レイラが相手すらから付け上がるんじゃないのか」
「えぇ、なんで私が悪い事になるのさぁ
こいつが、こいつが悪いんじゃないのさ」
「酷いですね、貴女は私をなんだと思っているんですか?」
「そんなの私をからかって遊ぶ人だと思ってるよ」
「あっそうですか、この似非女神が!」
「似非って……。
あのさぁ、言っていい事と悪い事があるのは分かるよね?」
「煩いですね、この似非女神」
「ルルリナ! あんたさぁ、いい加減にしなさいよ。
自分が神の力を剥奪されたからって、私に当たることは無いんじゃないの!」涙目になってさぁ、フルフル震えるんじゃない。
「レイラや、言い過ぎだぞ。
何が合ったかは知らないが謝りなさい」スティ外見に騙されちゃダメだよ、こいつは困難でも、酷い奴なんだからさぁ。
でも、スティゴールドはなんて格好いいの。
ハンサムで凛々しくて、ボーイッシュな金髪、程好い肉付きがとても溜まりません。
はぁ、良い男ってのはこういう人を指すんだよ、ユレイブと真人なんて、ゴミよゴミ。
「おい、レイラや! 聞いてるのかい」
「……聞いてるけど、でもさぁ」
「レイラ!」ひ、怒った顔もまたいい……。
「ルルリナ、ごめんね」あ、何故謝ってるんだ、私は悪くありませんよ。
「…なんですか?! 鼻の下伸ばして言われても嬉しくないですよ」あ、そう……伸びてて悪ぅうございました。
「あの、話は終わったかい?」
「……す、すいません、勇也さん」
「じゃ車の説明に戻ろうか」なんだろう、このスルー的な発言は。