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秘密結社KW 誕生

草加部はタバコを吸いに行った。


星がきれいに見えた。これからの季節は星が見えやすくなる。


草加部はタバコに火を着け、星を眺めていた。


歩道から佐藤が手を上げているのが見えた。


”あっ佐藤さん?”


草加部は歩道側に向かった。佐藤は営業所の出入り口の方を指差した。


”向こうでという意味か?”


草加部は手を上げ出入口に向かった。そのまま歩道に出て、前回と同じように公園の前に行った。


「お世話になってます。」

草加部から挨拶した。


「いえ、こちらこそ。」


佐藤が話し始めた。


「草加部さん、グリミーをハラスメント撲滅キャンペーンのキャラクターにしたいと連絡がありまして、その許可を頂きたいんです。」


「おー嘘?」


「いや、本当なんです。まずは運送業界への指導から始めて、次に他の業界、学校教育にまで。各省庁が準備始めています。」


「キャラクターと言ってもイラストはないですよ。」


「いや、いいんですよ。小説を使わせてもらいたいということです。あと、ハラスメントはカッコ悪い、ダサい、臭い。」


「なるほど、そういうことなら構いませんよ。」


「金額のお話しはまだ来てないので次回ということでお願いできますか?」


「お金?教育目的ならいらないです。」


「えっ?」


「商業目的なら要相談で。この世からハラスメントやいじめがなくなら、無制限で使って下さい。ここまでやれたのは佐藤さんのおかげですから。」


「草加部さん、それは素晴らしい。」


「かえって話題になって小説のアニメ化や映画化の話しがくるかもしれませんよ。どんどん使って下さい。」


草加部が何かを閃いた。


「あっそうだ。Tシャツを販売させて下さい。キャンペーンの時に着るTシャツを作りますから、それを各企業に販売させて下さい。」


「なるほど、枚数限定で手堅くしたらどうですか?」


「そうですね。各企業10枚数限定とか。」


佐藤は考えながら言った。

「その分の税金は免除とかできないかな~」


「それはありがたい!ダメ元で聞いてみて下さい。」


草加部は話しを続けた。

「イラストは綿貫さんがもらった似顔絵はどうですか?あと、全国的にイラストコンクールを開くとか、こうはなりたくないっていう感じのイメージしたものを描いてもらって応募してもらうとか。」


「いいですね。話が尽きませんね」


「ナイトワーカーズを非営利目的の法人にしようかと考えてるんですよ。ハラスメント撲滅を目指す。被害者の心のオアシス的な存在を目指して憩いの場を作るみたいな。」


「すばらしい。」


草加部は嬉しさからか興奮して頭の中でいろいろ駆けめぐらせた。

「会社のロゴはどうしようかな?ナイトワーカーズだからNWからのイメージで」


佐藤は真剣な顔で草加部を見て言った。


「草加部さん、KWでしょ。」

「え?KW?」



「ナイトワーカーズ[night workers]は、

 夜間に働く人たちの方ではなく、

 労働者の騎士[knight workers]ですよ。」


「えっ?」


草加部は考えてもいなかったことを言われ驚いた。


「労働者の騎士?」


「草加部さん、自分で気づきませんでしたか。あなたは、どちらかというと、こっち側の人間ですよ。」


草加部は衝撃を受けた。


「・・・・」


「表向きは、

 ナイトワーカーズ[night workers」で、

 もう一つの顔は、

 ナイトワーカーズ[knight workers]

 というのはいかがですか。


 秘密結社

 ナイトワーカーズ[knight workers]。」


佐藤は笑顔で、

「我々もここまで大きくなったらもう無視できない。協力し合いませんか。」


「悪くないですね。」


「じゃ、そういうことで。また連絡します。」


「はい、よろしくお願いします。」


佐藤は自分の車の方に歩いて行った。草加部はタバコに火を付け、そのまま喫煙所に向かった。


“秘密結社”

“ナイトワーカーズ[knight workers]”


初仕事としてグリミー3号の能見と話してみるか。

 

ーつづくー

『読んで頂きましてありがとうございます。』


ちょっとでも、

面白い、

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と感じて頂けましたら、


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