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グリミー《ある運送会社の物語》  作者: ナイトワーカーズ
第二章 ナイトワーカーズ
54/92

暗殺実行。

向こうから人が歩いてきた。


“公安の佐藤さん?”

“どっから来たの?”


佐藤は草加部を見ながら歩いてきた。明らかに接触だろう。


「草加部さん。先日はありがとうございました。」


嫌なタイミングだ。


「あ~どうも。こんばんは。」

「民族紛争勃発。苦労されてますね。でも、あのリストからよくここまでの仮説を導き出せましたね。呪縛。」

「なんでしょうね。たまたまというか普段から考えてはいたので、頭の中で繋がったという感じでしょうか。」

「呪縛を解いたわけですからね。一晩で。」

「は~、いや、ありがとうございます。」

「グリミー会への怒鳴り込みも凄かった。あれは肩すかしですか?と思ってたら肘が極ってた。」

「見てたんなら助けてくださいよ。」


草加部は思った。

“凄い人かもしれない。遠目で見てここまでわかる。”


「もちろん、ヤバそうな時は行くつもりでしたがね、いや~実に鮮やかだった。」


佐藤は続けた。

「あと、村上と嵯峨はキツイですね。あれは一線越えてると言っているのが分かります。」


「もう貫くしかないと思っています。」


佐藤は姿勢を直し言った。


「錦の旗は改革派にあるんですよ。バックには国家がついてるんです。」

「国家?」

「こないだのお話しは本当の話しですよ。モデルケースとして広めて行くと決定したそうです。」

「だから、そこまで仰々しいものじゃないですよ。」

「草加部さんはこれまで通り、自分がやるべきことをしていただければ結構です。それで、こないだ工作員を送り込んどきましたから。」

「え?工作員?」

「覆面ドライバーです。国土交通省が前々からやっていることです。優秀ですよ。特殊な訓練を受けています。優秀すぎると目立ちますから、周りに合わせる訓練も受けています。気にしなくて大丈夫ですから。」

「気にしなくていいと言われても。」


「草加部さん、コンビニ行くんですよね。」


草加部は“ドキッ”とした。

“バレてるのか?”


佐藤はその様子を見ながら、

「あっちにはコンビニしかありませんから、そう思っただけですよ。」


「そうです。コンビニです。」


「引き止めてしまいましてすいませんでした。」

と、営業所の方に歩いて行った。


草加部も歩き始めた。


“どこまで知ってんだ?”

“もしかして暗殺のことも?”


自分でも挙動不審さが分かるくらいキョドっていた。


“覆面ドライバー? 工作員。”


“バックには国家がついている。”

“自分がやるべきことをやればいい。”


“・・・何なんだ?”


コンビニの明かりが見えてきた。


気を取り直す。


T字路の交差点にあるコンビニに入った。

いつもの店員がいる。

結構年配の人だと思う。

白髪で短髪で黄色い縁のメガネをかけていて色白の陽気そうなおじいちゃん。


「はあ~!」


いつもこうなのだ。草加部が行くと、

「いらっしゃいませ。」じゃなく、

「来た来た」とか「はあ~!」と言われる。


草加部は気にせずスマホを操作しながらレジに向かう。荷物受け取りのバーコードが表示された。


「すいません。荷物を取りにきました。」とスマホの画面を出した。


「は~!荷物!」


草加部は笑ってしまった。

“このおじいちゃん大丈夫か?”


「はい、荷物です。」


店員は黙ってスキャンをした。

え~とと後ろ側からすぐに出てきた。


ピッピとスキャンして、

「は~い、こちらですね。」

と渡された。


レシートを受け取りコンビニを出て来た道を戻った。


妙に緊張していた。ドキドキというか緊張だ。これを朝の帰り際に渡せば済む。


こういう時、殺し屋はどう渡すんだろう。洒落たセリフの一つも言うのだろうか。


いろいろと考えたが、サクッと終わらせようと決めた。


そして朝になった。7:43分


全て終了して帰り際にカケルに挨拶してプレゼントを渡した。


カケルはダンディに、

「おー、ありがとう。」と、言い受け取った。

「お守りですから。」


サクッと終わらせた。


ー第二章 終わりー

第三章につづく

『読んで頂きましてありがとうございます。』


ちょっとでも、

面白い、

続きが気になる、

更新 頑張って、

と感じて頂けましたら、


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